FLC日記 2023年7月21日(金) くもりのち晴れ
こちらの写真は昨年11月中旬の収穫が始まる前の熊本限定栽培品種のイチゴ『熊紅(ゆうべに)』の様子です。
イチゴの出荷の時期は、11月~5月くらいまでです。
では、今の時期、イチゴたちはどうしているのでしょう?
本日のブログでは、現在の苗床の様子、栽培ハウスの様子を現地取材してきましたので紹介いたします。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和5年度)も、イチゴの匠「杉本農園」さんの、熊本産高級イチゴをネット独占販売いたします。
「杉本農園」さんが生産しているのは、熊本限定栽培品種のイチゴ『熊紅(ゆうべに)』です。
『熊紅』は、2015年にデビューしたばかりの新しい品種です。
鮮やかな“紅色”と熊本県の“熊”から、『熊紅(ゆうべに)』と名付けられました。
円錐形の割と整った形をしているのも特徴の一つです。
果肉に空洞がが見られるものもありますが、柔らかすぎないしっかりとした食感も人気で、糖度は13度前後と、イチゴとしてはトップクラスです。
こちらは、以前取材した12月上旬の収穫の様子を取材に伺った際に撮影した写真です。
「杉本農園」の杉本一博さんにいつも取材協力をしていただいています。
「杉本農園」さんは、今年で24年目を迎える、年間を通してイチゴだけを栽培する“イチゴ専用農家さん”です。
一博さんのお父さんの憲治さんと、お母さんの洋子さんが、長年培ってきた経験と技術を、大学で専門的にイチゴ栽培を学んだ、息子さんの杉本一博さんが、さらに進化させ、最高級のイチゴを育てています。
こちらは本日取材した現在の栽培ハウスの様子です。
この写真だけではここでイチゴが栽培されていたとはわからないですよね!
同じようなアングルの、イチゴの収穫を行っている2月中旬ごろの様子を紹介します。
きれいに配置され栽培されているイチゴの苗に、イチゴの果実が実っていますね!
ではいよいよ本題です。
この時期(夏の時期)、イチゴは一体どうなっているのしょう?
こちらはイチゴの苗を栽培する“苗床”です。
この時期は、9月に定植するための新しい苗たちをどんどんと増やしています。
イチゴの果実の表面の粒粒はもちろん種で、それからもイチゴを育てることはできます。
しかしイチゴは、多年生植物で、親株からランナーで新しい株を増やし、それをハウスに定植し育てるのが一般的な栽培方法です。
右手前にあるのが親株で、ポットで元気に成長しているがこの秋、定植する子株たちです。
こちらからは以前現地取材した際の写真と会話です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、「杉本農園」さんのイチゴ栽培の様子を、もう何年も年間を通して現地取材しています。
この日、苗床では一博さんのお母さんの洋子さんが作業をしていました。
「朝からスプリンクラーで潅水(植物に水をあげること)をしたから、雨に打たれてるようになって葉っぱが下向いちゃってるけど、良い苗が育ってるでしょ?早い子は4男までできてるのよ!」と洋子さん。
イチゴの苗作りは、親株から伸びたランナーの先の子株を、ポットの中に固定して根付かせ行います。
それぞれがしっかり根付いたら、ランナーを切って独立した1つの苗になるのです。
こうしてその先端部分を新しいポットに押し付けておくと、そこから根が出てきて1つの苗に育つのです。
写真は親株からの栄養をうけながら、自分でも根をはり、自立できるように、必死に頑張っているところですね。
最初に伸びたランナーから作る苗を長男とするなら、さらにランナーは伸び次男を育て、その次、その次と四男まで作ります。
こちらは本日取材した写真です。
9月中旬に定植する数の苗を、この時期に増やしています。
毎年繰り返される、惜しまぬ手間ひまの苗作りで、あの美味しいイチゴが作られるのです。
今年も「杉本農園」さんの『熊紅』の苗床では、こうして9月中旬に定植を迎える苗たちが、元気に成長していました。
苗つくりと同時に行うのが、栽培するハウスの準備です。
その様子はまた後日このブログで紹介したいと思っています。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「杉本農園」さんの熊本産高級イチゴを今年もネット独占販売いたします。
昨年も大好評いただいた、熊本限定栽培品種の『熊紅』です。
これからも、栽培の様子や成長過程など現地取材で紹介していきます。
今後もこのブログをお見逃しなく!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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