熊本ぶどう 社方園 収穫を終えたぶどう園にお礼肥え！今年は熊本県立農業大学から来た実習生と共に行っています！2022年（前編）

ＦＬＣ日記　2022年10月17日(月)　雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「ＦＬＣパートナーズストア」では、今年(令和4年)もぶどうの匠「社方園」さんが育て上げた、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売しました。



毎年、夏が始まったばかりの7月7日より出荷をスタートし、9月中旬までは黒ぶどう、赤ぶどう、白ぶどうの3種類のぶどうを販売してきました。

ぶどうの匠「社方園」さんでは、20種類以上の品種のぶどうを栽培しています。
長期にわたり収穫できるように、加温して育てるハウス、加温はしないがビニールをはったハウス、そして雨をよけるためのトンネルとしてビニールをはる、いわば露地栽培の3パターンの圃場で栽培し生産しています。

今期、最後(9月中旬)まで出荷したのは大人気の白ぶどう『シャインマスカット』と人気急上昇中の赤ぶどう『クイーンニーナ』です。
今年も大幅に生産量を増やし、何とかお客様のニーズにこたえることができました。

『シャインマスカット』は、売れ筋ランキングで、なんと12年連続で1位のフルーツなんです!!（日本農業新聞トレンド調査より）
『シャインマスカット』の人気上昇は、とどまることを知らず、今期も、一番の売れ筋商品となりました。

また『クイーンニーナ』は、糖度が24度にもなるぶどうとしてはけた外れの甘さで、1粒1粒が大きく食べ応えがあり、はなまる人気急上昇中のぶどうです。

「社方園」さんの熊本産高級ねなしぶどう『山鹿のぶどう』は、黒ぶどう、白ぶどう、赤ぶどうともに、粒の大きさ、みずみずしさ、そして何よりその甘さにおいて、まさに“本物”と呼べる味わいです。

それらは、「社方園」さんの惜しまぬ手間ひまと、匠の技によって、毎年変わらぬ美味さとして作り上げられます。
そして、現在は収穫を終えたハウスに、来年へ向けての『山鹿のぶどう』作りが始まっていました。

3日前の10月14日に、熊本県山鹿市久原にある｢社方園（しゃかたえん）｣さんの『山鹿のぶどう』の栽培ハウスの1ヶ所に現地取材に伺いました。
この時期、落葉樹のぶどうの果樹には、葉っぱが残っている間に、お礼肥え（元肥）を散布します。

こちらは今年1月上旬の様子で、お礼肥えの後に行う冬の剪定作業の様子です。
「ＦＬＣパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

もちろん、「社方園」さんの『山鹿のぶどう』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
写真は敵粒作業の様子です。
そしてこの日は、“お礼肥え”作業の様子を取材に伺いました。


「社方園」園主の社方武路さんが作業を行っています。「おはようございます！」と声をかけると、「3年ぶりに熊本農業大学の実習生が来てるので、一緒に作業をしてますよ！」と社方さん。

その方向に行ってみると、「社方園」スタッフの横田龍弥さんが作業の手順を説明していました。
この日は実習2日目で、6泊7日の泊まり込みでの実習とのことです。

いきなりやってきて、写真を撮りまくる私に少し戸惑った様子だったので、「社方園」さんの『山鹿のぶどう』をネット販売している旨と、こうして年間を通して現地取材していることを伝え、2人の頑張りをブログで紹介する了解を得ました。

熊本県立農業大学1年生の大隅瑞騎くん(右)と、瀧下莉巧くん(左)です。
「昨日から来てるんだよね？少しは作業になれた？」と尋ねると、
「いえ、わからないことばかりなので少し戸惑ってます。」とのこと。

「次はどこをしたらいいのかな？」と二人で話している様子だったので、「わからないならきちんと聞く！ほら！社方さんに指示を仰いでおいで！」と言うと、
「はい！」と素直な返事が返ってきてすぐに動き出しました。

「どこをすればいいですか？」と尋ねる二人に、
「こっちから俺と龍弥が進めていくけん、重ならんように向こうからしてきなっせ！」と社方さんが説明しています。

「ほら！散布せにゃん肥料ばあらかじめ配置しとるとたいね。それにはちゃんと意味があるとだけん、その袋から移して、その分をしっかりその列に散布するように！」そう指示をしていました。
二人はすぐに動き出し、指示されたとおりにしっかりと作業を行っていました。

「笠さん！なんか俺ちょっと懐かしかぁ。俺もここに来たばかりのころは何もわからんで、すぐに聞きよったけんですね！でも、社方さんは背中ば見て覚えろ！的な感じじゃなくて、ちゃんと仕事の内容と意味を教えてくれたけん、たいぎゃやりやすかったですよ！二人もすぐになれますよ！」と、横田龍弥さんが笑っていました。

本日、たい肥の散布作業をしているとのことで、またまた現地取材に行ってきました。
そこにはしっかりと作業をしている大隅瑞騎くんと、瀧下莉巧くんの頑張る姿がありました。
その様子も紹介したいとこですが、本日は少々長くなりましたので、この続きは明日のブログでまた詳しく紹介したいと思います。

「ＦＬＣパートナーズストア」では、「社方園」さんの高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』を、来年もネット独占販売いたします。
これからも、「社方園」さんの匠の技、惜しまぬ手間ひま、果樹の変化や成長の様子など、“本物”と呼べる『山鹿のぶどう』ができるまでを、現地取材しご紹介いたします。
明日は、今日の取材の様子の続きを紹介予定です！
お見逃しなく!!

ＦＬＣパートナーズストア　笠　泰紀

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