FLC日記 2023年7月3日(月) 豪雨のちくもり
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和5年)も熊本県菊池市七城町砂田地区で、土にこだわる匠の農家さん「野中兄弟」が、“れんげ”と稲刈り時の“稲ワラ”の有機肥料で作り上げた元気な土で栽培する『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売いたします。
熊本県菊池市七城町にある、砂田地区は、菊池川と迫間(はざま)川の間に位置してます。
七城町は、日本有数の米どころで、砂の混ざった独特な土壌を持つこの砂田地区の田んぼで育つ『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と称賛されているお米です。
『砂田米』は、“天下第一の米”とされ、将軍家や皇室への献上米としての歴史がある大変おいしいお米です。
その七城町砂田で、野中逸雄さんは、れんげを有機肥料として育てた、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』を生産してきました。
おかげさまで、現在販売中の令和4年度のお米も大好評いただいています!
『砂田のこだわりれんげ米』は、白米も、玄米も販売予定分は定期購入のお客様分を確保すると、いよいよ残りわずかとなっています。
ここでしか買うことのできない大変貴重なお米です。
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』先ほど、生産者を野中逸雄さんと紹介しました。
こちらは2018年6月の田植えの際の写真です。
その年が野中さんの最後の田植えとなりました。
野中さんは翌7月に病で倒れ、闘病生活を送っていましたが、2019年1月30日に永遠の眠りについたのです。
弊社では、当初、野中逸雄さんが育てたお米を『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』として販売していました。
現在は2人の息子さんたちが継承し育て上げるお米を『砂田のこだわりれんげ米』として販売しています。
野中逸雄さんが育てたお米は、以前は、百貨店へも卸していましたが、現在は、基本的に、自分や家族、親せきや友人のために育てているお米です。
ですから、一般流通はなく、大変貴重なお米で、特別に分けていただき弊社でのみ販売しています。
2人の息子さんたちに継承された後も、その流通スタイルは変わりません。
野中逸雄さんの米作りを、一番そばで見て、共に『砂田のこだわりれんげ米』を育ててきたお2人(右:兄の野中賢吾さん、左:弟の野中剛さん)が、そのこだわりの土つくりをそのままで、今年も米作りをしています。
7月2日、梅雨の切れ間にいつも取材する田んぼの田植えが行われました。
こちらは、その田植えの様子です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材し、このブログで紹介しています。
本日は、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』の美味しさの秘密を、土にこだわる匠の田植えの様子と共にご紹介いたします。
田植えを終えたところを見てみました。
砂田地区は、その名の通り、砂交じりの独特な土壌の田んぼです。
砂交じりの田んぼでは、肥料が効きすぎず美味しいお米を育てると言われています。
同じ「砂田地区」でも、お米の育て方は、農家さんによって10人10色です。
野中兄弟は、この砂田地区に数枚の田んぼを持っています。
写真は田植え前に代かきを終えた野中兄弟の田んぼで、右は田植えが終わっている他の農家さんの田んぼです。
同じようなアングルの、4月下旬ころの写真です。
その頃、野中さんの田んぼでは、れんげの花が咲き誇っています。
野中兄弟は、稲刈りを終えた後、次の年の土つくりのためにれんげを栽培します。
同じころの、近隣の田んぼの写真です。
秋に収穫を終えると、お米の裏作として様々な作物を育てる農家さんも多いようです。
代表的なのは、麦で、その他にも水田ごぼうや、たばこ(写真)、様々な野菜を栽培したり、牧草を育てたりしています。
こちらは、稲刈りの際に撮影した写真です。
野中兄弟の田んぼでは、裏作を作りません。
冬から春にかけては、美味しいお米を育てるための土つくりを行うのです。
野中兄弟の田んぼでは、稲刈り時に稲ワラをこうして細かく裁断して田んぼにまいています。
時期を見て鋤き込み、そのまま有機肥料とするのです。
こだわりの、土つくりはさらに続きます。
こちらは、11月上旬のれんげの種まきの様子です。
稲ワラを鋤き込み整地した田んぼに、れんげの種を撒くのです。
れんげの種を購入するコスト、種を撒き、転圧をかける労力がかかるうえ、その間にその田んぼで収益をあげることはできません。
れんげは、年が明けたころ発芽し成長していきます。
4月下旬から5月上旬にかけて、野中さんの田んぼは「れんげ」の花が満開です。
その光景だけを見た方は、けっして、ここでお米が育てられるとは思えません。
れんげは、収穫を目的として育てるのではなく、美味しいお米を育てる大事な土を作るためだけに育てられる、“緑肥”です。
花が咲き終わる、5月中旬、れんげは全て田んぼに鋤き込んでしまいます。
野中兄弟は、稲刈りを終えた田んぼを、父の野中逸雄さんがしてきたように、今年も田植えに向け土つくりをしてきました。
他の田んぼと何も変わらないように見える、この野中兄弟の田んぼですが、今年も“稲ワラ”と“れんげ”で、しっかりと元気な土を作り上げた田んぼなのです。
本日は、令和5年度の田植えの様子を紹介する予定でしたが、父から継承した野中兄弟のこだわりの土つくりを詳しく紹介して、少々長くなりましたので、その様子、この続きは明日のブログで紹介することとしましょう。
野中兄弟の『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』は、基本、自分たちや家族、親せきや友人のために育てているお米です。
ですから、一般流通はなく、大変貴重なお米で、私が無理を言って分けていただき、弊社で販売しています。
父から子供たちへと継承されたこだわりの土つくりで、今年も田植えが始まりました。
明日のブログでの田植えの様子や、これからの成長の様子など、今年もきちんと現地取材して紹介していきます。
お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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