FLC日記 2022年10月19日(水) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和4年度)も、『菊池水源棚田米』をネット独占販売いたします。
『菊池水源棚田米』一般流通がない大変貴重なお米です。


今期の出荷をスタートしました!
定期購入のお客様分を確保すると、販売できる量は、かなりの数量限定となっています。
水の源、菊池水源の清らかな水と棚田で育った、数量限定の希少なお米をぜひ一度ご賞味ください!!
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』
生産者の後藤武臣さんです。
後藤さんは、その名のごとく、菊池川の水の源から最初に流れ込む、この“菊池水源”の新鮮で清らかな水にこだわり、手のかかる棚田でお米を育てています。

7月下旬に撮影した、棚田全体を見下ろす高台からの写真です。
後藤さんの棚田は、中央の堆肥センター左側の、最も南の斜面にある田んぼです。
熊本県菊池市にある、この菊池水源地区も、年々人口減少が進む過疎化の地区で、棚田でのお米生産農家さんも毎年少なくなっています。

たい肥センターから撮影した後藤さんの棚田です。
この写真には写っていませんが左側にもう一枚あります。
一番下の棚田には今年は田植えをしませんでした。

一番上にある田んぼです。
このころはちょうど畔の草刈りを始めたばかりでした。
どれも曲がりくねった田んぼばかりですね。
もともと19枚あった小さな三日月形の田んぼを、区画整理で5枚にしました。

以前に比べるとずいぶんと米作りはしやすくなったとのことでしたが、「一番下はなんさま曲がりまくっとるとたい!だけん水管理の難しかけん今年は田植えばせじゃったたい。」と後藤さんは話していました。

以前取材した田植えの様子です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して取材してきました。

曲がりくねった畔(あぜ)に沿って田植えをしていきます。
四角い田んぼと異なりまっすぐ行ってまっすぐ帰るのではなく、曲がりながら植えたらそのあともそれに沿って田植えをしなければなりません。

棚田での米作りは、平地の四角い田んぼに比べ、労力を5倍とも10倍とも要すると言われています。
田んぼと田んぼの間は一般的には畔(あぜ)と呼ばれていますが、棚田の場合は完全なる土手です!
そこの草刈りだけでもかなりの重労働です!

後藤さんが手のかかるこの棚田で米を作り続ける理由は、後藤さんのこの言葉に集約されています。
「どぎゃん大変だろうが、ここには菊池水源から最初に流れ込む、良かぁ~水のあるとたい。逆ば言うなら、ここにしかその水はなかわけたいね!だけん俺はここでお米ば育てるとたい。」

9月中旬の一番上にある田んぼんぼ様子です。
稲穂が頭を垂れ始めたころです。
この田んぼでは、東を向くと後藤さんの棚田越しに「鞍岳(くらたけ)」の雄大な姿を望むことができます。

鞍岳は標高1118.6mで、熊本平野の東にある、阿蘇北外輪山の一角を占める山です。
写真右上の山並みに注目してください。
その山並みは、女性の横顔のように見えませんか?
右がおでこ、とがったところが鼻、左があごあたりです。
時には、大仏様と言われたり、弁天様と言われたりもしています。

阿蘇の外輪山を水源とする川の一つが1級河川の「菊池川」です。
この菊池水源は、その名の通り「菊池川」の水の源(みなもと)に位置する地区です。
後藤さんは、水の源からくる清らかな水に惚れこみ、この地でお米を育てています。

後藤さんが惚れ込んでいるこの清らかな水は、菊池水源より通称「原井手(はるいで)」と呼ばれる用水路を通って、この棚田に供給されています。
そこからそれぞれの田んぼまでは、中央を走る道とほぼ並行して走る細い用水路を通して流れ込んでいきます。

その水の清らかで美しいこと!
ご覧の透明度を誇る、そのまま飲んでも構わないような新鮮な水です。
この菊池水源の水と、後藤さんの惜しまぬ手間ひまで、『菊池水源棚田米』は育つのです。

4月下旬の後藤さんの棚田の様子です。
れんげの花が咲き誇っています。
後藤さんは、この新鮮で清らかな水にまけない土つくりをしようと、れんげを緑肥として使用しています。
稲刈りを終えた田んぼにれんげの種を蒔き、春先まで育て、花が咲き終わる5月中旬ころ、その花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み有機肥料とします。
緑肥とは、収穫を目的としない、土つくりだけのためだけに植えた植物から作る肥料です。

さらに、後藤さんの棚田のすぐ横にある、後藤さんが発起人の一人となり作った「堆肥センター」で作られる、良質の堆肥(有機肥料)も投与し土つくりをしてきました。
堆肥センターの石碑には、換地委員委員長として後藤武臣さんの名前が刻まれています。

後藤さんの棚田から見る堆肥センターです。
清らかな水、それに負けない土つくり、そして惜しまぬ手間ひまにより、今年も黄金色に輝く稲穂が育ちました。

「FLCパートナーズストア」では、今年(令和4年度)も後藤さんの『菊池水源棚田米』をネット独占販売いたします。
すでに稲刈りを終え、出荷をスタートしています。

今年ももちろん数量限定での販売で、定期購入を含めたご予約を多数頂戴していますので、すでに販売可能量は残りわずかとなっています。
一般流通の無い後藤さんの『菊池水源棚田のれんげ米』は大変貴重なお米です。
ご注文はお急ぎ下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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