FLC日記 2024年9月6日(金) 晴れ
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」の大人気商品の完全無農薬栽培のお米『にこまる』の令和6年の出穂の時期です。
出穂(しゅっすい)とは、麦や稲などの穂が出ることです。
茎の中から、さやを割ってうす緑色の穂が出てきます。
その様子がこちらです。
この写真を撮ったのは、8月21日でした。
昨年もこのお話を紹介しましたが、私はこの写真の状態から、最初の写真のように1苗でも花が咲くことを出穂だと思っていましたが、正確に言うとおおよそ半分の穂が出たころを出穂と言うのだそうです。
ここは熊本県菊池市にある、岩崎寛二郎さんご夫妻が、農薬や化学肥料を一切使用せずに育てるお米(にこまる)の田んぼです。
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和6年度も熊本県菊池市で農薬や化学肥料を一切使用せずに、岩崎寛二郎さんが栽培するお米『にこまる』をネット独占販売いたします。
こちらは昨年の稲刈りの様子です。
「FLCパートナーズストア」ではこうして年間を通して現地取材を重ね自信をもってこの完全無農薬栽培のお米『にこまる』を販売しています。
販売開始は今年も10月上旬を予定していて、新米の出荷は10月中旬以降となる運びです。
今年の田植え前の代かき後の様子を取材した際の写真で、生産者の岩崎寛二郎さんです。
岩崎さんの田んぼは上下2枚の棚田(たなだ)です。
棚田とは山の斜面や、谷間の傾斜地に階段状に作られた水田のことです。
こちらは田植えの様子です。
棚田での米作りは、一般的な平地の四角い田んぼに比べ、5倍とも10倍とも手がかかると言われています。
その理由の一つが、畔(あぜ)の草刈りです。
一般的な平地の四角い田んぼの畔は約30cmほどで、草刈りも容易にできます。
しかし、ここの畔はもはや土手と言った感じで、その土手の草刈りだけでもかなりの重労働です。
ではなぜそんな手のかかるこの棚田で岩崎さんがお米作りをしているかの理由の1つ目を、昨日のブログで紹介しました。
簡単に申し上げると、岩崎さんの田んぼにはこの「若木水源」の清らかで豊富な水が直接流れ込むからです。
こちらは8月上旬の成長する苗たちの様子です。
昨日のブログで、岩崎さんがこの地の棚田での米作りにこだわる理由の1つ目を詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
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こちらは10日ほど前の様子で、現在は出穂が終わり穂ぞろいしているとのことでした。
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
本日のブログでもいろんな時期の写真を紹介しましたが、岩崎寛二郎さんが栽培するお米『にこまる』もこうして年間を通して現地取材を行ってきました。
こちらの写真は田植え前に田んぼに与える、岩崎さん自らが作っているぼかし肥料です。
岩崎さんは農薬や化学肥料を一切使用せずにお米作りを行っています。
それどころか、与える肥料もこうして自ら作っています。
ぼかし肥料とは、主に米ぬかを原材料として微生物で発酵させて作る有機肥料です。
肥料も自ら作るほどですから、他の田んぼからくる農薬や化学肥料には特に気を使っています。
3月下旬のきれいにトラクターで整地された田んぼの様子です。
「ここはすぐ周りに田んぼがないとたい。周りに田んぼがあると、どうしてもそこで消毒したり農薬をまいたりする影響が俺の田んぼにも及ぶたいね。でも、ここはこうして周りに田んぼがないけん俺が作った肥料だけで米が育ち、農薬や化学肥料は一切この田んぼには入らんとたい。」
岩崎さんはいつもそう話します。
そうはいっても、この時期の米作りには、最も怖い病気が出る恐れがあります。
それがいもち病です。
いもち病とは、稲の病気の中で最も被害が大きく怖い病気です。
いもち病菌という糸状菌の寄生によって発病します。
これがいもち病に感染した稲の葉っぱです。
こうして茶色くなり、蔓延すると稲自体が枯れて、もちろんお米は実りません。
いもち病は正直、そこらあたりにどこにでもいます。
そこで岩崎さんはその対策として、お酢と焼酎と竹酢液を1対1対1で混ぜ、それを約500倍ほどに薄めた液を稲たちに動噴機を使って散布したとのことでした。
その甲斐あって、今年も岩崎さんの田んぼではいもち病が蔓延することなく、このように元気に青々と稲が成長しています。
岩崎さんはこの手のかかる2枚の棚田で、自らが作った有機肥料を与えた土で、他の田んぼの水の影響を受けない「若木水源」から直接流れ込む新鮮で清らかな水を与え、農薬や化学肥料がかからない周りに田んぼの無いこの地でこだわりの農薬や化学肥料を一切使用しないお米(にこまる)を育てています。
こだわりの水、こだわりの土、そしてたくさんの惜しまぬ手間ひまで育てられる岩崎寛二郎さんのお米『にこまる』は、1本1本の稲の充実がしっかりと見て取られます。
このまま順調に成長し、稲刈りを迎えるのが楽しみでなりません。
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和6年度)も熊本県菊池市で農薬や化学肥料を一切使用せずに、岩崎寛二郎さんが栽培するお米『にこまる』をネット独占販売いたします。
今はまだ花が咲き終えたころです。
今年も白米と玄米をいずれも10kg、20kg、30kgで販売いたします。
昨年の岩崎寛二郎さんが栽培するお米『にこまる』は早々に完売しましたので、今年は昨年より多く販売ができるように岩崎さんと交渉中です。
まもなく令和6年度の予約販売をスタートしますし、定期購入の受付も始めます。
今年の岩崎寛二郎さんが栽培するお米『にこまる』にも大いにご期待ください!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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