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夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業

FLC日記 2023年2月15日(水) くもりのち晴れ
令和5年度の『夢スイカ』も匠は惜しまぬ手間ひまをかけ育てています。
本日のブログでは匠の農家さん「大山ファーム」さんの、小玉スイカ『ひとりじめHM』のつる引き後の様子を現地取材してきましたので、以前取材した交配作業を交え紹介いたします。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_18222960.jpg
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和5年)もスイカの匠「大山ファーム」さんの夢スイカ、小玉スイカ『ひとりじめHM』、大玉スイカ『春のだんらん』をネット独占販売いたします。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_16531471.jpg熊本県合志市(こうしし)にある「大山ファーム」さんの『夢スイカ』の栽培ハウスに取材に伺いました。
ハウスの中に入った瞬間に、カメラのレンズが曇るほど、外気との温度差がありました。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_16572028.jpgここは小玉スイカ『ひとりじめHM』の栽培ハウスのほんの一部です。
12月下旬に定植したスイカの苗たちは、今年も順調に成長していました。
すでに、“つる引き”と呼ばれる作業が施されていました。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_16585665.jpg“つる引き”とは、スイカの苗の成長の過程で、一度伸びたツルを真ん中の通路の方へ引き寄せる作業のことです。
伸びたツルを、丸くしながら手前(通路側)に引き戻しています。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_17005326.jpgもちろん、それは目的をもって行っていることです。
育て上げるスイカがハウスの中のベストポジションに実るよう仕立てるのです。
そして早いものはもう交配作業が施され、目印の毛糸が置かれていました。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_18383825.jpg以前取材した3月下旬の収穫直前の様子です。
小玉スイカ『ひとりじめHM』、大玉スイカ『春のだんらん』を育てる、匠の農家さん「大山ファーム」代表の大山陽一さんとその様子を取材した際の写真です。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_18481194.jpgスイカが、真ん中にずらりと並んで育っているのが分かりますか?
通路と隣のハウスとの間の、ベストポジションにスイカを実らせているのです。
私はもう何年も「大山ファーム」さんのスイカ栽培を、現地取材にて苗床から収穫までの全てを見て聞いて、こうして現地取材しこのブログで紹介しています。
毎年繰り返される匠の技と惜しまぬ手間ひまです。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_18531730.jpg「大山ファーム」さんでは、小玉スイカは18節目、大玉スイカは20節目に咲く雌花に交配(受粉)して、スイカの果実を実らせます。
そのスイカたちが育つ環境が、最も日が当たり、温度も安定するハウスの通路と端の間の部分になるように配置するために、いったんツルを引き寄せ育てるのです。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_18563028.jpgつる引き作業の様子ももちろん取材しています。
大山さんのお母さんが、惜しまぬ手間ひまをかけ作業をしています。
通路から外側に向け伸びたスイカのつるを引き戻すと同時に、不要な脇芽を摘み取る芽カギ作業も施しています。
「大山ファーム」さんでは、小玉スイカの場合、3本仕立ての2玉収穫を行います。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_17191497.jpg現在のスイカの苗の様子です。
ハウスの外側に向かって、3本のツルが伸びているのがわかりますよね!
この3本に2玉だけ実らせて収穫します。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_17210501.jpg小玉スイカ『ひとりじめHM』を実らせるためにすでに交配作業を施し、目印の毛糸を置いてありました。
この様子こそ、匠のこだわりの交配作業と惜しまぬ手間ひまなんです。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_19254728.jpg以前取材した交配(受粉)作業の様子です。
「大山ファーム」さんの惜しまぬ手間ひまと、徹底管理、そして数々の匠の技があってこそ、“本物”と呼べる至高のスイカができるのです。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_19295144.jpg定植後は、つる引き、芽カギ、交配、摘果、玉返ししと様々な作業が待っています。
それらを全て、ベストなタイミングで、ベストな方法で行わないと“本物”とはならないのです。
大山さんはいつもこう話されます。
「作物を育てるということは、足し算じゃなくて掛け算たいね!」

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_17290585.jpg10点満点で9点の作業をしても、それが足し算であるなら、たったの1点しか変わりませんが、これが掛け算となると、最終的には大きく異なってくるというのです。
交配作業はもっとも花が元気な10時から11時の間に集中して行います。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_17314286.jpg自然界では、昆虫たちが雄花と雌花の間を飛び回り受粉が行われますが、ハウスの中ではそうもいかず、手作業で交配(受粉)を行います。
雄花を摘み取り雌花にその花粉をつけていくのです。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_17344667.jpgそして交配が終わったしるしとして毛糸を置きます。
すでに目印の毛糸は2色目に入っていました。
毛糸のひもの色は、2日ごとに変えています。
交配をした日をめどに出荷しますが、3日もそれが違えば出荷の時期や果実の味が大きく異なるからです。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_17371257.jpgこちらは、収穫前の様子です。
スイカの果実がきちんと着果し成長し始めたことを確認すると、交配作業の時の毛糸と同じ色の棒をたて、目印にします。
それが着果棒です。
「大山ファーム」さんでは、2日ごとに色を変えるので、毛糸も着果棒も10色以上ありました。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_19343623.jpgたくさんのこだわりと匠の技、そして一切の妥協を許さぬ惜しまぬ手間ひまで育てられた「大山ファーム」さんが育てる『夢スイカ』は、弊社の大人気商品です。
『夢スイカ』とは、土壌微生物活性材『夢』を使って、元気で土壌バランスの良い土を作り、惜しまぬ手間ひまをかけ育て上げる「大山ファーム」さんのスイカです。

夢スイカ つる引き作業後の様子(2023) その1:小玉スイカの仕立てとこだわりの交配作業_a0254656_18224147.jpg「FLCパートナーズストア」では、今年も「大山ファーム」さんの『夢スイカ』をネット独占販売いたします。
3月下旬または4月上旬より小玉スイカ『ひとりじめHM』、4月中旬からは大玉スイカ『春のだんらん』の出荷予定です。
今年もまた、スイカの成長の様子や惜しまぬ手間ひま、そして匠の技を、現地取材にてご紹介していきます。
明日は、大玉スイカの仕立てと「大山ファーム」さんの『夢スイカ』の旬について紹介予定です。
お楽しみに!!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2023-02-15 17:47 | 夢スイカ | Trackback | Comments(0)
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