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熊本スイカ:スイカの苗に風通し

FLC日記 2012年1月30日(月) 晴れ

熊本スイカ農家の石貫さんところに取材に行ってきました。
今日からスイカの苗たちに風をあててあげるとのことでした。

熊本スイカ:スイカの苗に風通し_a0254656_1401855.jpg


苗の植え替えから10日元気に育っています。
まだ、白いお家はかけてあげとかないといけないとのことですが、ちょっとだけ見せてもらいました。

順調に生育中です。
3本の枝を伸ばして、その中から一番良いスイカを育てるとのこと。
これからは、長年の勘で温度調整をしていくそうです。
一つ一つ手作業でビニールをあけ、風を通すとのこと・・・。
奥様曰く、「一つ一つしなくても、まとめてするように工夫できるのに、この人はこだわって自分の目で確かめながらしないと気がすまないのよ!」
と、笑顔で石貫さんのこだわりをお話してくれました。

熊本スイカ:スイカの苗に風通し_a0254656_1414034.jpg


また、ハウスの前には水道管の配管の準備も同時進行中です。
「水をあげることは1回か2回あるかないか!まったくあげずに育てた年もあったけど、もし必要なときにかわいそうだから、本当に美味いスイカを作るために準備だけはしとかないとね!」
とお話いただきました。

ハウスの前の配管は、毎年この時期に準備して、収穫が終わったらまた収納するそうです。
これからの温度と水の調整が大事で、その手間ひまこそがこだわりぬいたスイカになるのだと思いました。
今写っているパイプは配管が終わると土をかけきれいに整備してまた仕事がしやすいようにするとのことです。

熊本スイカ:スイカの苗に風通し_a0254656_14105985.jpg



心配された先日の雪は、「このアタリでは全然降らなかったよ!だいぶ違うね。」と笑ってらっしゃいました。
でも、この時期からスイカを育てるのは容易なことではありません。
本来夏に育つスイカを、まだまだ寒い1月から育てるわけですから、ハウスの温度管理が重要です。
今回は『肥後漫遊』と言う銘柄のスイカの取材をしました。
糖度は12.5度ほどになり、収穫時期のサイズはLLサイズ(7~8kg)になります。
ゴールデンウイークには初荷を出すとのこと・・・。
本当に待ち遠しい限りです。
カットされパックに入れられたスイカではなく、丸のままの歯ざわりが良く、みずみずしい甘い熊本スイカをぜひたくさんの方に紹介して、食べていただきたいと思いました。


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# by flcps | 2012-01-30 14:26 | 熊本スイカ | Trackback | Comments(0)

FLC日記 竜門ダム

2012年1月29日(日) 晴れ

ここ(㈱旬援隊)から直線距離で約9kmにある『竜門ダム』を本日はご紹介します。

FLC日記 竜門ダム_a0254656_8564037.jpg


菊池川水系の迫間(はざま)川上流の日本で有数のダムです。
高さが約100mあります。
写真を撮ったときにその場にいらっしゃった地元の方にダムの高さを尋ねると
「ここん(ここの)高さかい?100mあるとばい!こらぁ(これは)日本一ちゅう(と言う)話ばい!!」と教えてくれました。
(正確には、堤高99.5m、堤頂長620m、総貯水量4250万m3です)

FLC日記 竜門ダム_a0254656_92639.jpg

(写真は11月下旬に撮ったものなので、紅葉が写っていると思います)

重力式コンクリート・フィル複合ダムの高さ(堤高順)を比べてみると、日本で一番高いのが竜門ダムです。
菊池川の治水及び熊本県北部地域・福岡県南部地域への利水を目的とした特定多目的ダムで、平成14年に完成しました。
熊本国体の際には、ボート競技の会場になりました。
菊池温泉、菊池渓谷、阿蘇観光ルートの玄関口にもあることで、たくさんの観光客も訪れます。
2月には『竜門ダムワカサギ釣り大会』も開催されるとのことです。

FLC日記 竜門ダム_a0254656_9343854.jpg


昨日ご紹介しました、熊本県七城町砂田のレンゲ米農家の野中さんの田んぼもこのダムの下流にある迫間川と、
菊池渓谷に水源を持つ菊池川の間の肥沃な土地にあります。
もちろん、『竜門ダム』の水は、有明海に続く熊本や福岡の土地全体の治水や農業用水・工業用水として利用されているわけです。

今から建築予定の全国のダムに関しては、賛否両論さまざまです。
しっかり議論を重ねて、決定していただきたいものだと思いますが、この『竜門ダム』は、31年もの年月をかけ建設され、
大きな役割を果たしています。
昔、祖母に洪水(菊池川の氾濫)の話を聞いたことを思い出しました。
水の怖さ、水のやさしさ、そして何より生きるために必要な“水”と言うものを、しっかりと考えてみようと思いました。
そしてその“水”こそが、安全・安心な旬の食物を育てます。
その命の食物(旬な食材)を皆さんにお届けすべく、今日もがんばって準備していきます。

                      FLCパートナーズストア 笠 泰紀
# by flcps | 2012-01-29 09:56 | 菊池市 | Trackback | Comments(0)

砂田米 熊本県七城町砂田のれんげ米

FLC日記 2012年1月27日(土) くもり

10日ほど前のことになりますが、1月17日(火)にれんげ米農家の野中さんの取材に行ってきました。
とても寒い一日したが、晴れわたった空がとっても気持ちの良い日でした。

砂田米 熊本県七城町砂田のれんげ米_a0254656_9245777.jpg


熊本県菊池市七城町砂田と言うところです。
砂田=菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざったこの田んぼの七城町の砂田米は全国的に有名です。
阿蘇(鞍岳:くらだけ)と八方ヶ岳からの清流に恵まれた肥沃な土地で、日本一のお米が作られています。

特に、野中さんの田んぼでは、毎年12月にレンゲの種をまき、レンゲを育てそれを肥料として使っています。
レンゲは花が咲くとそのころに、養蜂農家さんがハチミツを採るためにたくさんのミツバチをつれてきます。
そのころのことはまた後日ご報告するとして、今日はレンゲの芽が出たと言う報告です。

砂田米 熊本県七城町砂田のれんげ米_a0254656_941553.jpg


最近はれんげ米を作る方も年々少なくなってきているようです。
レンゲの種をまいても発芽するのは約7割とのこと・・・。
もちろん生き物ですから、自然に左右され安定した肥料となるべくレンゲが育たないのがその要因です。
ただ、レンゲを肥料として巻き込んだ田んぼには、本当においしいお米が作れるとのこと。
「やっぱり、自分が食べて“美味い!”と思えるコメを作りたい。だから俺はレンゲにこだわっているんだよね。」
と、れんげ米農家の野中さんが話してくれました。

砂田米 熊本県七城町砂田のれんげ米_a0254656_9472841.jpg


今後も取材を続けていきます。
レンゲが育ち、花が咲き、ミツバチが蜜を集め・・・。
役目を果たした花もろとも、土に巻き込み肥料となる。
それから、いよいよお米作り!
そのための肥沃な田んぼを今準備中です。

“米”と言う漢字の由来となっていると言われている、お米つくりの“八十八の苦労”を、お伝えできればと思っています。
野中さんの自慢の『七城町砂田のれんげ米』を、多くの皆さんにご紹介して、ぜひ食べていただきたいと思います。

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# by flcps | 2012-01-28 10:01 | 砂田米(熊本県七城町) | Trackback | Comments(0)

FLC日記 何の音?

2012年1月27日(金) くもり

この冬一番の寒さの昨日のことでした・・・。

13:35キッチンのほうから何かの音がします。
駈け寄ってみると水道がやっと開通していました。

冬のこの季節は、ここでは毎晩、水を出しっぱなしにしています。
キッチンとお風呂場です。

キッチンには2ヶ所の蛇口があり、それとは別に瞬間湯沸かし器の蛇口もあります。
瞬間湯沸かし器は、凍結して破損しないように中の水を抜いておかないと大変です。
凍り割って一晩でだめになります。

また、通常の蛇口も水を出しておかないと、朝はほとんど使えません。
昨日ももちろん水を出しっぱなしにしておいたのですが、向かって右側の蛇口はご覧のとおり凍っていました。
右側の蛇口の水の出し方が甘かったようです。

FLC日記 何の音?_a0254656_10383547.jpg


何でこんな形に凍ってしまったのかはわかりませんが、あきらめて左側の蛇口でことを済ませていました。
すると、13:35にその氷が解けて大量の水が出てきたのです。
お昼ごはんの準備中に蛇口に触れていたらしく、水道が開いたままの状態になっていたようです。
いやぁ、びっくりしました。

ここの水は、もともと川の水を上流から引いていたのですが、安定性にかけることと、
冬の時期の凍結でパイプの破損が多く、大変だと言うことで、今は井戸を掘り井戸水でまかなっています。
夏でもすごく冷たくおいしいお水ですが、冬の時期はたまりません・・・。
冷たいのなんのって、本当に指がちぎれるくらいです。

この冬一番の寒さを侮っていました。
もちろん外の蛇口からは終日水は出ませんでした。
1日中凍ったままの状態でした。

今朝も、マイナス4℃で外の水はもちろん出ません。
昨日の失敗を繰り返さないため、少し多めに水を出していたので、今朝はキッチンの蛇口は2つとも無事でした。

全国的に、まだまだ寒さは続くようです。
寒さ対策とインフルエンザ予防にお気をつけください。
ここもまだ雪が残っており、先ほどこられた電気料金の検診のバイクの方もすっごくつらそうでした。

がんばってこの寒さを乗り来るぞ!
それにしても、本当に春が待ち遠しいです・・・。

                      FLCパートナーズストア 笠
# by flcps | 2012-01-27 11:01 | FLC | Trackback | Comments(0)

FLC日記 この冬一番の寒さ

2012年1月26日(木) 晴れ

今朝は寒かった・・・。
外気温がマイナス7℃!
室内(北側)はマイナス2℃でした。

心配された雪は思ったほど積もらず、約2センチの積雪で、何とか乗り切れそうです。
ただ、薪ストーブをガンガンたいても、現在6℃までこのエントランスは上がったものの、
寒いのなんのって、外で作業をする気になりません。

昨日は、お昼2時ごろが雪のピークで、見る見るうちに積もっていきました。
(写真は昨日朝とほぼ同じアングルのもの。雪が増えてるのがわかりますかね?)

FLC日記 この冬一番の寒さ_a0254656_11124135.jpg


ここの前の道に車のわだちがあったので、山でお仕事をされる方は
朝早くからお仕事に向かわれたのだと思われます。
東側のカーブの路面がいつも凍結するので、後ほど塩化カルシウム(菊池市より支給)をまいて、
滑らないようにしておこうと思います。


いくつか足跡が残っていました。
イタチかタヌキかなと思っています。
今朝は、イノシシの足跡は見つかりませんでした。
わかりつらいと思いますが、写真アップしておきます。

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この寒さ、先日取材したスイカたちは大丈夫でしょうか?
そこはここよりずいぶん低いところにあり、雪が積もっていることは無いでしょうし、
ハウスとスイカ用の例の白いお家があるので心配ないと思いますが、
近々また取材をして、今日の様子も聞いてこようと思っています。
4月の末の収穫に向け、本当に日々のご苦労は絶えないと思います。
早く全国の方々においしいこだわりスイカをお届けしたいものです。
(こんな寒い日にスイカの話はおかしいですね。笑い!)

暖かい日差しがさしてきました。
そうこうしているうちに、薪ストーブのおかげで、室内は11℃まで上がったみたいです。
薪ストーブ最高!!!
寒さに負けず今日もがんばります。

                      FLCパートナーズストア 笠
# by flcps | 2012-01-26 11:16 | 自然 | Trackback | Comments(0)