FLC日記 2024年11月9日(土) 晴れ
「このハウスは果実として実らせるための花が咲いていいる頃で、アンテナを作るためにその脇芽の摘芯作業をしよるとこたいね。最初のハウスはもうマスクが入りよるけん、そっちもこの後に取材するとよかよ!」
匠の農家さん「きもと農園」代表の木本洋利さんさんがそう話しながら、手際よく作業を進めていました。
作業を進める木本さんの横にはたくさんの摘み取られた脇芽の芯がありました。
この作業ももちろん匠の技で、ベストなタイミングで行われています。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「きもと農園」さんの『熊本産高級マスクメロン』を、令和5年度のこの冬もネット独占販売いたします。
今年(令和6年)も、12月中旬、クリスマスと年末年始に食べごろを迎えるように計画しハウスで栽培しています。
甘い果汁のトロトロ食感のメロンの注文(ご予約)受付のスタートは11月下旬からの予定です!
毎年決まってその時期に出荷するよう栽培しているので、すでにたくさんのご予約を頂戴している大人気商品です。
一番人気はグリーン果肉とオレンジ果肉を1玉ずつ入れたセットです。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「きもと農園」さんの高級マスクメロン『アールスメロン』の栽培の様子も、もう何年も前から現地取材を重ねてきました。
ここは熊本県山鹿市鹿央町にある、匠の農家さん「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』の栽培ハウスの1つです。
本日のブログの冒頭の話を補足して説明します。
ちょうどここに果実を実らせるであろう花が咲き始めています。
「きもと農園」さんでは1本の苗から1玉だけマスクメロンを育て収穫します。
ただし、最初は3玉ほど着果させ、その中から最も良いものを選び残しその他は摘果をして落とすのです。
残した1玉を大事に育てていくのですが、マスクメロンにはアンテナと言ってツルのところがありますよね!
わかりやすいように写真を入れました。
果実の上のところにある“T”の字のようなツルの部分を作る作業をしていたのです。
マスクメロンたちは宙に浮かせて育て上げます。
こちらは定植後間もないハウスです。
本来メロンはこうして地を這うようにして育ちます。
そこにひと手間かけて、立体的(上に)成長させ、メロンを宙に浮かせて育てるのです。
イメージがわかない方も多いことでしょう!
百聞は一見に如かず!
ご覧の通り、メロンのつるは上に伸ばし、果実は宙に浮くようにして栽培しているのです。
ある程度果実が成長すると、専用のフックをかけ育てます。
上の写真とこちらの写真は、本日のブログの冒頭の木本さんの言葉にあった「最初のハウスはもうマスクが入りよるけん、そっちもこの後に取材するとよかよ!」の栽培ハウスです。
それにしても実に美しく育てています。
私が言う“美しい”はきちんと整備されていることもそうですが、苗たちがこのようにそろって育っているさまをそう表現しています。
このハウスではすでに芯を止めてあります。
一定の高さにまで成長させると、マスクメロンの苗の芯(成長点)を止めます。
大体28節目くらいです。
マスクメロンの果実は、13~15節目に咲く雌花に、ミツバチを使って交配(受粉)を行い着果させます。
その3個受粉をさせた中から最も良いものを1つ残しこうして育てるのです。
収穫する『マスクメロン』は、1本の苗からたったの1玉だけです。
惜しまぬ手間ひまとたくさんの匠の技で、1本の苗が全精力をその1玉に注げるよう育てていくのです。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』を、この冬もネット独占販売いたします。
1本の苗からたった1玉のメロンを収穫するために、一切の妥協を許さず、徹底した管理と惜しまぬ手間ひまをかけ育て上げる“本物”と呼べるマスクメロンです。
その育つ様子や匠の技は私が全て現地取材して見て、このブログで紹介しています。
今年もグリーン果肉とオレンジ果肉の2種類を販売いたします。
この冬の「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』にも大いにご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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