FLC日記 2023年2月12日(日) くもり
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和5年度もぶどうの匠「社方園」さんが育て上げた、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたします。
こちらは、昨年もダントツの1番人気だった、5房の3色詰め合わせです。
1粒1粒の大きさもさることながら、その美味さ!その輝き!
口にほおばると、ぶどうの甘味が口の中で爆発する!と言う表現がぴったりの、まさに“本物”と呼べる最高級のぶどうなんです。
「社方園」さんでは、毎年7月7日にその年のぶどうを初出荷します。
しかも黒ぶどう、白ぶどう、赤ぶどうの3色をそろえてのの出荷なんです。
本日のブログでは、昨日に続き、ぶどうの匠「社方園」さんの、冬の剪定作業の様子を紹介いたします。
ここは、熊本県山鹿市にある「社方園」さんの、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』の栽培ハウス(ブドウ畑)の1ヵ所です。
ちなみにこちらは先に収穫を迎えるハウスで、このようにすでに選定作業を終えています。「社方園」さんでは、加温するハウス、加温をしないハウス、トンネル式のハウスと栽培方法を少し変えながら長期にわたり収穫できるよう『山鹿のぶどう』を育てています。
このハウスが今回取材した冬の選定作業の最前線の果樹たちです。
冬の剪定は、昨年果実を実らせた結果枝を切り落とす作業です。
「社方園」園主の社方武路さんが、剪定作業を行っています。
「社方園」さんは、親子2代のぶどうの匠により、“本物”と呼べるぶどうを生産しています。
息子さんで「社方園」園主の社方武路さんが、1本1本丁寧にぶどうの枝の剪定作業をしていました。
剪定作業を施すこの冬の時期は、なんだかとても殺風景なハウスも、収穫前の6月中旬ころには、この様に葉が青々と茂り、ぶどうの果実がずらりと並ぶとてもワクワクする空間になるのです。
「社方園」さんでは、こうしてぶどうがしっかりと色付いたのを確認して、収穫前の最後の作業の袋かけをします。
そして、なんと夏が始まる7月7日に毎年決まって初出荷を迎えるのです。
数ヵ所の連棟建ての栽培ハウスで、収穫のタイミングをずらしながら育て、7月7日から9月下旬までの長期にわたり、最高給のぶどうを出荷しているのです。
写真は昨年も大人気だった赤ぶどうの『クイーンニーナ』です。
毎年7月7日に、黒、白、赤の3色のぶどうをきちんとそろえ出荷できる農家さんは、全国的にみてもそうそうないと思います。
剪定作業の様子に話を戻しましょう!
社方さんがパチン!と言った、とてもいい音を立てながら1本1本剪定を施しています。
この乾いたパチン!と言う音で、きちんと樹勢が保たれていることがわかります。
こちらは、昨年の剪定作業の様子です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、もう何年も「社方園」さんの『山鹿のぶどう』の栽培の様子を、収穫時期のみならず、年間を通して現地取材してきました。
その中で、剪定においては、切る時のパチン!と言った良い音がすると、きちんと樹勢が保たれている証拠だということを聞きました。
切っている枝は、けっして枯れているのではなく、冬眠しているだけです。
ここからは、昨日のブログの続きです。
「毎年聞いている笠さんならこの辺りは剪定のパチン!と言う音が変わることがわかると思いますよ。」と、社方さん。
確かに社方さんの剪定の音が、あの乾いたパチン!という音と異なり少し鈍い音のよう見感じました。
それに他の果樹と異なり仕立て方も違っていました。
「この辺りは昨年の剪定の時に、主幹が少しおかしいことに気が付いたので、今年主幹を仕立て直せるようにしておいたんです。」と社方さん。
「え?そうなんですか?それでその結果はどうですか?」と尋ねると
「この辺りから切ってみましょうかね!おそらくその切り口を見ると一目瞭然になるはずです。」
社方さんはそう言うとのこぎりで大事な主幹を切り始めました。
その切り口の様子がこちらです!
「やはり半分あたりまで変色していますね!そこは枯れていたということです。」と社方さん。
ぶどうの匠、社方武路さんは、剪定する時の音、切った枝の重さ、それに色を判断し、その枝の健康状態までをも見抜いているのです。
「今切った主幹からの結果枝にはぶどうの果実を実らせてないと思います。正確に言えば、実らせようとはしたはずですが、収穫前には摘房して落としているはずです。」と、社方さん
その様子がこちら!
これは6月中旬の写真で、同じ果樹では同じように色づくはずが、この様に遅れていたので、そのブドウの房ごと落としてしまっています。
社方さんはいつもこう話します。
「数(量)じゃないんですよ!高品質のものをしっかりと作り上げることが大事です。どのお客様が、いつ食べても同じような美味しさのものだけを作り上げないといけないんです。」
社方さんのその話は、弊社ではきちんと実証されていて、もうすでに今年の『山鹿のぶどう』の予約を多数頂戴しています。
「これは昨年の剪定の時から主幹として育てようと用意していた枝ですよ!しっかりと健康状態も良いので、今年は良いぶどうが実りますよ!」と社方さん。
「それにしてもよくあの主幹の中の状態がわかりましたね!」というと
「まぁ、毎年こうして真剣に向き合ってきていますからね!いわば私の子供たちのようなものですから、剪定するだけじゃなくその健康状態もしっかりとチェックしてますよ!」社方さんは自信の笑顔でそう話しました。
そうして社方さんが仕立て直したぶどうの果樹は、大人気の白ぶどうの『シャインマスカット』です。
『シャインマスカット』は、皮ごと食べられる夢のような白ブドウです。
数ある果物をおさえて、なんと今年も売れ筋ランキングで1位(13年連続)となった、大人気フルーツなんです!!
(日本農業新聞トレンド調査より)
「社方園」さんでは、現在の大人気になるずいぶん前から、その栽培に取り組んできました。
もちろん「FLCパートナーズストア」でも大人気の商品で、「社方園」さんでは今でも苗を植えたり、接木で増やしたりして、さらに栽培数を増やしていこうとしています。
社方さんは、今日もあのパチン!と言う音を響かせながら、剪定作業を行っていると思います。
もちろん社方さんの子供たちともいえる果樹たちの健康状態をしっかりと見極めながら!今年も、7月7日の初出荷に向け、「社方園」さんの惜しまぬ手間ひまでをかける、けっして妥協を許さない、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』の栽培が本格スタートしました。
ぶどうの匠、社方さんの頭の中には、すでに7月のぶどうが美しく実る姿を、強くイメージできていることでしょう!
令和5年度の「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』にも大いにご期待ください!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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