FLC日記 2022年9月16日(金) 晴れ
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、日本有数の米どころ、熊本県菊池市七城町の砂田地区で、土にこだわる匠、野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』をネット独占販売しています。
令和4年度の『砂田のこだわりれんげ米』は順調に成長しています。
現在はこうして、稲穂が膨らみ頭(こうべ)を垂れ始めていました。
これからさらに膨らみ、そして色づき、毎年、10月10日前後に稲刈りを迎えます。
おかげさまで、今年も大人気!
令和3年度の『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』は定期購入のお客様分を確保するといよいよ残りわずか!
ここでしか買えない大変貴重なお米で、早い者勝ちとなっています。
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こちらは現在の『砂田のこだわりれんげ米』の田んぼの様子です。ここ(七城町砂田地区)で育つ『砂田米』は、“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史があります。
『砂田米』は、江戸時代には、“美味しいお米”の代名詞とされていました。
以前、稲刈りの取材の際に、ご自宅にある乾燥機の前で撮影した生産農家の野中兄弟です。
兄の野中賢吾さん(右)と弟の野中剛さん(左)で、現在は父(野中逸雄さん)より引き継いだ、その頃と変わらぬ栽培方法で、兄弟2人だけで米作りをしています。
こちらは2017年の稲刈りの取材の際に撮影した野中兄弟の父の野中逸雄さんです。
野中逸雄さんは、2018年7月に病で倒れ、闘病生活を送っていましたが、2019年1月30日に永遠の眠りについたのです。
享年72歳でした。
野中逸雄さんがこだわり作り続けてきた『れんげ米』とは、稲刈りを終えた田んぼにれんげの種を撒き、秋から春にかけ育て、花が咲き終わる5月上旬にその花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料とした元気な土で育てたお米です。
4月下旬にはこうして一面にれんげが咲き誇り、お米を育てる田んぼとは思えないような光景を見ることができます。
れんげを有機肥料として作り上げた元気な土で育った、『砂田のれんげ米(野中さんこだわりのお米)』は、“ご飯がごちそうになるお米”です。
定期購入のお客様分を確保し、一般販売できる分は今年もいよいよ残りわずか!
現在栽培中の令和4年度の『砂田のれんげ米』はお電話でのみご予約を承っています。
現在の稲の様子です!
今年もしっかりと稲の株が分けつして、力強く元気に成長中です。
熊本の“旬”を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、野中兄弟のお米作りも、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
こちらは、5月20日に行われた種まきの様子です。
野中兄弟の米作りに関する、全てのことをこうして現地取材してきたのです。
こちらは田植え後に撮影した、田んぼの様子です。
“砂田”の地名の由来となっている、この独特な砂交じりの土壌が美味しいお米を育てるベースとなっています。
野中兄弟は土つくりにとことんこだわる“匠”です!
砂交じりの独特な田んぼでは、あまり肥料が効きすぎず、美味しいお米が育つのです。
ですから、この『砂田米』は、江戸時代には、“美味しいお米”の代名詞とされていたのです。
これは、稲刈り時の様子です。
野中兄弟は、その独特な砂田の田んぼに、稲刈り時に細かく裁断した“稲ワラ”と、“れんげ”だけを有機肥料として、それら以外には何も足さず、何も引かずにお米を育て続けています。
稲刈り時に裁断した“稲ワラ”は時期を見て田んぼに鋤き込み、その後きれいに整地します。
そして、11月上旬にはれんげの種を撒くのです。
この砂田地区でも、農家さんによってお米の栽培方法は様々です。
ちなみに、お隣の田んぼでは、冬の時期牧草用の植物を植えていました。
野中兄弟の田んぼのれんげが咲き終わる5月中旬には、その牧草は刈り取られ、きれいに整地して田植えの準備を行います。
現在、いずれの田んぼでも稲は順調に育っています。
しかし、お米を作るための土つくりに関しては、先ほど紹介したように全く異なっているのです。
また、多くの農家さんは、稲刈りを終えた田んぼで、裏作を育てています。
その代表的なものは、写真右側に写る“麦”です。
その他にも、ゴボウ、タバコ、各種野菜などが栽培しているようです。
しかし、野中兄弟は田んぼでお米以外に作物を作りません。
野中兄弟の田んぼでは、毎年、裏作はしていません。
こちらは、以前取材した5月中旬のれんげの鋤き込み作業の様子です。
秋から春にかけ、裏作を作り収入を得るどころか、コストや手間ひまのかかる“れんげ”の種を蒔きそれを鋤き込み、お米を育てるためだけの土を作り上げます。
父の遺志を引き継ぎ、野中兄弟は毎年変わらぬ、“稲ワラ”と“れんげ”を有機肥料とする米つくり(土つくり)で『砂田のこだわりれんげ米』を作り続けています。
2年前に野中兄弟は大きな決断をしました。
農薬を使用せずに作り続けてきましたが、その年は“ウンカ警報”が出て、稲作にとって大きな害虫となるウンカの被害が大きく予想されました。
こちらは野中兄弟の田んぼとは全く関係のない田んぼで、10年ほど前のもウンカがひどかった年の稲刈りの頃の様子です。
ウンカの被害にあうと、この様に実る前に枯れてしまい、お米としての収穫はできません。
そこでそれからは、最低限の防除(消毒)をすることにしました。
野中兄弟の田んぼで防除を行わないと、その被害は近隣の田んぼにまで広がる恐れがあったからです。
父の代から「れんげと稲ワラ以外には何も足さない!何も引かない!」と、無農薬で育ててきましたが、上記のような理由で、現在は減農薬栽培となりました。
今年も行った防除は、多くの農家さんが行う一般的なもので、もちろん稲作りにおいて認められている方法です。
収穫時はおろか、お米となった頃には残留農薬が一切残らない様な時期に、最低限の防除だけを行いました。
しかし、最低限であろうが農薬を使用したことには変わりないので、あくまで“減農薬栽培”となります。
父から引き継いだ、れんげを有機肥料として使うこだわりの土つくりをした野中兄弟の田んぼでは今年も実りの秋を迎えようとしています。
一般流通のない大変貴重な貴重な『砂田のこだわりれんげ米』を、「FLCパートナーズストア」では、特別にお譲り頂き、ネット独占販売しています。
10月下旬には出荷をスタートする令和4年度の『砂田のこだわりれんげ米』は定期購入のお客様分を確保し、一般販売を現在はお電話でのみ予約承り中です!
詳細は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、ご覧ください。
ご来店お待ちしております。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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