人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

FLCパートナーズストア

flcps.exblog.jp

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子

FLC日記 2022年9月6日(火) くもりのち雨のち晴れ
8月30日、私の5回目の米作りで田んぼの稲たちに元気な花が咲きました。
令和4年度の出穂です。
私が思ってたより少し遅い出穂でしたが、今年は順調に成長しています。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18082733.jpg


米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18125214.jpg本日のブログでは、令和4年度の出穂の様子を中心に紹介いたします。
ここは、熊本県菊池市、菊池水源の原(はる)、伊牟田地区にある、昨年より私が米作りに挑戦している山奥の田んぼの8月30日の様子です。
棚田の一枚をお借りして、平成30年より、完全無農薬、完全無化学肥料栽培で、米作りを始めました。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18180527.jpg先ほどの写真は分けつが少ないように見えますが、それは水口あたりのものなので、水が冷たすぎるので仕方ありません。
こちらは水口から離れたところの8月下旬の様子で、しっかりと分けつし出穂しています。
ここは、山奥にある田んぼで、横の小川から水を取っていて水温が低いため水口あたりは毎年上手く育ちません。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18235341.jpg私の田んぼは、菊池水源の最も高い位置にある伊牟田地区の棚田で、ご覧の通り両サイドを森に囲まれています。
ですから、けっして米作りに適した田んぼではありません。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18270532.jpgではなぜ、この地で私が米作りをしているかと言うと、自給自足を目指しているからです。
こちらは「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の本社社屋です。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18282640.jpg2000坪ほどの敷地に加え、近隣の農家さんに農地も借り、オリジナルブランド商品として販売するための作物に加え、自らの自給自足のために、様々な作物を育てています。
ちなみに敷地もお借りしている田んぼも、イノシシ対策として柵(フェンス)で全て囲んでいます。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18303716.jpg私はこの地で、自給自足の生活を目指して、様々な作物を育てています。
こちらは、自己消費用の野菜たちの畑と、右は利平栗の栗林、奥の畑は『エゴマ』を栽培する畑です。
(5月上旬撮影)

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18321012.jpgまた、弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本の旬の食材を販売しています。
弊社の契約農家さん(わが家の専用農家さん)たちの、“本物”と呼べる食材に加え、私がこの地で栽培する「オリジナルブランド商品」も販売中です。

ホームページはこちら



米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18342207.jpgここでは、一切の農薬や化学肥料を使用せずに全ての作物を育てています。
「オリジナルブランド商品」としては、自然栽培で育てた『利平栗』(写真)『水源キウイ』(下記写真)『春の山菜』『えごま油』『焙煎えごま粒』『烏骨鶏のタマゴ』などがあります。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18352561.jpg自給自足を目指すため、様々な野菜や果物を栽培していますが、主食である「お米」を育てておらず、まだまだ自給自足とは言えなかったので、昨年よりいよいよ米作りにも挑戦していると言うわけなんです。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18365984.jpgさて、私の米作りに話を戻しましょう!
この棚田(田んぼ)では、写真中央付近に給水口があり、右手前の方に排水口があります。
田んぼへの水は田んぼの奥を流れる小川から直接引いています。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18381549.jpgここは熊本県菊池市の水の源(みなもと)、菊池水源です。
1級河川菊池川に流れ込む最初の水が流れる場所で、とても清らかで新鮮な水が常にあります。
ただ、お米を作るには少し冷たすぎるんです。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18402243.jpgですから、稲の出穂や開花は、当然水口よりも落水口の方側で最初に始まりました。
この白い糸のようなものがお米の花です。
正確に言えば、今見えているのは雄しべです。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18405192.jpgお米の花の開花時間は非常に短く、午前中に開花し、お昼頃には閉じてしまいます。
朝早く、開花の様子も撮影しました。
柱頭にくっついた花粉が発芽し、花粉管を伸ばし、花粉の中の核を子房内の卵に届けます。
そうして受精したお米が大きく成長していくのです。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_19425481.jpg毎年様々な工夫を凝らし、種まきや田植えの時期を早め、冷たすぎる水対策として、給水口から畔なみを立てて、水を循環させてから田んぼへ送り込むなどの、毎年の反省を生かした米作りに取り組み、なんとか順調に育っていました。
7月のいもち病も、農薬を使用せずに何とか抑え込むことができ、元気に出穂を迎えることができました。

米作りの挑戦(2022) 出穂の様子_a0254656_18511975.jpg今年も、田んぼの場所によって、出穂の時間差がありますが、それは想定内です。
これから稲穂が頭を垂れ、黄金色に輝き、収穫(稲刈り)を迎えるまでしっかりと育てていきます。
その様子はまた後日、このブログで紹介したいと思っています。
お楽しみに!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

ホームページはこちら

『FLC日記』は「にほんブログ村」の
ランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、
ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 囲炉裏暮らしへ
にほんブログ村
by flcps | 2022-09-06 18:54 | FLC | Trackback | Comments(0)
<< 大人気!無農薬栽培の『種なしか... 敬老の日のギフト令和4年度の商... >>