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熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち

FLC日記 2024年4月4日(木) くもりのち晴れ
梨の匠「本藤果樹園」さんの、梨園では梨の花が咲き誇っています。
今年は開花はほぼ例年通りで、3月30日と4月1日の2日にわたり、咲き誇る梨の写真を現地で撮影してきました。
まずは梨の花をご覧ください!

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15011794.jpg


熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15020260.jpg梨の花は、サクラ(ソメイヨシノ)の花に似ていると思いませんか?
それもそのはずです。
梨も桜も同じバラ科の植物で、花の形はよく似ていますよね。
梨の花は、毎年ほぼ桜(ソメイヨシノ)と同じ時期に咲き始めます。
今年のソメイヨシノの熊本県の開花は3月26日で、梨の花もほぼ同時期に咲き始めました。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15043209.jpg「本藤果樹園」さんは、熊本県菊池市戸豊水(とりうず)で、こだわりの『樹上完熟梨』を生産する匠の農家さんです。
こちらは数ヵ所の梨園の中の1つで、3月30日に撮影しました。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15051101.jpgほぼ同じアングルで撮影したつもりですが、こちらは4月1日の写真です。
この2日間で、ずいぶんと花が咲き誇ってきました。
もちろん果樹園の中の様子も現地取材してきました。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15072896.jpg匠の夜冬の剪定と誘引作業で、梨園内に張り巡らされたワイヤーに、梨の枝がきちんと誘引されています。
枝が重なることなく見事に配置された枝に、梨の花が咲き誇っています。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15094375.jpg梨は、1ヶ所から10個ほどの花を咲かせます。
そして、6個ほどは着果しますが、収穫できるのはせいぜい1個です。
また、着果のための交配(受粉)は、虫たちによって行われます。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15105054.jpg主にミツバチが花を飛び回り交配(受粉)するのですが、単一品種だとそれがうまくいきません。
そこで、数品種の梨を混植しています。
ちなみに、最も咲き誇っているのは最後に収穫を迎えるジャンボ梨『新高』の花です。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15140909.jpg「本藤果樹園」さんでは、収穫順で、幸水(写真)、秋麗、豊水、ジャンボ梨新高、新興の5種類の梨を生産しています。
「FLCパートナーズストア」では、新興を除く4種類のこだわりの『樹上完熟梨』を販売しています。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15151940.jpgこちらは、『秋麗』です。
2003年に、品種登録された梨で、熊本のブランド梨として、県をあげて推し進めている梨です。
『秋麗』は、青梨と呼ばれる品種で、決して見た目は美しくありません。
しかし、食べれば誰もが一瞬にして大好きになる美味さです。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15160083.jpgとにかく、酸味のない濃厚な甘さと、芳醇な香りとサクッとした食感が人気です。
香り、味わい、甘さのいずれをとっても、他の梨とは一線を画すなしだと言えると思います。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_17313095.jpg「本藤果樹園」園主の本藤猪一郎さんです。
以前、花咲く様子を取材した際に撮影した写真です。
惜しまぬ手間ひまと匠の技で、“本物”と呼べるこだわりの『樹上完熟梨』を栽培しています。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15165903.jpgこちらは冬の剪定作業の様子です。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_17363697.jpg以前取材した咲き誇る花の果樹園で、摘蕾、摘花作業をする本藤さんです。
もちろん「本藤果樹園」さんの『樹上完熟梨』の栽培の様子も、こうしてもう何年も年間を通して現地取材してきました。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_17424209.jpg作業を終えた梨の着果枝の先端部分です。
梨の花は咲き誇っていませんよね!
これは、摘花作業で花を摘み取っているのです。
この先端部分は、この枝のポンプのような役目をするところです。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_17425781.jpg栽培品種にもよりますが、先端のつぼみや花は摘み取ってあります。
この部分には梨の果実を実らません。
元気に葉を芽吹かせ、その勢いでこの枝全体に樹液が来るように、ポンプとして引き上げるための大切なところです。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_17455688.jpg以前取材した摘蕾作業の様子です。
本藤さんのお父さんの本藤賢一さんが作業を行っています。
「本藤果樹園」さんでは、本藤賢一さんと奥様、息子さんで園主の本藤猪一郎さんの、親子2代、3人の匠によって、こだわりの『樹上完熟の熊本梨』を生産しています。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_17493222.jpg「葉は残し蕾や花だけをとるんでしょ?大変な手作業ですよね!」と言うと、
「本当に良かもんば作ろうと思ったら、手間ひまば惜しんだらいかん!こうして毎年作業してきたけん、変わらぬ美味さの梨のでくっとたい!」
賢一さんがそう話してくれたことを思い出しました。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15192835.jpg惜しまぬ手間ひまをかけ、今年も至高の『樹上完熟梨』を育て上げます。
現在はこうして見事に誘引を終えた枝に、元気な花が咲き誇っていますが、もちろん、梨栽培はこれからが本番です。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15210391.jpg収穫後のお礼肥え、冬の剪定、摘蕾と摘花をへて、今年も咲いているからでしょう、たくさんのミツバチたちが飛び回っていました。
そして着果した後は、1次摘果、2次摘果、最終てかっか作業が収穫まで待ったなしで続きます。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_1925952.jpg「本藤果樹園」さんの出荷する梨は、こだわりの『樹上完熟梨』です。
梨を知り尽くした匠が、最もおいしい時期に収穫し出荷します。
7月下旬より、毎年最初に出荷する『幸水』からの販売スタートです。

熊本梨 本藤果樹園 花咲く様子を現地取材(2024)摘蕾、摘花作業で残された花たち_a0254656_15183760.jpg「FLCパートナーズストア」では、「本藤果樹園」さんの『樹上完熟梨』を朝採り即日発送で今年も販売いたします。
既に、「全種類を初回出荷で送ってください!」と、「本藤果樹園」さんの『樹上完熟梨』の美味さを知るお客様からはご予約を頂戴しているほどの大人気商品です。
これからも梨たちの成長の姿や、惜しまぬ手間ひまや匠の技を、現地取材にてご紹介します。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2024-04-04 15:35 | 熊本 梨 | Trackback | Comments(0)
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