FLC日記 2022年12月1日(木) くもりのち晴れ
熊本県山鹿市鹿北町にある、匠の農家さん「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスに、現地取材にってきました。

今年も順調に色づきいてきていますが、まだまだしっかりとしたオレンジ色に色づいていきます。
収穫及び出荷はこれから美味しさを閉じ込めるように仕上げ、例年同様2月上旬からの予定です!

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今期(令和4年度)も、「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』をネット独占販売いたします。

今年も徹底管理された栽培ハウスの中で、『せとか』の果実は大事に育てられています。
『せとか』は、全ての柑橘類の良いとこどりをしたようなまさに究極の柑橘です。

果実がこのように大きいにもかかわらず、皮が薄いため簡単に手で剥け、種はなく、内皮(じょうのう膜)がとても薄くそのまま食べられます。
しかも、果肉のつぶつぶがとても柔らかいので、とろける食感がたまりません。
トロトロの食感と、このみずみずしさ!そこで、「究極の柑橘」を筆頭に、「柑橘の大トロ」、「柑橘の女王」、「幻のみかん」、「大人の柑橘」、「柑橘のダイヤモンド」などなど、『せとか』を讃える表現は数知れません!!

さらに「FLCパートナーズストア」で販売するのは、大切に大切に育て上げた『せとか』から選びに選び抜いた、究極の柑橘『プリンセスせとか』です。
「FLCパートナーズストア」の大人気商品で、もう何年も出荷予定数は、毎年完売する大人気商品です。

こちらが「小春農園」さんの『せとか』の栽培ハウスです(写真左)。「小春農園」さんのみかん畑から撮影しました。
右にあるのは同じく弊社社の大人気商品の柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』の栽培ハウスです。

いずれのハウスも、ハウスと言えども、ボイラーを焚き加温して育てているのではありません。
ビニールの開閉で温度調節を行っています。
ハウスはあくまで雨風や害虫、病気から大切な『せとか』を守るためのものです。

『せとか』は“究極”とまで呼ばれるがゆえに、その栽培には、専門知識と高度な技術、惜しまぬ手間ひまが必要不可欠です。
この様に果皮も美しい『せとか』が実っているのは、樹勢に見合った数に摘果してきたからです。

その様子がコチラです。
7月中旬ごろに行う、摘果作業です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培の様子も、こうしてもう何年もこうして現地取材してきました。
5月上旬に花が咲き、6月には着果し、その中から7月になり樹勢に応じた適正な場所に実る『せとか』のみを残すのです。

そうして匠の判断により残された果実だけを、こうして1玉1玉ひもで吊るしながら収穫まで栽培していきます。
その作業は、真夏の最中何度も何度も脚立を上り下りしながら行う、過酷な手作業です。

9月中旬の様子です。
1玉が300gにもなる『せとか』の果実が、成長の過程で枝が折れたり、風で揺れて果実に傷がつかないように、1玉1玉ひもで吊るして育てるのです。
ただし今年はあえて摘果作業もひも吊り作業も遅らせました。
着果後の気温が高かったせいもあり、せとかに「デコ」が多く見られたからです。

その様子がこちら!
7月上旬の着果間もないころの様子ですが、これも『せとか』なのですが、デコポンのような「デコ」がありますよね?
それについて「小春農園」の小原将輝専務に尋ねました。

「例年通りの栽培の仕方だとおそらく「デコ」が残ります。ですから今年は摘果の時期をかなり遅らせて、そこをうまく育てていこうと思っています。」とのこと。
「え?そんなことができるんですか?」と尋ねると、

「絶対とは言い切れませんが、そうですね~、9月になるとおそらく笠さんの心配の「デコ」はほぼ解消されると思いますよ!」将輝さんは自信の笑顔でそう話しました。
その様子がこちらです。

着果直後にあれだけ飛び出していた「デコ」はほとんど見ることができませんでした。
あのタイミングで摘果をしていたら、養分がそのまま残したせとかに行くので、「デコ」も残ったままだったのだそうです。
そこをあえて摘果時期を遅らせ、養分をうまく分配させて美しい形のせとかを作り上げています。

将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正宏さんです。
「笠さんがデコば気にしよったせとかはおそらく着果数が少なかった分とたい。そこは将輝の判断で着果数が多い果樹はきちんと摘果して、少なくデコが多い果樹はできる限り摘果を引っ張ってうまく作ってきたたいね。」

「ほら!この辺りはまだ摘果せずにひっぱとるばい。長年取材してきた笠さんならわかると思うけど、ここまで密集して実らせとることはなかったろ?しっかり仕上げるけん、安心しなっせ!」とのこと。
「正直、今年はデコポンのような形状のせとかになったらどうしよう!と思っていました。」

「だって、あの美しい形状も「小春農園」さんの『せとか』の人気の秘密だったから写真と届いた商品が違う!なんて言われかねないと心配してましたよ。」と言うと、
「ハハハっ!心配かけたね。でも着果直後に将輝が言いよったようにちゃんとなったろ?安心して良かばい。」
二人の匠はそう言って笑っていました。

2月上旬の初収穫の取材の際に撮影した、親子の匠の3ショットです。
「小春農園」さんでは、長年の経験と豊富な知識、卓越した技術を持つ小原正宏さんと、惜しまぬ手間ひまをかける奥様の小原美子さん、そして、大学で柑橘類を専門に学んだ技術を持つ小原将輝さんが中心となり、本日ご紹介した究極の柑橘『せとか』など、まさに“本物”と呼べる様々な作物を育てています。

「FLCパートナーズストア」で販売するのは、普通の『せとか』ではありません。
大切に大切に育て上げた『せとか』から、「小春農園」さんの“匠の目”で選び抜かれた“極選”の旨さと美しさを兼ねそろえた『プリンセスせとか』です。

その実績は高く評価され、毎年決まって出荷予定数は完売する大人気商品です。
大変ありがたいことに、気の早いお客様からは、来年2月上旬からの出荷予定分で、今期もすでにたくさんのご予約を頂戴しています。
収穫までの様子は、また現地取材にてこのブログで紹介していきます。
「FLCパートナーズストア」のホームページには、ここでしか買えない「熊本の旬」が目白押しです。
ぜひホームページものぞいてみてください。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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