FLC日記 2024年3月1日(金) 雨のち晴れ
熊本県菊池市に春の訪れを告げる、毎年恒例の『きくち初市』に行ってきました。
「きくち初市」は、毎年3月1日~3月2日に行われてきた、本来は植木市と陶器市です。
熊本県菊池市は、菊池渓谷、菊池温泉、菊池神社、竜門ダムなどで知られる、観光地です。
こちらは、菊池渓谷の夏の写真です。
夏の避暑地として、また秋の紅葉狩りに、県内外から多くの方が訪れます。
3月下旬から4月上旬にかけては、菊池神社、菊池公園(白山公園)の、1万本とも言われる桜を見るツアーも組まれるほどの人気です。
こちらは、満開のころの桜の写真です。
今年の満開の桜の様子は、また後日(3月下旬か4月上旬)、取材をしてこのブログでご紹介いたしますが、一足早く見たいという方は、こちらにアクセスしてみて下さい。
「FLC日記」
『菊池神社、菊池公園の桜photoコレクション』本日、菊池市に春の訪れを告げる、「きくち初市」に行ってきました。
「きくち初市」は、毎年3月1日~3月2日に行われてきた本来は植木市と陶器市です。
菊池の方は、親しみを込め“初市さん”と呼んでいます。
まずは、駐車場に車を置き、菊池中央グランドに行きました。
菊池神社参道横の、菊池中央グラウンドにある菊池一族の第15代城主、菊池武光公の騎馬武者の銅像です。
その勇ましく雄大な姿で、今も菊池市民を見守ってくれています。
鎌倉時代、室町時代、南北朝時代には、菊池市を拠点とした豪族の『菊池一族』は、歴史の表舞台に何度も登場しています。
とりわけ、元寇(蒙古襲来)に際して一族を挙げて戦い、が『蒙古襲来絵詞』に描かれていほどの活躍を残しています。
その菊池一族の本丸跡は、現在では菊池神社になています。
菊池神社へ向かう階段の入り口の鳥居です。
ここから、菊池神社の参道と、その先の御所通りで「きくち初市」は開催されています。
私が子供のころは、まっすぐになんてとても歩けないくらいに来場者も多く、販売される植木もずらりと並んでいましたが、今年はこちらの1件だけの出店でした。
かなりさみしい気持ちになりつつ、さらに進んでいきました。
菊池神社の参道入り口の大鳥居です。
鳥居前の横に通る道路を挟んで、私が立っているところより後ろの菊池高校方面への通りを、現在は「御所通り」と称しているようです。
私が子供のころは、「御所通り」なんて名称はありませんでした。
でも、菊池城のすぐ下にあるこのあたりは、当時は城下町として大変栄えていた場所で、「御所通り」の名称もありだと思いました。
この写真はコロナ前の2019年のものです。
「きくち初市」は本来、植木と陶器の市ですが、現在は陶器の販売の店舗は1件もなくなっていました。
こちらは本日の様子です。
以前はこの左の屋台のところあたりに、ずらりと陶器の販売店舗がありました。
今年は人通りも少なく、これなら出店店舗も減るだろうと思いました。
奥へ進むと、少しにぎやかになってきました。
まばらですが、たこ焼きや串焼き、クレープ、たい焼きなどなどのお店も並んでいます。
熊本県立菊池高校の正門前にやってきました。
毎年、「きくち初市」が開催される、3月1日は県立高校の卒業式です。
菊池高校でも卒業証書授与式が行われていました。
それにしても気になるのは、校門の左右を陣取っている龍ですよね!
この龍は「きくち夏祭り」の象徴でもある龍です。
1997年に菊池白龍伝説を再現して制作され、巨大白龍の雄龍と雌龍は1体、全長50メートル、総重量500キロにもなる巨大白龍で担ぎ手と共に祭りを盛り上げてくれます。
その龍が高校生の門出を祝うために校門前に設置されていたようです。
熊本県立菊池高校の正門の横には、熊本県の天然記念物「将軍木」があります。
今から約600年前の南北朝時代(14世紀後半)、征西将軍宮(せいせいしょうぐんのみや)・懐良親王(かねながしんのう)が菊池氏を頼り、菊池に「征西府」を置かれたとき、親王がお手植えされた木と伝えられ、このエピソードにちなんで“将軍木”と名付けられました。
ですから、樹齢がおよそ600年と推定されており、樹高が16m、幹回りが8m、枝張りが東西24mにもなる熊本県内有数の椋の巨木です。
菊池一族の歴史の一面を垣間見ることができる、観光スポットの一つです。
御所通りは、中世南北朝時代に、肥後守護職第15代の菊池武光公や第16代の武政公によって、京都の町並みを模して造られたと言われています。
将軍木から50mほどで、屋台が立ち並ぶのは終わりました。
そこで折り返して、駐車場へ向かいました。
これだけ人通りが少ないのなら、「きくち初市」は昔から3月1日、2日と決まっていましたが、今後は3月最初の土日の開催と言うことにしてみてはどうかとも思っています。
さて、少し私の紹介をしましょう。
菊池神社と菊池公園の間の道をぬけ株式会社旬援隊があり、私が住んでいる菊池水源の山奥に戻ることにしました。
菊池神社からは、車で約30分ほどかかる、高冷地のホント山奥です。
菊池に春の訪れを告げる「きくち初市」の本日、弊社では桜が咲いています。
ただしこの桜は、「ソメイヨシノ」ではなくサクランボの実をつける桜です。まだまだ薪ストーブが欠かせない弊社ですが、確実に春は近づいてきています。
私こと株式会社旬援隊の代表取締役の笠泰紀が運営するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本県産の様々な旬の食材を販売しています。
こちらは株式会社旬援隊の本社社屋です。
株式会社旬援隊は、熊本県菊池市原(はる)、菊池水源の山奥に本社所在地があります。
ここで私は、自然と共に生き、自ら畑を耕し、さまざまな果樹や原木しいたけを育て、烏骨鶏たちを飼育しながら、自給自足の生活を目指しています。
そして、弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」では、契約農家の「わが家の専用農家さん」や、私がこの地で育てた、熊本県産の“本物”と呼べる旬の食材を販売しています。
いずれもここでしか買えないものばかりです。
現在の、最旬食材は、柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』(写真)、究極の柑橘『せとか』、熊本産新鮮『いちご』などがあります。
菊池産の安全で美味しいお米、朝採りの新鮮野菜、タマゴ、菊池水源茶(紅茶)、菊池水源産『えごま油』なども取り扱っています。
弊社で販売する商品は全て、私が年間を通して現地取材し、その成長の様子や惜しまぬ手間ひまを、このブログ(FLC日記)で紹介しています。
今月下旬には、いよいよ『熊本産スイカ』、幻の白い『長生たけのこ』も発売致します!
ぜひ、下記ロゴをクリックして、ホームページをのぞいてみて下さい。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」の
ランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、
ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
にほんブログ村