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太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!

FLC日記 2015年5月18日(土) 晴れ
さて問題です!
なんの花でしょうか?
太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_17493768.jpg
葉っぱを見てピンと来た方もあるかもしれませんね!
これは、『太秋柿』の花です!

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_1752236.jpg『太秋柿』は、「梨のような食感、ぶどうのような甘さ」と称される、秋の果実の王様です。
熊本県山鹿市鹿北町岩野の柏ノ木の「古川果樹園」さんの『太秋柿』は、糖度がなんと、驚きの18~20度!!最高級です!!
スイーツのような甘さと、シャリシャリの食感がたまりません!!

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_18183468.jpgこれは、昨年11月の収穫の時期の写真です。
「古川果樹園」さんは、まさに匠の農家さん!「古川果樹園」さんの代表の古川孝人さんと奥様のアツ子さんは、とっても素敵なご夫婦です。仲良しの二人三脚で、“本物”と呼べる『太秋柿』を作り出す名人です。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_17565311.jpgその名人の柿園は、いつ伺っても本当にきれいに管理されています。
「古川果樹園」さんでは、このように柿園を全てをネットで覆っています。
理由は2つあります。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_1835284.jpg1つ目は、野生の鳥や動物達がその美味さを知っていて、放っておかないからです。
もう1つは、台風対策!『太秋柿』の収穫前は、台風のシーズンなので、ネットを張り巡らすことで、強風から『太秋柿』を守ると言う役割も果たすんです。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_1855656.jpg5月1日に伺った際は、まだまだこうして蕾(つぼみ)でした。
『太秋柿』の花も見る機会はなかなかありませんが、その前の蕾も初めて見ました。
『太秋柿』は、この蕾からもわかるように、たくさんの花を付けます。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_1893189.jpgそして、開花後、こうしてたくさんの花を落とします。
満開が過ぎた頃には、柿園の中は、『太秋柿』の花のじゅうたんを敷き詰めたほどに、たくさんの花が散るのだそうです。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_1824812.jpg「笠さん!こっちこっち!!このあたりは満開に近いかなぁ・・・。」
古川孝人さんに、そう案内され、見上げるとたくさんの『太秋柿』の花が咲いていました。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_18263433.jpg「もうこうして、20年以上も『太秋柿』を作り続けているでしょ?1本1本果樹の特性があるとよね。だから、この子達が、どの果樹が早く花を咲かせ、どの果樹が遅いのか全部わかるとたい!」
そう笑顔でお話いただきました。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_18305623.jpg「古川さん!今はどんな作業をしてるんですか?」そう問いかけると、
「今はね、ネットの補強作業をしてるとたい!どんなに大事に育てても、台風が1番怖かとたいね!自然相手の作物だから、台風でホントダメになることもあるけん、その対策として、ネットの間にもう1本補強用の支柱を立てよるとたい!」とお話いただきました。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_18383591.jpgまた、「古川果樹園」さんでは、こうしてネットのワイヤーからメインの幹をひもで吊るしています。これももちろん台風対策です。
さらに、『太秋柿』が実をつけ始めると、その枝1本1本をさらに吊るしていくのです。

太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_18435235.jpg「花が咲き終わり、着果したら、約6割は摘果するとたい。その残りのわずか4割を大きく、美味しく育てるわけだから、大切に育て上げんとね・・・。」と古川さん。
7月から8月にかけての最も暑い時期に、はしごを上り降りしながら、1本1本の枝を吊るす作業を毎年毎年繰り返しています。
まさにこだわりの匠の技です。とてつもない手作業を繰り返しているのです。摘果の様子、枝つりの様子はまた後日取材してこのブログでご紹介いたします。
太秋柿 古川果樹園 柿の花咲きました!_a0254656_18551314.jpg
「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの『太秋柿』をネット独占販売いたします。
大切に大切に育て上げた『太秋柿』から、さらに選びぬかれた『太秋柿プレミアム』と、その中でもさらに大きいものだけを厳選した『太秋柿プレミアム“極(きわみ)”』です。
いずれも数量限定・完全予約販売の商品となります。
10月末からの出荷予定です。
これからも、成長の様子や、匠の技、惜しまぬ手間ひまを取材していきます。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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# by flcps | 2013-05-18 19:07 | 太秋柿 | Trackback | Comments(0)

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!

FLC日記 2013年5月17日(金) 晴れ
大玉スイカ『祭りばやし』は、糖度12度を超え、スイカならではのあのシャキシャキ感が人気です!
熊本県山鹿市鹿央町の匠のスイカ農家さん「岡山農園」さんが精魂こめて育て上げた、とびっきりのスイカをお届けいたします!!
大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_17345610.jpg
大きなスイカをカットして、1口目をがぶりと!
さわやかな甘さが口いっぱいに広がり、ん~!!たまりませんね!

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_17504594.jpgスイカは、果肉の約90%以上が水分です。
あまり、栄養価が低いように思われがちですが、最近の研究で、体内の毒素を排出し、抗酸化作用などの働きがある成分が含まれていることも分かってきました。また、2日酔いにも効果的だとも言われています。
スイカの赤い色は「リコピン」と言う成分です!
この「リコピン」は、動脈硬化やガンなどを引き起こす活性酸素を抑制してくれるのです。スイカのリコピンは、トマトの約1.5倍の量を含みます。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_181555.jpg太陽の光と、大地の恵、「岡山農園」さんのたくさんの愛情を受け、現在とても元気に成長中です!
この時期には、“玉かえし”といって、1玉1玉を太陽の光が満遍なく当たるように、動かす作業が行われていました。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_1853620.jpg「岡山農園」さんでは、スイカの苗1本から、たった1玉だけのスイカを収穫します。
スイカの苗が、その1玉に全精力を費やせるよう、全力サポートをして育て上げるのです。
その様子を、簡単にご紹介します。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_1811482.jpgスイカの苗床です。ハウスに定植(植え替える)まで、管理のしやすい狭い場所でこうして育てます。
でも、この苗たち、実は「かんぴょう」なんですよ!

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18124464.jpgスイカの苗は、こちらです!
「ん?どういうこと?」とお思いでしょう!
実は、スイカは、かんぴょうの苗に接木をして育てるのです!!

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18155658.jpgそれは全て手作業で行われます。スイカの苗をかみそりで斜めに切り、竹串でかんぴょうの苗に穴をあけ、1つ1つ差し込んでいくのです。
この日は、「岡山農園」の岡山和功さんとお母様の文代さんがその作業をされていました。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18192074.jpgこの苗たちの、根っこから二葉まではかんぴょうです!その上はスイカです。もちろん成長するとスイカができます。
かんぴょうの根っこで育てるほうが、スイカが元気に育つのです!

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18254650.jpg定植(ハウスに植え替える)と、そこからは「岡山農園」さんの徹底管理がスタートします。
これは、“つる引き”という作業です。伸びたつるを通路側へ引き戻す作業です。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18292895.jpg岡山祐大さんが説明していただきました。
「うちでは、「3本立て」といって、1本の苗から3本のつるを伸ばします。でも実らせるのは、たったの1玉です。残りの2本はその1玉を最高な状態に育て上げるためのサポートつるです。」

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18352739.jpgこれがスイカの花です。スイカは、雄花と雌花を1本の苗でそれぞれ咲かせる「雌雄異花」の植物です。
そのため交配(受粉)をさせなければなりません。自然界では虫たちが飛び回り受粉するのですが、ハウスの中ではそうはいきません。
雄花を摘み、雌花に受粉させる交配作業を1つ1つ手作業で行うんです。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18453049.jpg交配作業が終わり、受精ができるとスイカが実り始めます。これは“摘果”という作業です。
3本のつるの中から、最もベストなスイカを1玉だけ残し、残りの2つはこうして切り落としていくのです。
その間も、余分な脇芽をかぐ“芽カギ”作業、いらない花を摘む“摘花”作業などなどの徹底管理が行われます。
最も難しいのは、温度と湿度の管理です。
毎日のハウスのビニールの開閉で、これぞ匠の技により、全てをコントロールするのです。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_18514798.jpg収穫を待つスイカたちです。
スイカの1玉1たまには、着果棒といって、色分けされた目印の棒を横に立てています。
交配の時からスイカ達は管理され、出荷する日にちのの目安にするのです。

大玉スイカ『祭りばやし』 まもなく販売スタート!_a0254656_1952356.jpg「岡山農園」さんは、岡山和功さん、祐大さんのご兄弟と、お父様(忠和さん)、お母様(文代さん)で、最高級のスイカを育てる、まさに“匠”です。
お父様、お母様の豊富な経験と、若いお二人の研究心が大きな力となり、“本物”と呼べるスイカを育てています。
「岡山農園」さんの『祭りばやし』を、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売いたします。
選びに選びぬかれた“極選”のスイカのみの数量限定、完全予約制の販売です!
まもなく下記「FLCパートナーズストア」のホームページにて、予約受付をスタートします。
お見逃しなく!!

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# by flcps | 2013-05-17 19:17 | 熊本スイカ | Trackback | Comments(0)

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!

FLC日記 2013年5月16日(木) 晴れ
「今年もとっても良い『山あいの南高梅』ができそうですよ!いや、例年に比べても、今年のほうが玉太りも、収量も良いんじゃないですかねぇ!!」
「小春農園」専務の小原将輝さんが、お話いただきました。
山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_17372358.jpg

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_17385011.jpg熊本県山鹿市鹿北町の「小春農園」さんの梅園に取材に伺いました。
「小春農園」さんでは、超自然派農業で、有機肥料を使った安全・安心な南高梅を栽培しています。
澄んだ空気と、日のあたる斜面!「小春農園」さんのたくさんの愛を受け、今年も元気に『山あいの南高梅』が育っています。

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_18104346.jpgカメラのレンズ越しに見た南高梅は、まるで桃のようでした!
「こんなに大きくなったんですね!もう収穫できるんじゃないですか?」とたずねると、
「すごいでしょ!もう1回りくらい大きくなると思います。でも収穫は1ヶ月先ですね!」と小原さん。

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_18152077.jpg「笠さんは、昨年の収穫を見てるので、お解かりでしょうが、まだまだ葉っぱが繁るんです。そうして果実が日陰になると、この赤い色が青梅の緑に変わるんですね。もちろん日陰にならずに赤い部分が残る青梅もありますが、それはそれで太陽の恵みをたくさん受けた証拠ですね!」

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_1819137.jpg下から見上げても空が見えないくらいに葉が繁り、その葉っぱで太陽の光をいっぱい浴び果実に送り込みます。
このブログでも何度もご紹介しているように、「小春農園」さんでは、杯状形(はいじょうけい)に全ての梅の樹形を整えてあるので、1本1本の果樹全体にきれいに光が当たるのです。

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_18251087.jpg「先日伺った際には、きれいに草刈をされていましたが、もう随分草が伸びてきましたね。」と言うと、小原さんは
「この草は、伸びているのではなく、伸ばしているんです。先日の草刈は、そのまま今の果実の有機肥料となり、この草は、収穫前に刈るんですが、収穫後の果樹を元気にするための有機肥料にするんです。土が元気だから、やはり草が伸びるのも早いですよね。だから、この草は、あくまで“伸ばしている”んですよ!笑」と笑顔でお話いただきました。
山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_1832294.jpg
平成25年度の「小春農園」さんの『山あいの南高梅(青梅・完熟梅)』の予約販売の受付をスタートしました。
今年も、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売です。

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_18361797.jpg「小春農園」専務の小原将輝さんです。梅園から少し登ったみかん畑で撮影しました。
「小春農園」さんでは、代表でお父様の「小原正宏(おばるまさひろ)」さんの、豊富な経験と技、息子さんの「小原将輝(おばるまさき)」さんの専門知識により、さまざまな食材を育てている匠の農家さんです。『山あいの南高梅』をはじめ、柑橘王『デコポン(肥後ポン)』、『ザ・みかん』、有機栽培の『原木しいたけ』、幻の白い『長生たけのこ』、『完熟イチジク』など、多様な作物を育てています。
いずれも、安全・安心にこだわりぬいた高品質の“本物”と言える食材です。

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_18534932.jpg「笠さん!おやつがありましたよ!!」と指差された先には、「野いちご」が赤く実っていました。
撮影後、二人で美味しくいただきました。
「昨年に比べ収量は増えますが、今年も完全手選別で選び抜いた“極選”の南高梅だけを出したいので、数量限定の完全予約制にさせてください。」と小原さん。
山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_18595616.jpg

山あいの南高梅 平成25年度「山あいの南高梅(青梅・完熟梅)」予約販売受付開始!_a0254656_19125575.jpg昨年の『山あいの南高梅』は、青梅も完熟梅もご注文頂き、すぐに今年の分を予約されたほどの、大人気商品です!!
ですから、数量限定の完全予約販売です!
青梅は6月中旬、完熟梅は6月下旬の販売予定です。
ご注文(ご予約)は、下記ホームページよりお急ぎ下さい。

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# by flcps | 2013-05-16 19:14 | 山あいの南高梅 | Trackback | Comments(0)

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話

FLC日記 2013年5月15日(水) 晴れ
「俺も初めて豚たちを放牧した時、その走る姿を見て感動で涙が出たよ!それまで、約30年間豚を飼ってきたけど、その間1回たりとも走る姿を見たことはなかったけんね!だけん、今、笠くんが豚の走る姿を見て、感動してくれているのよりは、ずっとず~っとはるかに、強い感動をおぼえたねぇ・・・」
走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_1744313.jpg
そうお話いただいたのは、「やまあい村」代表の武藤計臣さんです。
お話いただいている際にも、広い放牧地で放し飼いにされている豚たちは、こうして元気に駆け回っています。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_1772883.jpg熊本県菊池市原にある「やまあい村」の『走る豚』の放牧地に伺いました。
大自然に囲まれた、約5町(15,000坪)の広大な敷地に、130頭の豚を放牧飼育で、自由に走り回りながら育てています。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_17134443.jpg見てください!この躍動っぷりを!!
まるで、サラブレッドが最終コーナーを駆け抜けるかのような姿で、豚が走っているんです!
豚は、時速30kmほどで走ることができるそうです。でも、この豚たちは、何かに追われてとか、何かにおびえて走っているのではなく、自分の意思で走りたくて走っているんですよ!!
だからみんな、本当にイキイキ!とても楽しそうに暮らしています。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_1730591.jpg先ほどの豚が走っている放牧地を左後ろに置き、「やまあい村」を撮影しました。
麦をオーガニック栽培で育てています。中央の建物は鶏舎です。ちょうど写っていませんが、その手前と、奥のくぬぎ山にも豚たちの放牧地があります。原木しいたけ栽培もしているとお話いただきました。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_17353496.jpg豚の放牧地は全部で24ヶ所あり、それをローテーションで利用しています。
この壮大な敷地は、もともと西日本一の養蚕農家さんの土地でした。時代の流れと共にこの土地を手放さざる負えなくなった時、産廃業者が、産業廃棄物の処分場(埋立地)を作ろうとしました。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_17391963.jpgそれに対し、武藤さんが中心となり反対運動を起こし、最終的には買い取り、この場所に「やまあい村」を作りました。
最初は、完全無農薬の野菜つくりをやっていこうと思ったのです。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_1748784.jpgこの壁画は、外国人の女の子が書いたのだそうです。
この広い敷地を利用して、同じように農業をする人が集まり勉強したり、いろんな人にどうしたらみんなが楽しく仲良く暮らせるかを語り合ったり、そんな場所にしたいという思いと共にスタートしました。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_17572986.jpg敷地内には、この展望所があり、その奥にはなんと、「ピザ釜」もあるんですよ!
「WWOOF」の受け入れも行っています。「WWOOF」とは、お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換するしくみです。その思いも広がり、現在は外国からの研修や旅行者の受け入れもしています。すでにのべ200名の外国人の方がホームステイしたのだとお話いただきました。

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_18204755.jpg「最初は無農薬野菜を作ろうとしたとたいね。でも、ほんと苦労の連続よ!まず、やはり良いものができない!できても売れない!豚もゲージで飼ってたけん、『どうせ土地が荒れるくらいなら、狭い中に暮らさせるよりもここに放してやろう!』って、なかばやぶれかぶれの、やけっぱちで豚を放してみたとたい!」

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_18254617.jpg「そしたら、最初こそ恐る恐るだったけど、30分もすると豚が走るじゃなかね!!30年間豚を飼ってきて、こうして走る姿をホント初めて見たとたい!」
「では、そのとき『これだ!成功する!!』と思ったのですか?」とたずねると、
「そのときは、これで成功するなんてことは、全く思わんだったよ。とにかく、その豚たちのイキイキとして輝いた目、嬉しそうな表情、元気に走る姿に、とにかく心から感動したとたいね・・・。このほうが絶対に豚のためには良い!と確信したとたいね!」

走る豚 「やまあい村」と「走る豚」誕生秘話_a0254656_18373959.jpg「やまあい村」では、武藤様と奥様、二人の息子さんとで、約130頭の『走る豚』を飼育しています。
エサにかかるコスト、広い敷地で育てる労力、手間ひまなどなどで、広い場所があっても、そうそう簡単にできることではありません。
約15年間『走る豚』を育ててきて、その間に様々な経験を積みスキルを上げ、いろんな失敗も重ね技術を高めて、やっとここまできました。
その、15年間の苦労と失敗、そこでのがんばりと成功についてもお聞かせいただきましたが、そのお話はまた後日・・・。
さらに取材をさせていただき、このブログでご紹介いたします。
「笠くん!すぐ近くにいるとだけん、遠慮せずにいつでも遊びにおいで!!」武藤さんはそう言って、取材を終え帰る私を見送っていただきました。
同じ、熊本県菊池市水源を愛するもの同士、様々なことで協力して力を合わせていければと思います。
「やまあい村」とても素敵なところです!
「やまあい村」も、『走る豚』も、そして代表の武藤計臣さんも、大好きになりました。

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# by flcps | 2013-05-15 18:59 | 走る豚 | Trackback | Comments(0)

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!

FLC日記 2013年5月14日(火) 晴れ
豚ちゃんの全力疾走見たことあります?
何かに追われて走っているのではなく・・・。
強制的に走らされてるのではなく・・・。
自らの意思で、本当にとっても楽しそうに走っているのです!!!
走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_15493492.jpg

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_16221329.jpgここは、熊本県菊池市原にある「やまあい村」です。
大自然に囲まれた、約5町(15,000坪)の広大な敷地に、130頭の豚を放牧飼育で、自由に走り回りながら育てています。その豚が、「走る豚」。かつて日本テレビのバラエティ番組「どっちの料理ショー」で紹介されたこともあるんです。

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_17111418.jpg「やまあい村」代表の武藤計臣さんです。
「これが本来の豚の姿よね!自由に走り回り、自由に寝そべり、土を掘って、けんかをして・・・。ほら!豚の目を見てみて!みんな、イキイキと輝いてるでしょ?」とても優しい眼差しで走り回る豚たちを見つめながら、そう話いただきました。

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_1632227.jpg1つの放牧地は、1反(300坪)ほどあり、その中で豚の多頭飼育が行われていました。
放牧地1つに15頭の豚たちが自由に暮らしています。
武藤さんと話をしてると、次々に豚たちが集まってきました。

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_16461656.jpg「武藤さん!豚たちが集まってきてますが、エサをもらえると思っているんですか?」そうたずねると、
「そうじゃないとたい!豚はね、本来とても好奇心の強い動物だけん、興味があって近づいてきよるとたい!」とのこと。全くストレスの無い、人に対しても警戒心の無い豚たちは、「なんだなんだ?ん?お前は誰だ?」と言ってるみたいです(笑)。

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_16533060.jpgそうこうしてると、となりの放牧地では、こんなにも土ぼこりをあげながら、またまた豚たちが走っています。
「やはり、私が来てるので、ちょっと興奮気味でこんなによく走るんですかね?」とたずねると、

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_174462.jpg「ハハハッ!そんなんじゃないよ!ここでは、豚は自分が走りたい時に走って、休みたい時に休んで、食べたい時に食べる!そんな暮らしたい!そうね!人の子供も広いところに連れて行くと、自然と走り出すでしょ?それと同じ感覚なんじゃない!!ここの豚は、走りたいから走る!ただそれだけたい!!」

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_17413418.jpg放牧地には、それぞれにこのような豚ちゃんたちのお家があります。
ここで自由に寝そべったり、エサを食べたり、水を飲んだりします。
もちろん、出入りは自由です。

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_17432885.jpg1日分のエサを、エサ箱の中に入れてあるので、おなかがすいたら食べる!のどが渇いたら水を飲む!疲れたら休む!
豚たちは、まさに自由な暮らしをしています。

でも、この放牧スタイルで豚を飼育することは、何十倍もの労力とコストがいるんです。
管理するためのたくさんの労力が必要で、豚たちが走り回る分、エサのコストもかかるのです。

走る豚 「やまあい村」の豚たちは走りたいから走るんです!!_a0254656_18132987.jpg「やまあい村」の『走る豚』は、武藤さんのある思いがあり誕生しました。
その思いと、飼育の苦労については、また明日のこのブログでご紹介いたします。
それにしても、あんなに自由に走り回る豚を、私も初めて見てすっごく感動しました。何より、豚たち望む本来の姿ができていて、イキイキした表情に心奪われました。
今でも、目を閉じると、豚たちの輝いた目と、走る姿が浮かんできます。
明日のブログもお楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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# by flcps | 2013-05-14 18:21 | 走る豚 | Trackback | Comments(0)