FLC日記 2022年11月29日(火) 雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今期(令和4年度)も、匠の農家さん「鬼塚農園」さんの、香り高き柚子(ゆず)『あっぱれ』、『キズあり柚子』、『冬至用柚子』をネット独占販売いたしました。


本日の受注分を持ちまして令和4年度の『香り高き柚子』は完売いたしました。
今年も、たくさんのご注文、誠にありがとうございました。
写真は今年の収穫作業の様子です。
11月中での完売は異例中の異例です!

「柚子はキズがあって当たり前!」と言われる中、収穫した中から1割にも満たないほとんどキズのない香り高き柚子『あっぱれ』は、大玉、中玉、小玉とも今年は販売を行いませんでした。

毎年楽しみにしていただき、ご注文をいただくお客様には大変申し訳なく思っています。
今年はとにかく柚子の収量が極端に減少したからです。

何度も申しますが、「柚子はキズがあって当たり前!」と言われる果実です。
写真は弊社ではあえて『キズあり柚子』と言う名称で販売している商品の写真です。
一般的に店頭で販売されている柚子と変わりないものだとお考えください。

しかし、先ほど紹介しましたほとんどキズがない『あっぱれ』と明確に区別するために、あえて『キズあり柚子』と言う商品名にしています。
その香り、果汁、新鮮さなどは全く変わりません。
表皮に当たり前のキズがあるだけの柚子です。

年間を通して、柚子の消費が最も置い日が“冬至”の日です。今年は、12月22日(木)です。
毎年ご購入いただくお客様も含め、今年も全国にたくさんの『冬至用柚子』の商品をお送りいたします。

『冬至用柚子』は弊社で言う、『キズあり柚子』と同じ商品です。
冬至の日に合わせ発送するので『冬至用柚子』と商品名をつけています。

北は北海道から、南は沖縄まで、旅館やホテル、スーパー銭湯、介護施設、病院、ゴルフ場など、もちろん個人の客様にも、大変ご好評いただいています。

さて、今期の『香り高き柚子』は、収穫を終え現在ご注文(ご予約)を頂戴しているお客様分をきちんと補完しお届け日前に出荷いたします。
『冬至用柚子』の出荷も含め、12月にも発送いたしますが、11月中にこの『香り高き柚子』が完売いたのは初めてのことです。

こちらは、11月上旬、柚子の収穫が始まったばかりの、熊本県山鹿市鹿北町多久にある「鬼塚農園」さんの『香り高き柚子』の栽培場(柚子畑)の様子です。
中央を走る道の両サイドに約7反(2100坪)もの柚子畑があります。

以前、11月上旬に撮影した柚子の匠「鬼塚農園」代表の鬼塚啓治さんと奥様の鬼塚紀美代さんのツーショットです。
仲良しご夫婦の二人三脚で、惜しまぬ手間ひまと匠の技で柚子を作り上げる匠の農家さんです。

「鬼塚農園」さんはもう25年以上も柚子を栽培しています。
私はそんな「鬼塚農園」さんの栽培の様子をもう10年以上現地取材してきました。
写真は今年の収穫前の様子です。

アングルが異なりますがこちらは昨年の収穫前の様子。明らかにゆずの果実の数が異なりますよね!
今年は「鬼塚農園」さんをもってしても、かつてないほどの不作の年となりました。

今年の収穫の様子を取材したした際の写真です。
「笠さんは毎年見てるから、今年がホント少ないのがよくわかるでしょ?」鬼塚紀美代さんが、そういいながら大事に大事に収穫を行っていました。

鬼塚敬冶さんが、今年ここまで収量が減少した訳を話してくれました。
「今年はなんさま(とにかく)花の数が少なかったとたい。前に、花の時期に雨ばかりで着果が少なくて実った数も少なかった年のあったばってん、それじゃないとたい。昨年の極端な雨不足で花自体がなかったけんね!」と敬冶さん。

こちらは今年の花咲く様子です。
このようにところどころにポツン、ポツンと咲いていました。
本来柚子はたくさんの花を咲かせます。

昨年の花の様子です。
こうも違ったわけは、昨年の花芽を形成する時期の極端な雨不足が原因のようです。
花が少なければ当然果実も少なくなります。

着果間もない6月下旬の様子です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「鬼塚農園」さんの『香り高き柚子』の栽培の様子も、年間を通してもう何年も現地取材してきました。
草刈りや、果実の成長などその全てです。
そんな私がこれほどまでに着果数が少ないゆず畑を見たことはありませんでした。

ですから毎年大好評いただいている『香り高き柚子 青柚子』の販売も今年は早々にご予約いただいていたお客さん分だけで、例年の5分の1ほどにさせていただきました。

現在、色づいたゆずの収穫をすべて終え、こうしてコンテナに入れて保管してあります。
今年は例年の4分の1ほどの収量でした。
ですから、収穫した中から選び抜くキズがほとんどない『あっぱれ』を販売することができませんでした。

令和4年度の「鬼塚農園」さんの『香り高き柚子』は、完売いたしました。
商品販売をスタートして以来、毎年完売が続いていますが、11月中に完売したのは今年が初めてです。

現在、収穫した柚子の選果及び出荷作業を行っていますが、収穫後の果樹へのお礼肥え、収穫時に剪定し落とした枝の片づけ作業を含め、来年への栽培はすでにスターとしています。

「今年は予想できないほどの収量の少なさで、『あっぱれ』の販売はできずに、全体の出荷数も極端に少なくなりお客様には本当に申し訳なく思っています。来年はご期待にそえるようしっかりと育てていきますので、またよろしくお願いします。」とのコメントを「鬼塚農園」さんから頂戴しています。

今年度もたくさんのご注文誠にありがとうございました。
「FLCパートナーズストア」では来年度も「鬼塚農園」さんの、香り高き柚子『青柚子』、『あっぱれ』、『訳あり柚子』、『冬至用ゆず』をネット独占販売いたします。
自信をもってお勧めできるように、これからも現地取材を重ね、このブログで紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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