FLC日記 2023年5月14日(日) 晴れ
今年も「古川果樹園」さんの『種なしかぼす』に元気な花が咲きました。
熊本県山鹿市鹿北町岩野柏ノ木にある、「古川果樹園」さんの『種なしかぼす』は、熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
今年も、8月中旬からの出荷開始予定です!
写真は3日前の様子です。
まだ、こうしてつぼみもありましたが、毎年4月下旬から5月中旬にかけて咲きますが、今年は全体的には少し早いようです。
ここは、熊本県山鹿市鹿北町岩野柏ノ木にある、「古川果樹園」さんの『種なしかぼす』の栽培場です。
とてものどかな山あいの栽培地で、「古川果樹園」さんは、無農薬・無化学肥料で『種なしかぼす』を栽培しています。
「かぼす」は、スダチや柚子(ゆず)と言った香酸柑橘類です。
お鍋の薬味として、お魚やお肉に搾ってその美味さをさらに引き立たせます。
また、焼酎やウイスキー、最近私がはまっている“かぼすビール”も人気急上昇中です!!
でも、写真中央の様に、半分に切ると種がぎっしり詰まっているものだと思っていませんか?
しかし、「古川果樹園」さんの、山あいの『種なしかぼす』は、ご覧のように種がありません。
入っていても小さいのが1~2個程度!
ですから、思う存分果汁をギュ~っと搾れるんです!!
かぼすは、ご存じの通り「種があるのが当たり前!」の柑橘類です。
「古川果樹園」さんは、特別な種のないかぼすの品種を、古川さんが長年、手塩にかけてこの地で増やしてきました。
その際、この近くに他に柑橘類の栽培がないことから、無農薬で育てることにしたのです。
ですから、甘い香りに誘われて、カナブンが花の蜜を吸っていました。
病気や害虫の心配は少ないのですが、ここには思わぬ敵(?)がいたのです。
それは、この里山に住む野生動物です。
とりわけ、イノシシがやっかいです。
カボスはすっぱいので野生動物は食べないのですが、イノシシは土を掘り根っこを荒らします。
そこで、栽培地のすべてをこうしてフェンスで囲って対策を施しています。
さて、かぼすの花は、同じ柑橘類のみかんや柚子、デコポンやせとかと言ったものと同様、このような白くてかわいらしい花を咲かせます。
私は「古川果樹園」さんの『種なしかぼす』の栽培の様子をもう何年も年間を通して現地取材してきました。
写真は、以前取材した12月上旬の剪定作業の様子です。
1本1本を見極めながら、「古川果樹園」の古川孝人さんが、満遍なく日が当たるように、丁寧に選定作業を行っていました。
これは、8月中旬から始まる収穫の際の様子です。
「古川果樹園」の古川孝人さんが、1つ1つ丁寧に収穫しています。
カボスは、色付いたり甘くなったりして収穫するフルーツの柑橘類とは異なり、「古川果樹園」さんが定めた大きさになれば収穫です。
奥様のアツ子さんも大きさを見極めながら、手際よく収穫しています。
「古川果樹園」さんでは、この仲良しご夫婦の2人3脚で、様々な“本物”と呼べる作物を育てています。
収穫された『種なしかぼす』は、大きさをそろえた“特選”と、大きさに多少のばらつきがあり、果皮に少しキズがあるようなお買い得の4kg入りとに分けて出荷されます。
冬の時期に、きちんと剪定作業をしました。
果樹を若返らせ、今年も元気な花を咲かせました。
こちらではつぼみ、咲き誇る花、着果している果実が同時に見られました。
全体的に言えば、今が最も花が咲き誇っているころでしょうね!
これから着果し成長して果実を実らせます。
そして、8月中旬からは、待ちに待った出荷のスタートです。
「古川果樹園」さんの、無農薬で育てた『種なしかぼす』は、全国にたくさんの愛好者を持つ「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
その中には、高級料亭や旅館、有名レストランなどもあるんですよ!
種がないことと、完全無農薬・無化学肥料の安全性もその人気の秘密のようです。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「古川果樹園」さんの『高級種なしかぼす』をネット独占販売いたします。
11月上旬までは、青い果実で、11月中旬以降は色付いた『種なしかぼす』です。
どちらも、香り高く、溢れ出すほどの果汁が大人気の商品です。
もちろん、朝採り即日出荷の新鮮なかぼすですよ。
これからも、成長の様子や惜しまぬ手間ひまなど、現地取材してこのブログでご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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