FLC日記 2024年9月28日(土) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和6年度)も、3人のこだわりの匠が育て上た、『熊本の美味しいお米』を販売します!
いずれも、ここでしか買うことのできない大変貴重なお米です!
●若木水源の湧水で育てた完全無農薬栽培のお米(にこまる)
●土にこだわる匠が育てた砂田のれんげ米(ひのひかり)
●清らかな水で匠が育てたこだわり棚田米(ひのひかり)
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』本日のブログでは、弊社の契約農家さんの3名の匠のこだわりのお米その3『菊池水源棚田米』を紹介します。
“水”にこだわる匠の後藤武臣さんが、清らかな水が流れ込む棚田で育て上げたお米です!
『菊池水源棚田米』は、熊本県菊池市、水の源(みなもと)、菊池水源の棚田で育てらえた、大変貴重なお米です。
一級河川の「菊池川」に最初に流れ込む清らかな水がここにあります。
こちらは以前取材し撮影した、9月下旬の稲刈り前の棚田の様子です。
ご覧の通り、平地のような四角の田んぼはありません。
ここにあるのは、曲がりくねった棚田だけです。
今年の6月下旬の田植えを終えたころの棚田の様子です。
全体を見下ろせる高台から撮影しました。
中央を走る曲がりくねった道沿いに、原井出からの用水路が整備されていて、それぞれの棚田へと新鮮な水が流れ込んでいます。
後藤さんの田んぼは、中央の堆肥センターの左側、最も南の斜面にあります。
以前は全てお米を作っていましたが、過疎化が進むこの地でも耕作放棄地が増えてきました。
8月中旬、出穂前の様子です。
ここにあるのは全てこのような“棚田”と呼ばれている、曲がりくねった田んぼです。
棚田での米作りは、通常の四角い田んぼに比べ、5倍とも10倍とも手がかかると言われています。
例えばこちら!
5月上旬の田植え前の様子です。
中央で草刈りをしているのは生産者の後藤武臣さんです。
田んぼと田んぼの間は、もはや畔(あぜ)とは呼べない、土手で区切られていて、その草刈りだけでもかなりの重労働です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して取材してきました。
苗床や田植え(写真)、稲の生長、花咲く様子や色づき首を垂れる様、稲刈り、稲刈り後の冬の土つくり、草刈りなどその全てです。
出穂の頃、8月下旬の様子です。。
後藤さんの棚田越しには「鞍岳(くらたけ)」の雄大な姿を望むことができます。
「鞍岳」は、標高1118.6mで、熊本平野の東にある、阿蘇北外輪山の一角を占める山です。
この棚田には、水の源(みなもと)菊池水源から、最初に流れ出す水が送られてきています。
この用水路は通称「原井手(はるいで)」と呼ばれるもので、作られたのは、なんと江戸時代、将軍徳川綱吉のころです。
水の便が悪かったこの地域一帯を救うべく、河原杢左衛門(かわはらもくざえもん)が、菊池川の上流から水を引く井出を計画し、4年余りの歳月をかけ、総延長11kmにもなる「原井出」を作り、現在はコンクリートで整備され使用しています。
絶えることのない、菊池川源流からの水は、とにかく透き通っています。
清らかな新鮮な水で、こうして手を浸すと、源流らしくとてもヒンヤリとしていて、もちろんこのまま飲むことさえできます。
この水は、熊本県を横断し、有明海へと流れる、1級河川「菊池川」の源流、菊池水源から流れ込んできたものです。
後藤さんは、この水に惚れ込み、手のかかる棚田でお米を育てています。
「米作りの命は“水”たいね。この田んぼに来よる水は、名水百選にも選ばれた菊池川の源流の水たいね!俺はこの水に惚れ込んどるとたい!この良か~ぁ水のあるけん、どぎゃん手のかかろうが、俺はこの棚田で米ば育てよるとたい!」
生産者の後藤武臣さんはいつもそう話します。
後藤さんは、その水に負けない土つくりもしています。
写真は7月下旬の様子。後藤さんの棚田のすぐとなり、この写真の中央に見えるのは、後藤さんが発起人の一人となって作った「堆肥センター」です。
『菊池水源棚田米』は、有機肥料をふんだんに与えた元気な土と、後藤さんがこだわりぬいている菊池水源の清らかで新鮮な水、そして後藤さんの愛情たっぷりに育てられています。
さらに、後藤さんは、こだわりの水に負けない土作りをしようと、冬の間に“れんげ”の種を蒔きました。
これは3月上旬の棚田で成長するれんげたちです。
れんげは4月下旬殻月上旬に咲き誇ります。
後藤さんが種を撒き育てたれんげは「緑肥」と言って、花が咲き終わる5月の中旬以降に、その花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込んで有機肥料とするのです。
清らかな水と、れんげと堆肥の有機肥料で、元気な土を作り続けてきたのです。
後藤さんが惚れ込んだ清らかで新鮮な菊池水源の水と、後藤さんが作り上げた元気な土、そして後藤さんの惜しまぬ手間ひまと愛情で育ったお米は、今年も9月下旬には丸々と膨らみ大きく頭を垂れていました。
それぞれの曲がった棚田に沿って今年も稲刈りが行われました。
ただし、今年も稲刈りは、後藤さん自らが行うことをせず、同じ村の別の農家さんに依頼して行ってもらいます。
写真はその稲刈り直後の様子です。
後藤さんは、肥後もっこす(頑固者)の典型的な人です。
米作りに一切手を抜かず、全てを自ら行ってきましたが、稲刈りは人に任せました。
稲刈りを見に行っている後藤さんと途中でお会いすると、
「ひざが痛と~してどぎゃんもならん。車の運転はなんとか良かばってん、稲刈りは今年も村のもんに頼んだとたい。俺も歳ばい。いつまで米ば作りきるかわからんねぇ~。」
後藤さんはここ数年、そんな弱音を口にしていました。
稲刈りだけは、他の方に任せましたが、後藤さんは、今年もこだわりぬく菊池水源の清らかで新鮮な水と、れんげと堆肥の有機肥料、そして惜しまぬ手間ひまで、こうして見事に色づき頭を垂れる菊池水源の棚田でのお米を作り上げました。
「FLCパートナーズストア」では、今年も後藤さんの『菊池水源棚田米』をネット独占販売しています。
白米及び玄米を10kg、20kg、30kgで販売中です。
ただし、一般流通の無い後藤さんの『菊池水源棚田のれんげ米』は大変貴重なお米で、数量限定での販売ですので、定数になり次第、完売とさせていただきます。
ご注文は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、『熊本のお米』のページへとお進みください。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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