FLC日記 2024年9月27日(金) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和6年度)も、3人のこだわりの匠が育て上た、『熊本の美味しいお米』を販売します!
いずれも、ここでしか買うことのできない大変貴重なお米です!
●若木水源の湧水で育てた完全無農薬栽培のお米(にこまる)
●土にこだわる匠が育てた砂田のれんげ米(ひのひかり)
●清らかな水で匠が育てたこだわり棚田米(ひのひかり)
今すぐ購入(ご予約)、詳細を知りたい方はコチラ!!
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』本日のブログでは、弊社の契約農家さんの3名の匠のこだわりのお米、第2弾『砂田のれんげ米』を紹介します。
『砂田のれんげ米』は、日本有数の米どころ熊本県菊池市七城町の砂田地区にある田んぼで育てられたお米です。
生産者はこのお二人!
右が兄の野中賢吾さん、左が弟の野中剛さんです。
“土”にこだわる匠(野中兄弟)が、れんげを有機肥料として作り上げた元気な土で育てたお米が『七城町砂田のれんげ米』です!
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、3人のお米の匠の米作りも、もう何年も年間を通して取材してきました。
野中兄弟のお米作りも、稲刈りの様子はもちろんのこと、種まき、苗床作り(写真)、田植え、苗の成長から花咲く様子、頭を垂れ実る過程、稲刈り後の土つくりなど、その全てを現地で見て、話を聞いて、取材してきました。
平成30年度までは、生産者を野中逸雄さん(野中兄弟の父)としていましたが、野中さんは野中さんは、2018年7月に病で倒れ、闘病生活を送っていましたが、翌年1月30日に永遠の眠りについたのです。
享年72歳でした。
写真は昨年の田植えの際のもので、私が現地で取材した最後の写真です。
野中さんのこだわりの米作りは、2人の息子さんたちに継承されました。
野中さんの米作りを、一番そばで見て、共に『砂田のこだわりれんげ米』を育ててきた野中兄弟です。
そして現在も、そのころの米作りと同じ方法で『砂田のれんげ米』を育てています。
野中兄弟が育てる『砂田のれんげ米』は、熊本県菊池市七城町の砂田地区にあります。
七城町の砂田のお米、『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と言われたてきました。
“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史がある、日本で有数の美味い米の産地です。
弊社では「ご飯がごちそうになるお米」と称しています。
この砂田地区は、その名の通り、砂混じりの田んぼの地区です。
菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざった独特な土壌は、日本一の米を育てます。
しかし、同じ砂田地区でも、各農家さんによってお米の育て方は様々です。
もっとも異なるのが、秋から春先にかけての「裏作」です。
多くの農家さんは、稲刈りを終え、田植えをするまでの冬から初夏の時期に、裏作としていろんな作物を育てています。
写真は野中兄弟の田んぼのすぐそばにある田んぼで、裏作として水田ごぼうを栽培しています。
代表的なものは、“麦”(写真左奥)で、その他にも、白菜、タバコ(写真右手前)、各種野菜、牧草などが栽培されています。
この2枚の写真の田んぼでも、裏作を終えるともちろんお米を栽培するのです。
野中兄弟の田んぼでは、一切裏作を作りません。
栽培し生産するどころか、次の年も美味しいお米を育てるための土つくりをします。
それがこのれんげです。
4月下旬から5月上旬にかけての野中兄弟の田んぼは、本当にこれが田んぼ?と思うほどの別世界です。
野中兄弟は、稲刈りを終えた後、田んぼにれんげの種を蒔き育てます。
れんげの種まきの様子です。
毎年11月中旬に行います。
稲刈り後、しっかりと耕運した土に、機材を使って満遍なくれんげの種を撒いていくのです。
れんげは年明けごろには発芽し成長します。
れんげの種を撒く準備、れんげの種を買うコスト、そして多くの手間ひまをかけ育てるれんげですが、収穫を目的として栽培しているのではなく、あくまで美味しいお米作りのために毎年育てています。
れんげは、花が終わる5月上旬ころ、その花も葉も茎も根も、こうして全て田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料とするのです。
れんげは、元気な土つくりのための“緑肥”とするのです。
また、野中兄弟は稲刈りの際には、「稲ワラ」をこうして細かく裁断して、田んぼにまいていきます。
稲刈り後、時機を見て田んぼに鋤き込みそのまま有機肥料にするのです。
父の野中逸雄さんが行っていたように、息子さん二人で行う稲刈りでも、ワラを刻んでまいていました。
野中兄弟は、この“稲ワラ”と“れんげ”以外には何も足さず、何も引かずにお米を育てています。
私はことあるたびに、野中さんに同じ質問をしてきました。
「どうしてれんげにこだわるのですか?」
「自分が食べるとに、安全で美味か米ば食べたかたい!だけん、田んぼでは“稲ワラ”と“れんげ”にこだわって、裏作は作らんで、お米だけば育てよるとたい。」
野中さんは常にそう答えてきました。
その野中さんのこだわりは、もちろん2人の息子さんたちに継承され、野中さんと変わらぬ方法でお米を育てています。
本日その様子を現地取材してきました。
今年も土にこだわる匠の『砂田のれんげ米』がこうして順調に育っています。
収穫(稲刈り)は今年も10月中旬の予定で、稲刈り後、乾燥、もみするを終えた10月下旬よりご予約順に出荷を開始します。
野中さんのお米は、以前は熊本市内の有名百貨店に『砂田のれんげ米』として卸していました。
しかし、現在は、自分や家族、親せきや知人のためにお米を育てています。
それは野中兄弟になってからも同じです。
野中さんの米作り、そしてそのお米の美味さに惚れ込み、私は特別に分けていただき、弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」で販売してきました。
一般流通のないお米を、特別にご提供いただいているのです。
土にこだわる野中さんの米作りは、きちんと二人の息子さんに受け継がれました。
「稲ワラ」と「れんげ」のみを有機肥料として作り上げた元気な土で、惜しまぬ手間ひまをかけ、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を育てていくのです。
写真は以前の稲刈りの際の、しっかりと実った稲穂と、阿蘇外輪山の一角を占める『鞍岳』をバックに満面の笑みのお二人です。
「FLCパートナーズストア」では、今年(令和6年度)も、野中兄弟の『砂田のれんげ米』をネット独占販売しています。
白米、玄米共に10kg、20kg、30kgでの販売です。
一般流通のない、ここでしか買うことのできないお米で、今年も完売間違いなし!
定数になり次第、予告なしで締め切らせていただきます。
ご注文は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、『熊本のお米』のページへとお進みください。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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