熊本県山鹿市菊鹿町で育てる水の杜の『安鮮野菜』の新規販売に向け現地取材をスタートしました！（前編）

ＦＬＣ日記　2024年1月27日(土)　晴れのちくもり
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」では年間を通して提供ができる「新鮮野菜」を探し求めてきました。
もちろん、安全で美味しく新鮮でなければなりません。
そんな中、出会ったのが熊本県山鹿市菊鹿町の「案鮮農園」さんが育てる安全で新鮮な『安鮮野菜』です。


こちらは栽培ハウスの様子です。

写真は元気に成長中の『小松菜』です。
お解りいただけますよね！
葉っぱを虫がかじっています。
農薬を一切使用せず、消毒も行わず育てている証拠です。

その他にも『水菜』が栽培されていました。
いやぁ～！
朝日を浴びてキラキラ光っています。
生のままサラダにしても、お鍋の具材としても美味しいこと間違いなし！

さらには『ほうれん草』も栽培しています。
ちょうど収穫作業を行っていました。
肉厚で色が濃く、栄養たっぷりのなんだかとても力強い『ほうれん草』です！

生産者はこのお二人！
古田久美子さんと息子さんの古田宋志さんです。
主に久美子さんが栽培していて、宋志さんはサポートをしています。

「案鮮農園」さんは久美子さんとご主人とで「安全で新鮮な野菜を育て提供する」と言う強い理念のもと命名された屋号です。
ご主人は数年前に他界され、現在は主に久美子さんが『安鮮野菜』を栽培しています。

宋志さんは普段は飛び切り腕のいい理容師さんです。
ですから、いつも共に栽培をしているのではなく、力仕事が必要な時やお休みの時にお母様のサポートをしているのです。

「安鮮農園」さんの『安鮮野菜』が育つ環境を紹介しましょう！
写真は栽培ハウスのある場所から見下ろした景色です。
多くの山々に囲まれたとてものどかな環境にあります。

熊本県山鹿市菊鹿町は矢谷渓谷を有する自然豊かな町です。
内田川・木野川などの清流が流れ八方ヶ岳と国見岳に囲まれた矢谷渓谷には、岩場を曲がりくねって流れ落ちる渓流の滑り台（ウォーターシュート）もあり大人気な観光スポットです。
ですから、多くのキャンプ場もありました。

「矢谷渓谷キャンプ場」さんや、奥矢谷渓谷にある「きらり」さん(写真)など、自然を満喫できるロケーションのキャンプ場です。
全国的に現在はキャンプブームですよね！

「矢谷渓谷キャンプ場」さんの駐車場には伺ったのが土曜日と言うこともあり、県内外から多くのキャンプを楽しむ方々が来ていました。
近くには相良観音(相良寺)や天然記念物のアイラトビカズラの生息地もありました。

こちらは栽培地のハウスから見えるご自宅へ向かう坂道です。
『安鮮野菜』たちを栽培するための潅水用の水はこの先の沢からとっています。
どんな環境なのか車で走ってみました。

するとそこにはこのような水槽がいたる所にありました。
なんと「山女(ヤマメ)」の養殖場です。
きれいな水でなけらば生息できない「山女」がたくさん養殖されていたのです。

山々に囲まれたこの地にはたくさんの沢があり、その水は川へと流れ込みます。
豊かな森の清らかな水で「山女」たちは育てられているのです。
そして、その水は「安鮮農園」さんの『安鮮野菜』たちを育てる水ともなっていました。

栽培ハウスの様子に話を戻しましょう！
『小松菜』が元気市育っていますが、その間には「潅水チューブ」が通されています。
“潅水(かんすい)”とは農作物に水を与えることです。
そして、その水は「安鮮農園」さんの『安鮮野菜』たちを育てる水ともなっていました。

「安鮮農園」さんの『安鮮野菜』たちは「山女」を養殖できるほどの清らかな水で育てているのです。
最初の取材の際に『安鮮野菜』たちをいただきました。

一般的なスパー等で販売されている野菜とは全く異なりエグミがありません！
美味しさの要因の一つとして、その清らかな水があるのだと確信しました。

こちらは最初の取材の日に宋志さんと共に伺い見せて頂いた“苗床”の様子です。
苗床とは農作物の苗を栽培地に定植するまで育てる場所のことです。

「安鮮農園」さんでは栽培する『安鮮野菜』たちの苗を自ら育てています。
「苗がまだ幼いので、潅水はほぼ毎日行いますよ。もちろんハウスと同じ新鮮な水を与えています。」と宋志さんが話してくれました。

熊本の“旬”を販売するネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

もちろんこの度、新規販売の準備を行っている「案鮮農園」さんの『安鮮野菜』たちの栽培の様子も、こうして苗床からその育つ環境までしっかりと現地取材を行っています。

本日の現地取材でも久美子さんのとても丁寧で優しい収穫の様子も見てきました。
その様子も含めまだまだお話ししたいことはたくさんですが、本日のブログは少々長くなりましたので、この続きは明日のブログで紹介することとします。

「ＦＬＣパートナーズストア」では熊本県山鹿市菊鹿町の「安鮮農園」さんが育てる『安鮮野菜』の販売に向け全力準備中です。
写真の『水菜』をはじめ『小松菜』『ほうれん草』の販売を予定しています。
ぜひ楽しみにしていてください！
それでは、明日のブログもお見逃しなく！

ＦＬＣパートナーズストア　笠　泰紀

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