熊本ぶどう 社方園 収穫を終えたぶどう園にお礼肥え！今年は熊本県立農業大学から来た実習生と共に行っています！2022年（後編）

ＦＬＣ日記　2022年10月18日(火)　晴れ
本日のブログでは、昨日に続き、熊本県山鹿市久原にある、ぶどうの匠、｢社方園（しゃかたえん）｣さんの、お礼肥え（基肥）散布作業の様子と、熊本県立農業大学から、6泊7日の泊まり込みでの農業実習に来ている、1年生の2人の頑張りの様子を紹介いたします。



落葉樹のぶどうの果樹には、葉っぱが残っている間に、お礼肥え（基肥）を散布します。
「社方園」園主の社方武路さんがその作業を行っています。
この散布の後に「社方園」さんが作った堆肥(有機肥料)も散布します。

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」では、令和4年度もぶどうの匠｢社方園｣さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたしました。

こちらは、今年もダントツの1番人気だった、3色詰め合わせです。
「社方園」さんの『山鹿のぶどう』はすでに来年の初出荷の予約を多数頂戴しているほどの大人気商品です。
人気の秘密は、1粒1粒の大きさもさることながら、その美味さ！その輝き！

口にほおばると、ぶどうの甘味が口の中で爆発する！と言う表現がぴったりの、まさに最高級のぶどうなんです。
「社方園」さんでは、毎年7月7日にその年のぶどうを初出荷します。

「社方園」さんの惜しまぬ手間ひまと匠の技で育て上げられた、高級感あふれるぶどうは、県内外を問わず大人気です。
度々テレビや情報誌に取り上げられています。
こちらは、以前7月7日の販売初日に「社方園」さんから生中継された、ＴＫＵテレビ熊本の朝の情報ワイド　英太郎の「かたらんね」の一コマです。
くまモンも「社方園」さんの栽培ハウスにやってきて生中継されたんですよ！

熊本県山鹿市久原にある、ぶどうの匠「社方園」さんのぶどうの栽培ハウスのほんの一部です。
「社方園」さんでは、ボイラーを焚くハウス、加温しないハウス、そして屋根のためのハウスなどで、収穫時期をずらしながらぶどうを栽培しています。

こちらが10月14日に取材をしたハウスです。
このハウスへの散布作業を終えた二人が、肥料の入った袋をもって移動しています。
「ＦＬＣパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
収穫の時のみならず、収穫後のお礼肥えや剪定、春の芽吹きから成長の様子などその全てです。
この日の肥料は、「社方園」園主の社方武路さんと、スタッフの横田龍弥さん、そして熊本県立農業大学1年生の2人の計4人で、目的の異なる3種類を散布していました。

それから3日後の10月17日、あらためて取材に伺うと、今度はたい肥(有機肥料)の散布を行っていました。
たい肥は「社方園」さんで自ら作ったもので、しっかりと熟成されていてほとんど匂いはなく、とてもいい感じのたい肥です。

「あっ！笠さん！こんにちは！」と運搬機を運転する横田さんがおどけてピースサインをしています。
その後ろから「ちょっと！行き過ぎですよ！！」と二人の声がしました。

「なんやぁ～！これくらいええた！がんばれよ！」と横田さん。
「もう～、しょうがないなぁ～！」と二人。
3人のやり取りで、二人も「社方園」さんでの実習にすっかり慣れたことがわかりました。

二人は運搬機からたい肥をスコップにとると、足早に運んで上手に散布しています。
「あそこちょっとムラがあるけん、よろしく！」

「オッケー！」としっかりとそこまで進み、丁寧に散布しています。
「なに？いいコンビネーションだけど、大学でも二人は仲がいいの？」と尋ねると、
「俺たち大学の寮で同じ部屋なんですよ！」と答えてくれました。

あらためて二人を紹介しましょう！
こちらは、熊本県立農業大学1年生の大隅瑞騎（おおすみみずき）くんです。
ご実家は農業を営んでいて、ミカンと梨の栽培をしているとのこと。

将来は、そのご実家で家族とともに農業をしたいのだと話してくれました。
中学まではサッカー、高校では弓道、そして大学ではバスケットボールと、次々に新たなスポーツをやってきたチャレンジ精神旺盛な大隅くんです。
その行動力を活かして、ミカンも梨も新たな品種への取り組みなど積極的に頑張ってくれることだと思います。

こちらは、同じく熊本県立農業大学1年生の瀧下莉巧（たきしたりく）くんです。
最初はおとなしい感じなのかと思いましたが、2回目の取材の際はとても元気によくしゃべる子でした。

農業高校で果樹栽培を学び、卒業後はさらにもっと詳しく勉強してみたいと農業大学に進学したとのことです。
実家は農家ではないので、この2年間で学んだことを活かせる形の仕事を模索中だとのことですが、向上心を持つ瀧下くんだから、どんな環境でもしっかり頑張れると思います。
二人ののこれからの活躍が楽しみです。

2回目に取材に伺った10月17日は午前中は特にしっかりと雨が降りました。
そこで、その日の午前中は完全オフにしたとのことで、さすがに疲れていたのか二人とも昼まで寝ていたと話していました。

その休養が良かったのか、この日、二人とも本当によく頑張っていました。
会話も弾みながらの作業です。
するとそこに！

「しゃべるとも良かばってん、口と同じくらい手も動かさにゃんぞ！」社方さんの檄が飛びました。
この日、別の作業をしていた社方さんが二人の様子を見に来たのです。

「龍弥！このハウスは4時までには終わらにゃんぞ！」と社方さん。
「この二人次第ですね！」と言う横田さんに、
「え～、俺たちはちゃんとやりますよ！」と二人は答えていました。

社方さんは自分の作業に戻ったので、二人が頑張る様子を取材していると、横田さんの携帯が鳴りました。
「雨が強くなってきたけん、切り上げて戻ってくるように！」との指示だったようです。
社方さんは檄を飛ばしながらも、きちんと実習生二人のことを気にかけていたようです。

3人がハウスを出るのと同じくして、私も今回の取材を終えました。
大隅くん！
瀧下くん！
短い時間だったけど、とても楽しく取材ができたよ。
ありがとう！
いつかまた再開して、ゆっくり酒でも飲もうね！

私(笠泰紀)が代表を務める、株式会社旬援隊では、匠の農家さんたちが育てる、“本物”と呼べる食材のネット販売を行っています。
各種フルーツ、新鮮野菜、お米、加工品などなどを｢ＦＬＣパートナーズストア｣と言うショップ名で販売しています。
特に、熊本の最旬フルーツは弊社の大人気商品です。
弊社で販売する、商品は全て、私がその栽培地に伺い、年間を通してその成長の様子や、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、毎日更新するこのブログを中心に紹介しています。

「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』は、全国に多くのファンを持つ弊社の大人気商品です。
2人が肥料散布を施したぶどうたちを、これから収穫まで匠の農家さん「社方園」さんが“本物”と呼べる美味さに仕上げていきます。

｢ＦＬＣパートナーズストア｣では、来年も｢社方園｣さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたします。
令和5年は7月7日(金)に初出荷予定です。
もちろんこれからも成長の様子や、惜しまぬ手間ひま、匠の技を現地取材し紹介していきます。
お楽しみに！！

ＦＬＣパートナーズストア　笠　泰紀

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