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菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!

FLC日記 2023年6月15日(木) 雨のち晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、水にこだわる匠が、手のかかる棚田で、惜しまぬ手間ひまと愛情たっぷりに育てられた『菊池水源棚田米』をネット独占販売しています。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_18273715.jpg


菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_18281369.jpg今年も大好評頂き、令和4年度の『菊池水源棚田米』は、白米、玄米とも完売いたしました。
本日は、今年の秋に収穫する、令和5年度の田植えの様子を紹介いたします。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_16565503.jpg熊本県菊池市、菊池水源にある棚田に本日現地取材に行ってきました。
1枚たりとも四角い田んぼはありません。
ご覧の通り、棚田特有の曲がりくねった田んぼです。
後藤さんの棚田(田んぼ)は、中央にある堆肥センターの左手、この棚田の一番南に位置しています。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_16582367.jpg後藤さんの田んぼ(棚田)は、5枚です。
本日、田植えをしている私が立っている田んぼに加え、この4枚ですが、一番下の田んぼはどうしても水の管理が難しいため今年も作付けを行いません。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17032060.jpg以前は、乗用の田植え機も入らない様な、小さな19枚の田んぼ(棚田)を区画整理で5枚にしました。
後藤さんは、平地の田んぼより、5倍とも10倍とも言われるほど手のかかるこの棚田で、『菊池水源棚田米』を育てています。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17071791.jpgこちらは数年前の田植えの取材の際の写真です。
田んぼが曲がりくねっていて、様々な作業に多くの手間ひまを要します。
さらに、田んぼと田んぼの間には、巨大な壁の様な土手があります。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17110378.jpg生産者の後藤武臣さんです。
「こぎゃんして、毎年田植えばしよるばってん、1回たりとも同じごつ植えたことはなかばい。畔も微妙に変わるし、田植えば始めるときの畔との間隔も違うけんな。だけん、やおいかんばい(簡単にはいかないよ)。」

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17150450.jpg「ばってんな!米作りの命は“水”たいね。この田んぼに入る菊池水源の水は名水百選にも選ばれた菊池川の源流の水たいね!俺はこの水に惚れ込んどるとたい!この良か~ぁ水のあるけん、どぎゃん手のかかろうが、俺はこの棚田で米ば育てよるとたい!」後藤さんは常々そう話します。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_1846307.jpgこの地は、熊本県菊池市、菊池水源。
1級河川の菊池川の源流に位置する、まさに水の源(みなもと)にある地区です。
その水の源(みなもと)にある棚田で『菊池水源棚田米』は育てられています。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17172644.jpg後藤さんの棚田もある、この棚田一帯には、水の源(みなもと)菊池水源から、最初に流れ出す水がこの用水路を通って送られてきています。
この用水路は通称「原井手(はるいで)」と呼ばれるもので、作られたのは、なんと江戸時代、将軍徳川綱吉のころです。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17183135.jpg水の便が悪かったこの地域一帯を救うべく、河原杢左衛門(かわはらもくざえもん)が、菊池川の上流から水を引く井出を計画し、4年余りの歳月をかけ、総延長11kmにもなる「原井出」を作り、現在はコンクリートで整備され使用しています。
絶えることのない、菊池川源流からの水は、とにかく透き通っています。
清らかな新鮮な水で、こうして手を浸すと、源流らしくとてもヒンヤリとしていて、もちろんこのまま飲むことさえできます。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_18552870.jpg“原井出”から、それぞれの棚田へは、中央を走る道とほぼ並行して走る細い用水路を通して供給されています。
美味しいお米を育てるのに欠かせない、“新鮮な水”が、ここにはあるのです。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17193863.jpg後藤さんはその清らかで新鮮な水に惚れ込み、この棚田でお米作りを続けています。
写真は7月下旬の後藤さんの田んぼの様子で、左奥には堆肥センターが写っています。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17210166.jpg熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17220295.jpgもちろん、後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して取材してきました。苗床や田植え、稲の生長、花咲く様子や色づき首を垂れる様、稲刈り、稲刈り後の冬の土つくりなどその全てです。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17240593.jpgさて、本日取材した田植え最終日の様子を紹介しましょう!
この辺りは、田植えまで苗を育てる「苗床」があった場所です。
今年のこの田んぼの田植えは、後藤さんの長男さんが行っているようです。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17271557.jpg本日はお休みなので、ひざの調子があまり良くない後藤さんに代わって田植えをしています。
ちょうど苗を田植え機に補っているところでした。私はすぐに気が付きました。
後藤さんとは違う向きで田植えをしているようです。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17310619.jpgこちらが同じ田んぼを以前取材した後藤さんが行った時の田植えの様子です。
ちょっとわかりずらいかもしれませんが、この写真でいうところの後藤さんは縦で長男さんは横で田植えをしています。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17334990.jpg後藤さんもこの田んぼを田植えするとき、縦向きは毎年同じでしたが、左側から植えたり、右側から植えたりなど様々でした。
ですから、長男さんの田植えもお任せして、この後の成長を見守りたいと思いました。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_17355355.jpgこうして植えられた苗!
この一つで、お茶碗1杯分のお米がとれます。
ただ、収穫を迎えるまで成長させるためには、本当にたくさんの惜しまぬ手間ひまを要するのです。

菊池水源棚田米 水にこだわる匠の田植え(2023) 田植え最終日の様子を現地取材してきました!_a0254656_19041450.jpg「FLCパートナーズストア」では、後藤さんの『菊池水源棚田米』を、令和5年度もネット独占販売いたします。
手のかかる棚田で、たっぷりの愛情と惜しまぬ手間ひまで育てた、安全・安心な美味しいお米で、一般流通のないここでしか買えない貴重なお米です。
令和4年度の『菊池水源棚田米』は定期購入のお客様分を確保すると、白米も玄米も完売となっています。
令和5年度の『菊池水源棚田米』は現在、お電話でのみご予約を承っています。
よろしくお願いします。

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2023-06-15 17:38 | 菊池水源棚田米 | Trackback | Comments(0)
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