FLC日記 2023年9月16日(土) 晴れ
和栗の最高峰とも称される『美玖里(みくり)』は、栗の女王とも呼ばれています。


この美しい褐色の果皮に加え、果肉は黄色みがとても鮮やかで、甘みが強く滑らかな食感だからです。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和5年度も和栗の最高峰とも称される『美玖里(みくり)』をネット独占販売いたします!

ただし、今年からは弊社のお客様ならだれもがご存じのあの匠の農家さん「小春農園」さんの『美玖里』です。
現在、弊社ホームページでは昨年まで販売していた坂本誠行さんの『美玖里』を掲載中です。

「小春農園」さんの『美玖里』は現地取材を重ねながら、現在ホームページの作成を全力で行っています。
こちらは7月中旬の着果間もないころの「小春農園」さんの『美玖里』です。

まずは、生産者を変更することになった経緯を簡単に紹介します。
ここは熊本県菊池市にある坂本誠行さんの栗林の1つです。
昨年まではここで栽培されていた坂本誠行さんの『美玖里』を弊社では販売していました。

こちらがその坂本誠行さんです。
栗栽培50年以上のまさに栗名人で、毎年見事な栗を生産してきました。
しかし、80代後半の坂本さんは栽培地を減らす決心をしました。

「今までしっかりよかとば選んで出しよったばってん、生産量の減るとそれもかなわんごつなるけん、笠さんとこのお客さんに俺の『美玖里』ば出すとは今年までにさせて欲しい!」
昨年、坂本さんからそんな申し出があり、私は快諾しました。

「この枝にはおそらく3つの栗が成るばい。」
栗の花の様子を現地取材した際に坂本さんがそう話してくれたことを思い出しました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

坂本さんの『美玖里(みくり)』の栽培の様子も、こうしてきちんと現地取材を行って、ブログで紹介してきました。
写真は坂本誠行さんの『美玖里』昨年8月上旬の様子です。

そして、今年から販売を始める「小春農園」さんの『美玖里』の栽培の様子も、もう何年も前からこうして現地取材してきました。
こちらは2014年5月21日の様子で『美玖里』の苗木を植えたとの連絡を受け、現地取材した際に撮影した「小春農園」専務の小原将輝さんと『美玖里』の苗木です。

2年後の5月にはその苗木たちはこうして元気に成長していました。
「できれば7年待ってください!その頃には自信をもって出せる『美玖里』を育て上げます。」と将輝さん。
「ではその頃に弊社で販売させてください!」私と将輝さんはそう約束しました。

こちらは昨年の「小春農園」さんの『美玖里』の収穫を迎えた10月上旬の様子です。
あの幼かった苗木たちは元気に成長し、たくさんの『美玖里』を実らせています。

「桃栗3年、柿8年」と良いますよね!
確かに栗は3年目から果実を実らせ始めます。
ただそれは、実るということだけで、良い栗を実らせることができるのとは違うんです。

昨年の収穫の際に撮影した写真です。
丸々とした見事な「小春農園」さんの『美玖里』です。
「小春農園」さんは弊社の商品(農作物)を生産する契約農家さんの中で、最もお付き合いの古い農家さんです。
では、あらためて、生産地と生産者を紹介しましょう!

ここは熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの栗の栽培地のほんの一部です。
鹿北町は清流の里と呼ばれていて、澄んだ空気と清らかな水がたくさんの農作物を育んでいます。
「小春農園」さんでは日のあたる山の斜面を利用して、様々な作物を育てています。

写真の青いところは「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスで、その右にあるのが柑橘王こと『デコポン』の栽培ハウスです。
「小春農園」さんは1年を通して弊社に様々な農作物を出荷いただくまさに匠の農家さんです。

「小春農園」さんは、代表の小原正宏さんの長年の経験による卓越した技術と豊富な知識に加え、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに大学で柑橘類を専門に学んだ、息子の将輝さんの専門的な知識と管理能力を持つ親子の匠で、まさに“本物”と呼べる様々な農作物を育てる匠の農家さんです。
さらに昨年より将輝さんの奥様の小原しおりさんも農業に従事しています。
写真は今年の2月中旬の『せとか』の初収穫を取材した際の親子の匠の4ショットです。

こちらは昨年11月中旬『デコポン』の色づきの様子とハウスのビニールはりの様子を取材した際の「小春農園」代表の小原正宏さんです。
「笠さん!聞いたばい。坂本さんの『美玖里』ば来年からは出せんごつなるてね!」と小原さん。

「そうなんですよ!だから「小春農園」さんに・・・」と話してると、
「来年からはうちの『美玖里』ば販売しなっせ!もう、果樹も成熟してしっかりよかとのできよるけん。心配せんでよかよ!」小原さんが自身の笑顔でそう話してくれました。

小原さんにそう言っていただく前には、すでに「小春農園」さんの『美玖里』を現地取材始めていました。
9年前の苗木の頃は別として、昨年10月上旬の収穫(栗拾い)の様子もこうして現地取材しています。

「来年から「小春農園」さんの『美玖里』を販売させていただけたらと思ってます。」と言うと、
「父ともしっかり話しておきます。今年も良い出来ですが来年はもっと良い出来に育て上げますので、お任せください!大変でしょうがまた現地取材よろしくお願いします。」と将輝さん。

私はそれから年間を通して「小春農園」さんの『美玖里』を現地取材してきました。
その様子を紹介したいところですが、本日のブログは少々長くなりましたのでその様子は明日のブログで紹介いたします。
「FLCパートナーズストア」では、令和5年度も和栗の最高峰とも称される『美玖里(みくり)』をネット独占販売いたします!
今年からは「小春農園」さんの『美玖里』で現在ホームページを全力作成中です。
ホームページでの予約販売の受付開始はもう少々お待ちください。
「小春農園」さんの『美玖里』は10月上旬より出荷開始予定です。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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