熊本スイカ 「岡山農園」さんの苗床の様子を現地取材！令和5年も4品種のスイカを出荷いただきます！

ＦＬＣ日記　2023年1月6日(金)　くもり
「今年も播種から行い、接ぎ木をしてとても良い苗が育っていますよ！ぜひ苗床に取材に来てください！そして、今年のスイカにも大いにご期待下さい！」
匠の農家さん「岡山農園」の岡山佑大さんからそう連絡をいただき、昨日、さっそく現地取材してきました。


こちらは大人気の黄色果肉大玉スイカ『金皇』の苗たちで、まもなく定植を行います。

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」では、今年(令和5年)も、熊本産のスイカを販売いたします。
大玉スイカ、小玉スイカ、黒小玉スイカなどの全6品種のスイカです。

その内、「岡山農園」さんでは4品種のスイカを出荷いただきます。
出荷順で黄色大玉スイカ『金色羅皇』(写真)、マイクロシード小玉スイカ『ピノガール』、大玉スイカ『祭りばやし』、黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』です。

今期も、『金色羅皇』を4月下旬より出荷開始し、最後は7月中旬までの出荷となる『ひとりじめbonbon』とほぼ切れ間なく出荷する予定です！

生産者と生産地を紹介しましょう。
こちらはスイカの「つる引き作業」を現地取材した際の、親子の匠の集合写真です。
｢岡山農園｣さんは、岡山和功さん、祐大さんのご兄弟と、お父様（忠和さん）、お母様（文代さん）で、春から夏にかけては、熊本スイカ『黒小玉ひとりじめbonbon』と、高級メロン『肥後グリーン』を生産する匠の農家さんです。

お父様、お母様の豊富な経験と高い技術力に、若いお二人の研究心と惜しまぬ手間ひまが大きな力となり、最高級のスイカ・メロンを育てています。
現在はお母様と息子さん二人の3名での栽培です。

昨年の4月中旬、『金色羅皇』の収穫前の栽培ハウスの様子です。
熊本県山鹿市鹿央町にあるハウスで、このような連騰建てのハウスと、単棟建てのハウスを用途や栽培時期に合わせ巧みに使い様々な作物を育てています。

こちらは今回取材した「岡山農園」さんの苗床です。
苗床とは、定植（栽培地に植え替えること）までの期間、集中管理をして苗を育てる場所です。

｢岡山農園｣さんは、親子の匠でスイカの他にも、6月中旬より発送予定の高級メロン『肥後グリーン』(写真)、『朝取り山鹿のキュウリ』などなどを生産している匠の農家さんです。

今回は岡山和功さんに取材協力いただきました。
「苗床の中は、外気とはかなり温度が違うので、カメラのレンズは大丈夫ですか？」と和功さん。

「大丈夫です！もう毎年取材してますので、そうなることがわかっているのでここまでの移動の間はずっとお腹の中にカメラを入れて温めてましたから！(笑)」と話しながら二人で苗床に入りました。
そこには元気に育つ苗たちが並んでいました。
「今年も全て種まきから接ぎ木をして育ててるんですよね？」と尋ねると、

「もちろんそうです。笠さんから見て左のスペースで作業をして、右のスペースに並べて育てています。」と和功さん。
ネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「岡山農園」さんのスイカやメロンの栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
「岡山農園」さんでは、毎年スイカもメロンも種まきから行い苗から育てています。
写真は接木作業の様子を取材した際のものです。

接ぎ木作業について簡単に説明します。
こちらはスイカの苗です。
「岡山農園」さんでは、スイカの苗を“かんぴょう”や“冬瓜”の苗に接木して育てています。

根をはる力が強い“かんぴょう”や“冬瓜”に、スイカの苗を接木します。
根気とのいる単純作業を繰り返して1つ1つ苗を作るのです。

接木を終えた苗たちです。
かんぴょうの方が1週間ほど播種を早くしているので、大きいのですが、一般的な植物にはありえない、双葉が2組ある状態になっています。
もちろん大きい方がかんぴょうで、小さな双葉がスイカです。

その後、苗床で集中管理して定植まで育てていきます。
現在がこの状態です。
まもなく栽培ハウスに定植し、惜しまぬ手間ひまと匠の技で育てていくのです。
もちろん栽培の様子は今年もきちんと現地取材し紹介いたします。

「岡山農園」さんのスイカの中で最も人気が高いのが大玉スイカ『祭ばやし』です。
特徴をわかりやすく言えば、“ザ・スイカ”といったところでしょう!!
大玉スイカならではのあのサクッとした食感と、糖度12度を超えるみずみずしい果汁をお楽しみいただけます。

マイクロシード小玉スイカの『ピノガール』も人気急上昇中です。
スイカの種が本当に小さく、気にせず食べられるのが特徴です。
もちろん小玉スイカならではの高い糖度の果汁を楽しめます。

黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』も安定した人気です。
「『今年もすでに初回発送分で「岡山農園」さんのスイカもメロンも全部送ってください！』って、先日予約がありましたよ！」と伝えると、
「うわぁ～！ほんとですか！今年もご期待にそえる美味しさにしっかり育て上げますよ！」
和功さんは今回の取材の最後にそう力強く話してくれました。

「ＦＬＣパートナーズストア」では、今年も「岡山農園」さんの各種スイカ、『肥後グリーン』をネット独占販売いたします。
もちろん今年も、出荷する朝に収穫し即日発送でお届けいたします。
ただし、収穫した中から、選びに選びぬかれた“極選”のスイカのみの数量限定、完全予約制の販売です！
これからも、その成長の様子や惜しまぬ手間ひま、匠の技を現地取材でご紹介いたします。
お楽しみに！

ＦＬＣパートナーズストア　笠　泰紀

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