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大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業

FLC日記 2013年1月22日(火) 雨
ご存知ですか?
かんぴょうからスイカができるんですよ!
その秘密はこうです。
スイカの栽培は、かんぴょうの台木にスイカの苗を接木して、根っこから下はかんぴょうで、その上はスイカといった、上下異種の植物で育つのです。
大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_1642629.jpg
これがその、まるで「ケンタウロス」状態で育つのですね。
根を張る力が強いかんぴょうの苗を台木として育てることで、元気なスイカの苗を育てるためです。
熊本県合志市の「大山ファーム」さんは、大玉スイカ『春のだんらん』や、小玉スイカ『ひとりじめEX』を育てる匠の農家さんです。
昨日に続き、「大山ファーム」さんのスイカの定植(ハウスに植え替えること)の取材日記です。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_16144717.jpg「大山ファーム」スタッフの宮木さんがスイカの苗を定植しています。
1本1本とても丁寧に植えていきます。
土の部分よりすぐ上にある双葉までがかんぴょうです。
その上は接木をしたスイカの苗がもうこんなに大きく育っています。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_16185090.jpgかんぴょうの苗も、スイカの苗も、「大山ファーム」さんの苗床で育てられます。
良い大きさまで成長したら、かんぴょうの苗にスイカを接木して、1本1本ポットに植え替えられ、約40日間ほどの成長を待ちます。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_16212297.jpg私が取材に伺った時には、もうすでにほとんどのスイカの定植作業が終わっていました。
「大山ファーム」代表の大山陽一さんが、スイカの苗を運んでならべていました。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_16234812.jpgならべられたスイカの苗は、1本1本「大山ファーム」スタッフの宮木さんの手によってやさしくやさしく定植されていました。
やさしく丁寧でも、すごくスピーディーな作業です。ハウスの中はとても暖かく、お手伝い(?)に来ている、娘さんの美貴ちゃんも、この写真の後はすぐに上着を脱いでいました。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_16305086.jpg定植が終わると、このように三角の白いテントをかけていきます。
これは、農業用の器材で、「キャップ」と呼ばれるものです。これが大変優れもので、まだまだ赤ちゃん状態のスイカの苗を、寒さから守り、乾燥を防ぎ、水分を保つという機能を持っています。
私は、「命のテント」と称しています。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_1634859.jpgスイカの苗たちは、定植後、約20日間をこの「命のテント」の中で過ごします。
最低気温が氷点下にもなるこの時期にスイカを栽培するには、このテントは欠かせないものです。
20日を過ぎたころには、このテントを押し出すほどに成長します。
そのころになると、“芽カギ”といって、不要な芽を摘んでいく作業が毎日続きます。
その様子は、また後日ご紹介しますね。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_1640125.jpg「大山ファーム」代表の大山陽一さんにお話をうかがいました。
「おかげ様で昨年のスイカは、大変好評でした。出荷した市場の方が、『大変です!あの有名フルーツショップ“千疋屋さん”が買い付けていきました!』と電話をしてきた時には、私も嬉しかったですね!!自分がやってきたことに間違いはなかった!自信を持っておススメできるスイカができたと確信しました!もちろん今年も、昨年に負けない美味いスイカを育てますよ!!」とお話いただきました。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_16513066.jpgこの日は、1月19日で冬のど真ん中ですが、日差しがあり暖かかたったので、お昼前には作業を終えないとハウスの中は暑くて作業どころではありません。
「大山ファーム」さんでは、この日に取材をさせていただいた、単棟立てのハウスや、連棟立てのハウスなど、数ヶ所で、定植の時期をずらしながら、大玉スイカ『春のだんらん』と、小玉スイカ『ひとりじめEX』を育てています。

大玉スイカ「春のだんらん」 定植作業_a0254656_16572037.jpg「大山ファーム」さんのスイカは、糖度が驚きの13度以上と、スイカとしてはまさに最高級です。
昨年のスイカの中には、糖度が15度以上のスイカもあったとのことです。
「甘いだけでは絶対にダメ!甘さとさわやかな食感があって初めて“美味い”スイカになるとたい!」このこだわりが、“千疋屋さん”でも扱われる高級スイカになったのだと思います。

毎年毎年こだわり続けて育ててきた「大山ファーム」さんのスイカを、「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売いたします。
「大山ファーム」さんの、こだわりの栽培方法、匠の技をこれからも取材し、このブログでご紹介していきます。

商品の初回発送は、小玉スイカ『ひとりじめEX』が3月下旬で、大玉スイカ『春のだんらん』が4月下旬の予定です。
数量限定の完全予約販売です。
これからも、ブログ、または「FLCパートナーズストア」のホームページをぜひチェックしてください。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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# by flcps | 2013-01-22 17:12 | 夢スイカ | Trackback | Comments(0)

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗

FLC日記 2013年1月21日(月) 雨
さかのぼること、昨年の11月中旬。
大玉スイカ『春のだんらん』生産農家の「大山ファーム」さんの苗床のハウスにうかがいました。
そこには、見慣れぬ苗が元気に育っていました。
大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_10504758.jpg
ここは、スイカの苗床のはずですが、この苗たち、なんと、“かんぴょうの苗”です!!
では、どうしてかんぴょうの苗を育てているのでしょう?
それには、スイカつくりに欠かせない、驚きの秘密があったのです。

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_117557.jpgこれは、今年に入り、1月19日に定植された大玉スイカ『春のだんらん』の苗です。
スイカは、なんとかんぴょうの苗に接木をして育てるのです。
わかりやすく言うなら、根っこから下はかんぴょう。その上はスイカという状態で育っていくのです。
「棚からぼた餅」とは聞いたことがありますが、「かんぴょうからスイカ」なんですね!!

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_11153951.jpg11月下旬、「大山ファーム」さんの苗床は、お年寄りの社交場のようになっていました。
みかんやお菓子、お茶なども用意され、会話を楽しみながら黙々と作業を続けています。

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_11174580.jpg「大山ファーム」代表の大山陽一さんのお父さんにお話をうかがいました。
「スイカはね、かんぴょうの台木にスイカの苗を接木して育てるとたい!かんぴょうは地面に根を張る力が強かけん、それで十分に栄養や水分を吸収して、スイカの苗を元気に育ててくれるとたいね!」
まるで、ギリシア神話に登場する半人半獣の種族の、馬の首から上が人間の上半身に置き換わったような姿をしている「ケンタウロス」のようですね。

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_1124728.jpgかんぴょうにスイカを接木をする作業では、まず、スイカの苗の茎の部分をかみそりを使って斜めに切り込みます。
とても細かい作業ですが、熟練の技で丁寧にしかもスピーディーに作業は進んでいきます。

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_11272918.jpg同時進行で、かんぴょうの苗の先端を切り、そこに爪楊枝を大きくしたような木の道具を使って、穴を空けていきます。

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_11412630.jpg空けた穴に、先ほど茎を斜めにカットしたスイカの苗を挿して、接木作業は終了です。
それにしても、見事な作業ぶりです。
お父さんも、お姉さま方も楽しく会話をしながら、どんどんとかんぴょうにスイカの苗を接木しています。
「口ばっかりう動かしよらんで、手ば動かしなっせ!」なんて、冗談も出てとても楽しい雰囲気の作業場です。

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_11471310.jpg「この作業ば、3日間もせにゃんとばい!そら~、その間には、お茶も飲まにゃん。お菓子も食べにゃん。みかんも食べにゃんたい。ばってん、楽しかば~い!!」
この地道な作業があってこそ、あの美味しいスイカが育つのだと思いました。
笑顔あふれる作業場で、皆さんの元気をもらって、スイカの苗たちもますます元気になりそうでした。

大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_11524131.jpgこれが接木作業が終わった苗です。
接木が終わったスイカの苗たちは、1株1株ポットに植え替えられ、定植(ハウスに植え替えること)までの間、この苗床で育ちます。
大玉スイカ「春のだんらん」 かんぴょうとスイカの苗_a0254656_11561752.jpg
ポットに植え替えられたスイカの苗たちは、まだまだやっとよちよち歩きを始めた赤ちゃんといったところでしょうか?
その間、徹底した温度と湿度の管理、水の補給をしながら、約1ヵ月後の定植の日まで、この苗床で育つのです。

「大山ファーム」さんの、昨年度の大玉スイカ『春のだんらん』は、なんとかの有名なフルーツショップ『千疋屋』さんで販売されていました!
最高級のスイカを育てる、まさに“匠”と呼べる農家さんです。

「FLCパートナーズストア」では、「大山ファーム」さんの高級大玉スイカ『春のだんらん』をネット独占販売いたします。
初回は、4月下旬の販売予定です。
また、小玉スイカ『ひとりじめEX』も元気に成長中です。
『ひとりじめEX』は、3月下旬の販売予定です。
これからも、『春のだんらん』、『ひとりじめEX』とも、その成長の様子、匠の技、その手間ひまや苦労、収穫の喜びを取材していきます。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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# by flcps | 2013-01-21 12:12 | 夢スイカ | Trackback | Comments(0)

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」

FLC日記 2013年1月20日(日) 晴れ
「どんどや」に参加しました。
株式会社旬援隊がある、熊本県菊池市伊牟田の年行事の一つ「どんどや」が本日行われました。
1週間前の1月13日の開催予定でしたが、雨で延期となり好天に恵まれた本日行われたのです。
熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_19492091.jpg

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_1955690.jpg村の中にある、お茶畑とお茶畑の間にあるこの場所で、毎年行われています。
もともとは、ソフトボールをするグランドだったとのこと・・・。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_19583365.jpg20年ほど前までは、村でよくソフトボールをしていて、そのころはきちんと整備もされていたのですが、高齢化と共にソフトボールをする方もいなくなり、現在は空き地になっています。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_2013195.jpg村の中にある農道の整備をした際に、切り出された竹や雑木を使ってどんどやをします。
さすがに、これを全て燃やすのは多すぎるので、4分の1ほどを燃やすことにしました。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_2065390.jpg切り出した竹を使って、かっぽ酒の用意も行われます。
とっても器用ななたさばきで、竹のぐい飲みも準備中です。
飲み口を削ってけがしないように心配りされていました。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_2012318.jpg火が落ち着きおきになるまで、まずはビールで乾杯し1年の健康を祈願します。
皆さん、各々自家製のお漬物や煮豆などを持ち寄り、おつまみにしています。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_20173169.jpg火が落ち着きだしたので、先ほど用意されていた竹のかっぽ酒をさっそく温めています。
燗をつけることで、切りたての竹の香りがほどよくお酒にまわりいっそう美味しくなりますね。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_20213817.jpgおもちは、五徳(ごとく)という囲炉裏などで使用する道具に網を乗せて焼いていました。
各家庭で皆さん持っているようで、自分の五徳をそれぞれ出してきて焼きいていました。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_2025104.jpg私はお持ちも五徳も用意していなかったのですが、「一番大きかとばたべなっせ!」なんていわれ、ごちそうになりました。
どんどやっぽく?竹にはさんで焼いてみました。でも、五徳で焼いた方がきれいに焼けるようでした。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_20334466.jpg現在は、過疎化が進み小学校に通う子供のいない小さな村です。
こうして一同に集まることも少ないので、火を囲みながら話が弾みます。
そんな村に飛び込んできた私を、みなさん本当にかわいがってくれています。お餅を始め、たくさんごちそうになり、お酒も随分いただきました。

熊本県菊池市伊牟田の「どんどや」_a0254656_20433736.jpg「笠さん!これぜーんぶもってかえんなっせ!」と、ビールや自家製のお漬物など、たくさんお土産にいただきました。
来年は、準備段階から参加して、少しでも村に貢献したいと思いました。竹のかっぽ酒も本当に美味しく、ついつい飲みすぎちゃいました。でも、村の皆さんと会話をしながら飲めたお酒は格別でした。
これからも、村の皆さんとの交流を大切にしながら、この地でがんばっていきます。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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# by flcps | 2013-01-20 20:51 | FLC | Trackback | Comments(0)

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです

FLC日記 2013年1月19日(土) 晴れ
「こうして優しく握るでしょ、それから手首を返してシュッって、収穫するとばい!」
熊本県山鹿市で、イチゴ一筋12年の「杉本農園」さんのイチゴ畑(ハウス)に収穫の取材にうかがいました。
イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_1502798.jpg
見るからに美味しそうなイチゴですよね!
それもそのはずです!!
「杉本農園」さんでは、熊本県山鹿市の肥沃な土壌で、『紅ほっぺ』と、『かがやき』というイチゴを栽培しています。
このイチゴのハウスの周りは、田んぼです。
清らかな水と、元気な土で、お米作りがされるほどのとても恵まれた環境にあります。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_15656.jpg連棟立て広大なハウスで、イチゴの収穫作業が行われていました。
「杉本農園」さんは、ご主人の杉本憲治さんと奥様の洋子さんの長年培ってきた経験と技術を、息子の一博さんがさらに進化させ、最高級のイチゴを育てています。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_1510371.jpg今は、1番果の収穫です。
次の2番果は今、白くてとてもきれいな花が咲き、契約養蜂農家さんから借りているミツバチが、蜜を集め受粉のお手伝いをしています。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_15155565.jpgホントに、いつうかがってもきれいに手入れの行き届いたハウスです。収穫を終える5月ころまでは、収穫作業と、イチゴの手入れ(芽カギ)、水や肥料(液肥)の管理などなど、仕事が目白押しで、ほとんど休むことも無いとのことでした。
葉は青々と元気で、光が差す光景は、本当に美しいです。
この日は、収穫をご主人の憲治さんと奥様、液肥の管理作業を息子さんの一博さんがされていました。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_15185892.jpg収穫は、このような道具を使って行われます。
車輪付きの台で、通路を移動しながら、イチゴ一筋12年の匠の目で、収穫時期を迎えたイチゴを1つ1つ丁寧に摘んでいきます。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_1522634.jpg「な~ん!はずかしかけん撮んなすな!笑」ご主人の杉本憲治さんです。
「イチゴはね、とても手のいるとたい!ばってんね!手ばかければかけるほど、よ~かぁイチゴのでくっとたいね!!」

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_153505.jpg収穫したイチゴは、大きさにより分けながら、専用のトレーに置いていきます。
「まずは、大きさで分けといて、それからさらに厳選して出荷するのよ!そこもとっても大切な作業なんですよ」と奥様の洋子さんが教えてくれました。
“本物”と呼べるものだけを、出荷する「杉本農園」さんのこだわりですね!

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_15431167.jpgイチゴの収穫は、とても優しい手つきで行われていました。
握り方は写真のような感じです。包み込むように優しくそっと触れていますね。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_1545033.jpgそして、手首を返して、スナップを利かせて、サッと収穫するのです。
イチゴは鮮度が大切で、キズに弱いフルーツです。大切に大切に育て上げたイチゴの収穫は、とても気を使う作業だととのことです。それにしても、とても優し~いっ収穫の様子に感動さえおぼえたほどです。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_1553438.jpg収穫したてのイチゴをその場でごちそうになりました。
安全。安心にこだわる「杉本農園」さんのイチゴは、そのまますぐに食べることができます。
「あらあら、そっちから食べたとかい?」
憲治さんがおっしゃいました。イチゴは、ヘタを取りヘタの方から食べるのがおいしい食べ方とのこと・・・。
もう1つごちそうになりましたが、そちらはその食べ方をしました。
そうすると最初にイチゴの香りがふっと漂い、もう一口食べるとイチゴの甘さと旨みが口いっぱいに押し寄せてきます。
丸々1個を本当に美味しくいただくことができました。これからはそうやってイチゴを食べようと思いました。

イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_1612326.jpg写真のイチゴも、このイチゴも本日収穫しているのは、『かがやき』という熊本限定生産品種のイチゴです。
とても甘味が強く、香りも高く大ぶなイチゴで、大変人気のある品種です。
限定品ゆえの収量の関係もあり、「FLCパートナーズストア」での販売に向け、現在「杉本農園」さんと最終交渉中です。
イチゴの収穫は握り方とスナップが大切なんです_a0254656_1684652.jpg
こちらが、「FLCパートナーズストア」で現在好評販売中の『紅ほっぺ』です。もちろん、イチゴの匠「杉本農園」さんによって育てられた最高級のイチゴです。
美しい、紅色の果実と1粒の大きさ。糖度13度以上の甘さと、イチゴ本来の酸味がほどよく、全国的にも大変人気の品種で、普通のイチゴとは一線を画す特別なイチゴと言われています。
「FLCパートナーズストア」では、イチゴの匠「杉本農園」さんの全面協力のもと、収穫したイチゴから選びに選び抜いた「スペシャルセレクト」と、大きなサイズを厳選して集めた「ビッグセレクト」の2種類のイチゴを販売しています。
安全・安心にこだわった「杉本農園」さんのイチゴは、「FLCパートナーズストア」でネット独占販売中です。ご購入は、下記ホームページよりお求め下さい。
朝採り新鮮イチゴを、即日発送でお届けいたします。

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# by flcps | 2013-01-19 16:21 | イチゴ | Trackback | Comments(0)

栗の木剪定の研修会に参加しました

FLC日記 2013年1月18日(金) 雪のち晴れ
「栗は放っておくと、どんどん上に成長し、栗の実は小さく、虫食いだらけの栗になります。剪定をして光を当てて、風通しをよくすることで、害虫や病気から守り、栗の実も大きく育ちます!!栗は絶対に剪定が必要です!!」
熊本県庁の職員(農業指導員)の堺さんが、熱くお話いただきました。
栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_1534869.jpg
昨日(1月17日)、栗の木の剪定の研修会に参加しました。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_1512418.jpg集合場所は、『きくちふるさと水源交流館』です。廃校になった菊池東中学校跡地に、農山村での自然とのふれあいや地域の方々との交流を楽しむことを目的とした施設で、「NPO法人きらり水源村」が、運営しています。
すみません。研修が始まる前に急いで撮った、建物の裏側の写真しかありませんでした。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_1515447.jpgこれは、その施設内にある“石釜”です。
本格的なピザ作り体験や、田植え・稲刈り体験、竹細工作りなどなどのイベントも行われ、とても地域の活性化に貢献いただいている施設及び団体です。先日、「平成24年度地域づくり総務大臣賞」を受賞し、全国的にも注目されています。『きくちふるさと水源交流館』については、また後日ご紹介させていただくとして、本日は“栗の木の剪定研修会”のお話です。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_15315852.jpgこちらが、今回ご指導をいただきました、堺さんです。
『きくちふるさと水源交流館』から場所を移して、集まった皆さんに堺さんからお話があり、いざ、研修会のスタートです。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_15343778.jpg何年も放置されていた栗林です。
栗の木の剪定は全く行われておらず、荒れ放題に栗の枝が伸びていました。
「おそらく今年も栗が実ったと思われますが、小さい栗しかできなかったと思います。そしてそのほとんどは虫食い状態にあったと思われます。」堺さんがお話いただきました。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_15421883.jpg栗の木は、放っておくと高さが10メートル以上にもなる大木になります。
良い栗を育てるためには、手入れが行き届かない上へ伸ばすのではなく、横へ広げていくのです。
そして、最も大切なことは、光を十分に当てることです。そのために、栗の木の全体の骨格を決めてあげることが必要です。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_1640190.jpgメインとなる幹は3本~4本。
光を満遍なく当てるために、全体の骨格を決めたら、こんな大きな幹をも切り落とします。
栗の木は、光が当たらないと、その枝は枯れます。炭そ病などの病気や、害虫から守るためにも、日の光と風通しが重要です。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_1601021.jpg大きな幹も切り落とし、全体の骨格が決まったら、残した枝の剪定です。
堺さんが、「今後どのように伸ばしていくのか?」「この枝を活かすためにはどの枝を剪定すべきか?」を、具体的に指し示しながら剪定していきます。随分とすっきりし、これなら満遍なく日の光が栗の木全体に当たりそうです。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_1655949.jpg参加者のほとんどの方は栗を栽培されている農家さんたちで、様々な質問が飛び交い、とても意義ある研修会す。
その後は、他の栗の木を自分達で剪定を実践しながら、堺さんに見てもらい、指導を受けました。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_1615497.jpg皆さん、栗を育ててきている農家さんばかりなので、全体的な骨格の作り方などは心得ています。最も質問が多かったのは、栗の木の枝の先の選定の仕方でした。切り落とした枝で、堺さんに具体的にご指導いただきました。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_16182837.jpg光の入り方、枝の様子、今後どう伸ばすのか?などを考えながら、最終的には1立方メートルあたり、7本くらいの枝を残すのがベストだとのことです。
初めて研修会に参加した私が、具体的な選定方法を書き、間違っているといけませんので、あまり詳しく書きませんでしたこと、お許し下さい。
私も、ここ(㈱旬援隊)の栗の木で、自ら剪定を行い、もっともっと勉強して、いつかは具体的な方法をお伝えできるようにがんばります。

栗の木剪定の研修会に参加しました_a0254656_16254448.jpg予定時間となり、栗の木の剪定の研修会は終了しましたが、その後も焚き火で暖をとりながら、様々な意見や質問が飛び交っていました。
今、熊本県産の栗は全国でも大変人気が高いです。
「私たち生産農家が、もっと良い栗を育て熊本のブランドを確立するばい!」と言う、熱い思いで今回の研修会は終了しました。
「おい!雪の降り出したけん、もう、みな帰るばい!!」
どなたかの、この一言がなければ、焚き火を囲んだ熱いお話はまだまだ続いていたでしょうね!
とても、意義ある研修会でした。
このような機会があれば、次回もまたぜひ参加したいと思います。
熊本県職員の堺さん、きくちふるさと水源交流館の山下さん、本当にありがとうございました。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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# by flcps | 2013-01-18 16:44 | 田舎暮らし | Trackback | Comments(0)