FLC日記 2024年5月26日(日) 晴れのちくもりのち雨
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年も熊本県菊池市七城町の、土にこだわる匠の農家さん「野中兄弟」がれんげを有機肥料にして育てた『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。


日本有数の米どころ、熊本県菊池市七城町の砂田地区で、匠の農家さん「野中兄弟」によって、れんげと米ワラのみを肥料として使って育てられたお米です。

こちらは、昨年の収穫(稲刈り)の様子です。
菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざった独特な土壌を持つ『砂田地区』の田んぼで育つ『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と称賛されているお米です。

“天下第一の米”とされ、将軍家や皇室への献上米としての歴史がある大変おいしいお米です。

その「砂田地区」の中でも、野中さんは“れんげ”を有機肥料として使った、『砂田のれんげ米』を育てています。
秋の稲刈り後、田んぼにれんげの種を撒き、お米を育てる肥料として育てます。

4月下旬の野中さんの田んぼです。
この写真だけ見ると、ここでお米が育てられるとは思いませんよね!
5月上旬、花が咲き終わるころ、れんげはその花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み、お米を育てる有機肥料とします。

「FLCパートナーズストア」では、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』をネット独占販売しています。
他では買うことのできない大変貴重なお米です。
ただし、定期購入のお客様分を確保すると残りわずかとなりました。
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』
本日のブログでは、そんな野中兄弟の2020年のお米作りの種まきから苗床作りまでを紹介します。
こちらは、お米の種つまり、籾です。
一旦水につけ、そのご乾燥させたものを種として使います。

兄の野中賢吾さんが、お米の種まき機で苗箱に種まきをしています。。
機械を使って、流れ作業でトレーに種を撒き、上土をかぶせるのです。

弟の野中剛さんができた苗箱を軽トラックに積んでいます。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材し、このブログで紹介しています。

野中兄弟のお米作りもずっと取材してきました。
田植えや稲刈りはもちろんのこと、種まきや苗床、田植え後の稲の生長、花咲く様子、頭を垂れ色づいた稲穂などなど、その全てです。

こちらは、2018年に種まきの様子を取材した際に撮影した、野中兄弟の父、野中逸雄さんです。
私は野中兄弟の米作りの前に、野中逸雄さんの米作りの様子をずっと取材してきていました。

私が田んぼで撮影した野中逸雄さんの最後の写真です。
2019年1月30日、『砂田のこだわりれんげ米』生産者の野中逸雄さんは、永遠の眠りにつきました。
享年72歳でした。

野中さんのこだわりの米作りは、ずっとそばで見てきた2人の息子さんたちにきちんと引き継がれています。
野中さんと一緒に苗床を作った最後の年から、苗箱(苗を育てるトレー)の下土の代わりに「こめパワーマット」を使用しています。

「こめパワーマット」とは、下土の代わりになるもので、肥料を含ませたシートです。
土を入れずにこれを使うと、安定した肥料の配給ができ、しかも持ち運びが楽なため、土に比べ少々お高くなりますが、6年前から導入しています。

種まきは、まず苗箱にこめパワーシートを乗せ、その上に籾を蒔き、上土をかけていきます。いつもの段取りで手際よく種まき作業が進められています。
種まきを終えると、苗床と呼ばれる田植えまで苗を育てる場所で栽培します。

種を撒いた苗箱は、軽トラックにきれいに積み重ね軽トラックで苗床へと運びました。
野中兄弟の苗床作りは、野中逸雄さんがしていたころと同様、水をはる前に苗箱を並べ、その後水を入れる手順で苗床を作ります。

こちらは、4月中旬の苗床(田んぼ)の様子です。
野中兄弟はれんげを有機肥料としてお米を育てているので、苗床にだってれんげの種を撒き、初冬から晩春までの期間れんげを育ててます。

今年もきれいに整地してあるこの田んぼを苗床として利用します。
兄弟とても息の合った作業風景です。
今年は兄弟二人での苗床作りですが、逸雄さんや奥様、奥様のお兄さんも参加してた頃を思い出しました。

「そういえばお二人のお父様の野中逸雄さんに「お手伝いしましょうか?」と言うと、
「触らんでよか!もしもひっくり返したりしたら責任取りきらんど?だけん、写真だけとっときなっせ!」と言われたことを思い出しました。」と言うと、

「昨年のこの苗床の時にも笠さんんはその話をしてたと思いますが、確かにそうだったですよね。毎年こうして思い出していただけると父も嬉しいと思います。」と賢吾さん。

「ツーショットを撮らせてください!」と言ってカメラを向けると、剛さんがおどけてピースサインで応えてくれました。「これからも笠さんなら苗床も田んぼもいつ来て写真撮られてもかまわないので、思う存分取材してください。」と言っていただきました。
一旦この場を離れ、別の取材を終えて戻ると、今年も見事に苗床ができていました。

令和6年度の、野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』の栽培が、苗床作りから本格的にスタートしました。
野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』を、弊社では「ご飯がごちそうになるお米」と称しています。
野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』は、以前は、有名デパートにて販売していました。

しかし、現在は、生産量を調整し、自分や家族、親せきや知人のためだけに育てています。
ですから、一般流通はほとんどありません。
私は、野中兄弟のれんげを使った米作り、そして安全・安心で、もちろん美味しいお米に惚れ込み、無理を言って数量限定で弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」で、ネット独占販売しています。
現在販売中の令和5年度のお米は、定期購入のお客様分を除くと、販売可能数がいよいよ残りわずかです。
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数量限定商品のため、定数になり次第、予告なしで締め切らせて頂きます。
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FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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