FLC日記 2023年11月6日(月) くもりのち雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「きもと農園」さんの『熊本産高級マスクメロン』を、令和5年度のこの冬もネット独占販売いたします。


今年(令和5年)は、12月中旬、クリスマスと年末年始に食べごろを迎えるように3段階のハウスで栽培しています。
甘い果汁のトロトロ食感のメロンの注文(ご予約)受付のスタートは11月下旬からの予定です!

「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「きもと農園」さんの高級マスクメロン『アールスメロン』の栽培の様子も、もう何年も前から現地取材を重ねてきました。

この冬の「きもと農園」さんのメロン栽培の様子を徹底取材しています。
こちらは9月1日に撮影した苗床での芽吹きの様子です。
本日のブログでは、3段階に分けて栽培されているマスクメロンの栽培ハウスの様子を紹介いたします。

熊本県山鹿市鹿央町にある、匠の農家さん「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』の栽培ハウスの1つです。
もっともはやく収穫を迎えるハウスで、あの芽吹いたばかりの苗が2ヶ月でここまで大きく成長していました。

栽培の様子を順を追って紹介しましょう!
こちらは定植直後の様子です。
「きもと農園」さんでは苗は自ら播種を行い苗床で集中管理して育てます。
その苗を栽培ハウスに植え付けることそれが定植です。

以前取材した定植作業の様子です。
メロンの苗の定植はすべて手作業です。1本1本あらかじめ用意しているマルチビニールをはった畝に植え付けていくのです。

定植を終えると、次に栽培作業に向けての準備を行います。
支柱を立て、そこにワイヤーを渡し、ワイヤーからひもが吊るされているのです。

「きもと農園」さんでは、メロンの苗たちをそのひもを使いながら上に伸ばし育てていきます。
収穫するメロンは、宙に浮いた状態で育ち、収穫の時を迎えるのです。

今回取材したハウスの最も遅い栽培ハウスがちょうどその頃の状態でした。
苗が成長して支柱の最上部にあるワイヤーに届く前に芯(生長点)を止めて(切り落として)その後はそれぞれの苗が至高の1玉を作り上げるように手をかけ育てていきます。

これはメロンの花です。
メロンは雄花と雌花が別々に咲く雄雌異花の植物です。
ミツバチたちが飛び回ることによって、交配(受粉)が行われます。

交配が終わり着果したメロンです。
今回取材した2番目のハウスが現在この状態でした。
着果させるのは、下から13枚目、上からも13枚目あたりにある花の3つだけです。

「きもと農園」代表の木本洋利さんの、摘果作業を取材した際の写真です。
3つに着果させ、その中から最も良い1つだけを匠の判断で残し、残り2つは摘果で落としてしまいます。
ですから1株から収穫できるマスクメロンはたったの1玉だけんです。
この1玉に1本のマスクメロンの株が全ての力を注げるよう惜しまぬ手間暇をかけ育て上げるのです。

その様子がこちら!
今回取材した最も成長が早いハウスです。
木本さんご夫妻の息子さんも黙々と作業を進めていました。

その奥では木本さんと奥様の木本晴子さんが同じ作業を進めていました。
1本の苗からたった1玉の至高のマスクメロンを育てるためにはその後に咲く花や脇芽、つるなどは不要です。
こうして手作業でそれらの全てをかいで(摘んで)いきます。

マスクメロンの果実はアンテナと呼ばれるつるにしっかりとフックをかけられ、宙に浮いた状態で成長していました。
収穫までの間、さらにそれぞれの株がたった1玉に全力を注げるようサポートしながら、温度と水管理を含め育て上げていくのです。
その様子はまた後日しっかりと現地取材し紹介したいと思っています。

「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』を、この冬もネット独占販売いたします。
この冬はグリーンの果肉とオレンジ色の果肉の2商品を出荷いただく予定です。

1本の苗からたった1玉のメロンを収穫するために、一切の妥協を許さず、徹底した管理と惜しまぬ手間ひまをかけ育て上げる“本物”と呼べるマスクメロンです。
その育つ様子や匠の技は私が全て現地取材して見て、このブログで紹介しています。
この冬の「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』にも大いにご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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