FLC日記 2023年7月26日(水) 晴れのち雨(豪雨)のちくもり
「今年も良い感じに果実が成長していますよ。私が摘果作業を終えたところから、母が玉吊り作業を行っています。摘果はそれぞれの果樹を見極めながら、タイミングよくまた実る場所に応じて行うことが大事なんです。」
そうお話しいただいたのは「小春農園」専務の小原将輝さんです。
この辺りはまだ摘果作業を終えていないようですね!
これからこの辺りはこれから匠の判断の摘果作業を行うようです。
摘果作業を終え、玉吊り作業を施された『デコポン』の果実です。
「小春農園」さんでは収穫するまで育てる1玉1玉すべてのデコポンにこうして惜しまぬ手間暇をかけひもつり作業をして栽培します。
「小春農園」さんでは、2種類の『デコポン(肥後ポン)』を生産しています。
12月下旬~3月下旬まで販売する樹上完熟デコポン(肥後ポン)『ひのゆたか』(写真)は、熊本限定栽培品種のデコポンです。
そして、4月上旬~6月中旬まで販売する、蔵出し完熟デコポン(肥後ポン)『不知火』(写真)です。
『不知火』は、収穫後、昔ながらの土壁の“蔵”の中でゆっくりと、じっくりと追熟させ出荷します。
通常、デコポンとは『不知火』と言う品種のことを称します。
『不知火』は収穫後すぐは、とても酸味がきついです。
追熟させ、酸味と糖度のベストバランスになるのを待ち出荷します。
一方、熊本限定栽培品種の『ひのゆたか』は、樹上で完熟し収穫後すぐに食べられる特別なデコポンです。
流通果実としての「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。
※「デコポン」は熊本果実連の商標登録のため「FLCパートナーズストア」では、『肥後ポン』での販売となります。
熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培ハウスです。
「小春農園」さんのみかん畑の登り口から撮影しました。
豊かな自然に囲まれたこの地で、澄んだ空気と、清らかな水、太陽の恵みをいっぱいに浴びて、「小春農園」さんの2種類の『デコポン)肥後ポン)』は栽培されています。
ちなみに左のハウスは同じく「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスです。
「小春農園」さんでは、様々な“本物”と呼べる農作物を生産しています。
本日ご紹介する柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』をはじめ、『山あいの甘熟いちじく』、『原木しいたけ』、幻の柑橘『せとか』(写真)、『ザ・みかん』、幻の白い『長生たけのこ』などなどすべて超一級品!
ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
現在は、山あいの『甘熟いちじく』を大好評販売中です。
いちじくは樹上で完熟させないと本当の美味しさになりません。
そこで、完熟ならぬ“甘熟”にこだわった朝採りいちじくを、今年も即日発送でお届けいたします。
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山あいの『甘熟いちじく』「デコポン」に話を戻しましょう!「小春農園」専務の小原将輝さんにハウスの中を案内していただきました。
私が取材に伺うと、いつもこの笑顔で迎えてくれます。
「今年はいつも以上に良い感じで玉太りしてますね!摘果作業の最盛期ですか?」と尋ねると、
「はい。摘果作業もタイミングよく、実る場所を見極めながら行っていますが、今日は徒長枝を摘んでました。これですね!」将輝さんはそう言って指さしました。
そして次の瞬間、その指さした徒長枝を摘み取りました。
「え?ハサミは使わないんですか?」と尋ねると、
「後で使いますけど、摘み取る作業は手で行います。この時期だと、簡単に摘み取れるので!」とのこと。
将輝さんは次々に、匠の判断で不要とみなした徒長枝を摘み取っています。
「今はまだこれくらいですが、間違いなくこれからどんどん伸びて、大事な葉や果実に日が当たらなくなるんです。」
「これもデコポンの果実を大きく甘く育てるための大事な作業の1つですね!」と将輝さん。
この作業と同時に行うのが、摘果作業です。
現在、「小春農園」さんのデコポンの栽培ハウスでは、着果したデコポンたちが、テニスボールより少し小さいくらいにまで成長していました。
「この大きさくらいが、成長の過程でこの時期のベストサイズってとこですかね!全体のバランスを見ながら、1本の果樹に実らせるデコポンの数は毎年ほぼ同じくらいになるように摘果するんです。」と将輝さん。
熊本の旬を販売している「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「小春農園」さんの『デコポン(肥後ポン)』の栽培の様子も、収穫の時のみならず、もう何年もこうして年間を通して現地取材してきました。
「摘果を終えたたとこから、母が玉吊り作業をしてるんです。」と将輝さん。
デコポンたちは、こうして1玉1玉惜しまぬ手間ひまをかけ、吊り下げながら栽培されています。
デコポンの果実を大きく、きれいに育てるための惜しまぬ手間ひまです。
以前取材した玉吊り作業の様子です。
6月下旬から8月上旬にかけ、「小春農園」さんでは1玉1玉すべてのデコポンをこうしてひもつり作業をしていきます。
デコポンの成長の過程で枝や葉、デコポン同士でぶつかって傷がつくのを避けるためです。
それは最も暑い時期に行われる、途方もない手作業です。
「今年も良い夏芽が芽吹いてきてますね!」と言うと、「そうですね!果実の肥大も進みながら、夏芽も芽吹くくらいの樹勢が必要ですね!」春先にベストなタイミングで、的確に剪定しないと、この時期の新しい新芽は芽吹きません。この技術はかなり重要なことなんですよ。」と将輝さん。
こちらがその春先の剪定作業の様子です。
将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の原正宏さんが、匠の技で選定作業をしています。
「この時期に行う剪定を“花芽剪定”って言うとたい。これが、デコポンの出来の7割くらいを左右するとたいね。だけん、「命を吹き込む“花芽剪定”」って呼びよるとたい。」
小原さんはそう話しながら、究極の選択を繰り返し、的確な選定作業を行っていました。
今年も「小春農園」さんの惜しまぬ手間ひまと、的確な時期に的確な作業を行う匠の技で、デコポンたちは順調に育っています。
「将輝さん、今年もあの味を期待して良いですね!」と取材の最後に尋ねると、
「ええ!お任せください!これから、まだまだ果実は肥大するし、収穫まではあと5か月ほどありますがしっかり手をかけて育て上げますよ!あの味を期待していただいていいですよ!」
将輝さんは自信の笑顔でそう答えてくれました。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの“柑橘王”ことデコポン(肥後ポン)をネット独占販売いたします。
弊社の数ある商品の中で、リピート率がナンバー1なのが、「小春農園」さんのデコポン(肥後ポン)です。
収穫前のデコポンの栽培ハウスの様子です。
今期もまずは、12月下旬または1月上旬より、熊本限定栽培品種の、樹上完熟デコポン『ひのゆたか』のを出荷します。
続いて、蔵出し完熟デコポン『不知火』と切れることなく4月上旬から6月中旬までの販売です。
これからも、その成長の様子、匠の技などを取材しご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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