FLC日記 2024年7月6日(土) 晴れ
昨日のブログに続き、柚子の匠、熊本県山鹿市鹿北町の「鬼塚農園」の令和6年の『香り高き柚子』の現在の様子を紹介いたします。
今年はかなり厳しい状況です。
おそらく今年は柚子の収量が昨年に比べ全国的に大きく落ち込むと思われます!

昨日現地取材をして撮影した写真です。
この様に大きなものでゴルフボールより一回り小さいくらいにまでは柚子の果実が成長していました。

ここは、熊本県山鹿市鹿北町多久にある、柚子の匠「鬼塚農園」さんの広い広い柚子畑のほんの一部です。
あえて平らなところを撮影しましたが、鬼塚農園」さんの柚子畑は、畑と言うより「柚子山」と言う表現がぴったりかもしれません。

中央を走る道路の両サイドに、約7反(2100坪)の柚子が栽培されています。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年も匠の農家さん「鬼塚農園」さんの、香り高きゆず『青柚子』、『あっぱれ』、『キズあり柚子』、『冬至用ゆず』をネット独占販売いたします。

生産者はこのお2人!
「鬼塚農園」の鬼塚啓治さんと鬼塚紀美代さんご夫妻で昨年の初収穫の際に撮影した写真です。
笑顔の絶えない仲良しご夫婦で、もう25年以上も柚子を生産する匠の農家さんです。

ここでは、4月下旬から5月上旬にかけ、柚子がこの白い花を咲かせます。
その頃は、柑橘類特有のとてもさわやかな香りが広がっていて、たくさんの虫たちが集まっていました。
花に潜り込んでいるのはミツバチです。

7月上旬の現在の様子がこちらです。
柚子の果実が着果して成長していました。
大きなものでゴルフボールより一回り小さいくらいです。
こうして成長している柚子たちは、「鬼塚農園」さんの惜しまぬ手間ひまで、収穫まで育てられます。
これから、果実はどんどん肥大して、9月中旬より香り高きゆず『青柚子』、11月上旬より色づいた香り高きゆず『あっぱれ』『キズあり柚子』の出荷予定です。

生産農家の「鬼塚農園」さんの鬼塚啓治さん、紀美代さんご夫妻で、以前の収穫の様子の取材の際に撮影した写真です。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売する全ての商品の、生産地に年間を通して伺って、その育つ様子や惜しまぬ手間ひまなどを現地取材しています。

もちろん、「鬼塚農園」さんの、『香り高き柚子』の栽培の様子も、収穫はもちろんのこと、その後の冬の様子、原の花咲く頃、本日紹介する着果後の様子、成長の過程などなど、こうしてもう何年も現地取材してきました。
そんな私ですから、今年のこの時期の様子が明らかに違うのは一目瞭然でした。

こちらは昨年取材した収穫を迎えた11月上旬の様子です。
この柚子たちは今年で定植8年目を迎えるまだ若木ですが、こうしてたくさんの柚子の果実を実らせていました。

まだ柚子の果実たちは小さく青いので、上の写真のようにはわかりませんが、柚子の果実は着果しているはずです。
しかし今年は、柚子の果実を探しても探しても見つかりません。
それがどれくらい少ないかを具体的にお伝えします。

この子をしっかりと見て回りました。
私が柚子が着果しているのを確認できたのは、たったの2玉だけです。
おそらく例年通りなら、この子から50個以上の柚子の果実が収穫できたはずです。
今年はとにかく探して探してやっと着果見つけることができるほどに少ないんです。

もちろんそれは全てではなく、こうしていくつも実っている果樹もありましたが、その数はずっと取材を続けてきた私がはっきりとわかるほどに、過去最少だと思います。

5月上旬に花の咲く様子を現地取材した際は、今年は花が極端に少なく思え、花が少し遅かったしぼみもまだあったので期待していましたが、その期待は大きく裏切られとにかく着果数が今までにないほどの少なさです。

現地取材後、生産農家の「鬼塚農園」さんに電話で取材しました。「どうも全国的にゆずの花が少なかったみたいだんね。ここ数年の異常気象のせいかなぁ~。とにかく今年は収量は今までにないほど落ち込むばい。」

「もうそれは仕方の中ことだけん、ただ、今着果しとる分ば、しっかり手をかけて収穫までしっかり育てていくごつするばい。ただ、絶対量が少なかけん、出せない商品も出てくることは覚悟しといて!」と鬼塚敬冶さんが話されました。
柚子の匠をもってしても、ここ数年の異常気象はこうして影響を及ぼしているようです。

柚子は同じ柑橘類の中でも、このような鋭く長いとげを持った果樹です。柚子の栽培は、トゲとの戦いでもあり、「柚子はキズがあって当たり前!」と言われる果実です。

こちらは弊社の商品で『キズあり柚子』と称しているものです。本来は一般的な柚子ですが、弊社ではそれをあえて『キズあり柚子』として販売しています。

それは、『キズあり柚子』とは明確に差別化をし特別な柚子として販売している、香り高き柚子『あっぱれ』を販売しているからです。
『あっぱれ』は、収穫した柚子から選びに選び抜かれた、キズやへこみがほとんどない“奇跡の柚子”です。

そしてもちろん今年も、1年間で最も柚子の消費量が多い、冬至に合わせた柚子風呂用の『冬至用柚子』の販売も予定しています。
大変ありがたいことに、昨年ご利用いただいたお客様からはすでにたくさんのご予約を頂戴しています。

鬼塚さんのお話や、私が現地を見てきた様子、そして他の柑橘類農家さんの話なども総合して、おそらく今年は全国的な柚子不足になること間違いないと思います。
これからも、「鬼塚農園」さんの『香り高き柚子』たちの成長の様子や、惜しまぬ手間ひま、匠の技を現地取材にて紹介していきます。
その中で、今期の出荷予定量を決めたいと思っています。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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