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熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)

FLC日記 2023年8月27日(日) 晴れ時々曇り
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和5年度より熊本県菊池市で農薬や化学肥料を一切使用せずに、岩崎寛二郎さんが栽培するお米『にこまる』を新規販売いたします。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_17511766.jpg


熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_17525110.jpgこちらは現在の田んぼの様子です。
自ら作った有機肥料を与えた元気な田んぼの土が、こうして青々と稲たちを育てていました。
そして、この時期米作りにとって大事な大事な成長があります!

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_17534992.jpgそれがこちら!
出穂です。
出穂とは、お米の苗が成長し、穂をつけ、花が咲く様子のことです。
白い糸くずのようなものがお米の花です。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_17565274.jpg正確に言えば、“花”とは言えないかもしれません。
今見えてる白い糸くずのようなものは、お米の花の雄しべです。
私が現地取材に伺ったのはお昼過ぎのことで、花は、午前中に咲いてその時間はもう籾が閉じています。
ほんの少し開いて、そこに雄しべの花粉が落ちて受粉するので、籾が閉じた後は雄しべだけが残るというわけなんです。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18003141.jpgこちらは6月17日に行われた田植えの様子です。
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、今年より新規販売する岩崎寛二郎さんが栽培するお米『にこまる』もこうして現地取材をずっと行ってきました。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18031128.jpgこちらは田植え直後の苗たちです。まだ淡い色をしていて、1ヶ所に植えられた苗も5~6本ほどですね。
でも、これから成長し、分けつし現在の約20本を超えるほどの1株になります。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18075996.jpgこちらは田植えから約1ヶ月後の、本日のブログの最初の写真とほぼ同じアングルの田んぼの様子です。
しっかりと活着した苗たちはまだ植えられた苗の数そのままで、成長しています。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18143729.jpgこちらは同じ場所にある下の田んぼです。
こちらも順調に成長していますね!
岩崎さんが育てるこの2枚の田んぼは、曲がりくねった棚田です。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18161678.jpg棚田での米作りは、一般的な四角い田んぼに比べ、5倍とも10倍とも手がかかると言われています。
その一つが畔(あぜ)の草刈りです。
ご覧の通り、田んぼと田んぼを仕切る畔は土手になっていて、草刈りはかなりの重労働です。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18232978.jpgではなぜそんなに手のかかるこの地の棚田でお米作りをしているのか?
その理由の1つ目が、ここには清らかで豊富な水があるからなんです。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18253486.jpgこの地には、「若木水源」と言って、阿蘇外輪山の伏流水が湧き出る泉があります。
1年中枯れることなく、こんこんと湧き出るまさに水源なのです。
「若木水源」は、くまもと名水100選にも選ばれています。
岩崎さんの田んぼはこの「若木水源」よりほんの数百メートルほどのところにあります。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18290040.jpgこの川(用水路)を流れた湧水が、直接岩崎さんの田んぼのお米を育てる水として使われているのです。
岩崎さんは以前の取材で、こんな話をしてくれました。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18315988.jpg「俺は基本的に、うちの家族や親せきが食べるために米を作りよるとたい。だから、農薬や化学肥料は一切使わずに安全にこだわるわけたいね。ここはそのためには最高の環境なんよ。「若木水源」の湧水が直接流れ込むたいね。一般的な田んぼは用水路をずっと流れてきた水ば使うたい。そうなるとその間にいろんなものがその水には含まれるわけよ。」

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18382685.jpg当然、農薬や化学肥料も一緒に流れてくるだろうし、用水路の周りの雨水も入るたいね。でも、この田んぼはそれらはほぼ考えんでよかたいね。雨水は少しは入るかもしれんけど、何せ湧水が直接うちの田んぼに来よるとだけんね!」
この写真の左上たりが「若木水源」の湧水が直接流れ込む田んぼへの給水口になっています。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18452314.jpgこちらは現在の様子です。
岩崎さんがお米を育てる2枚の田んぼです。
この田んぼのすぐ周りには、岩崎さんの田んぼ以外に田んぼはありません。
それが、この手のかかる棚田で岩崎さんがお米を作る理由の2つ目です。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18520870.jpgこちらは田植え前に田んぼに与える、ぼかし肥料(有機肥料)を岩崎さん自らが作っている様子を取材した際の一コマです。
岩崎さんは肥料も自ら作り安全、安心、しかも美味しい米作りに取り組んでいます。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18551680.jpg以前の取材の際に撮影した、岩崎寛二郎さんと奥様の岩崎由美子さんです。
笑顔の絶えない仲良し夫婦の二人三脚で、様々な農作物を無農薬で育てる匠の農家さんです。

熊本県菊池市産の無農薬栽培のお米『にこまる』田植え後の成長の様子と出穂!こだわりの水と有機肥料(前編)_a0254656_18573138.jpgお二人がこだわりぬき育てるお米は、今年もこうして元気に育っています。
この田んぼでお米を育てる理由の2つ目を紹介したいところですが、本日のブログは少々長くなりましたので、この続きは明日のブログで際しく紹介したいと思っています。
私はお二人が農薬や化学肥料を一切使用せずに栽培するお米『にこまる』の今期よりの販売が楽しみでなりません。
もちろん、これから穂が膨らみ頭を垂れ、黄金色に輝く様子、もちろん稲刈りも含め現地取材しこのブログで紹介します。
お楽しみに!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2023-08-27 19:06 | 無農薬栽培の菊池のお米(にこまる) | Trackback | Comments(0)
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