FLC日記 2022年6月10日(金) くもり一時雨

昨日に続き、私の自給自足へ向けての米作り(2022)を紹介します。
今年の種まき及び苗床作りは、4月30日に行いました。
写真は、種まきの様子で、下土を入れてきれいにならし、その上にお米の種(籾)を満遍なく蒔いています。
苗床は、今年も庭にブルーシートで作りました。

前日に用意していましたが、その日の雨ですでに水が溜まっています。
ブルーシートの下には、枕木とする角材を並べ、水平を保っています。
どの苗箱にも満遍なく水がいきわたるようにするためです。

今年の米作りの紹介の前に、この場所及び私や私が行っている事業について紹介します。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、熊本県菊池市原(はる)の伊牟田地区において、一昨年より米作りに挑戦しています!
写真は昨年の私の田んぼの稲刈り当日の朝の様子です。

自己消費用としてお米を育てています。
6畝ほどの小さな棚田の田んぼですが、私が1年間食べる米を作るには十分です。
ちなみにその奥にある7枚の棚田(現在は畑として使用)では、私が弊社で販売している『えごま油』『焙煎えごま粒』用のエゴマを育てています。

熊本県菊池市原(はる)の、菊池水源の山奥にある株式会社旬援隊の本社社屋です。
私はこの地に会社を設立し、農業を営みながら自らもこの地で暮らしています。
ここには、6反(2000坪)の敷地があり、さらに近隣の畑も借り、様々な作物を育て自給自足の生活を目指しています。

写真は裏の敷地のキウイ棚と奥には烏骨鶏たちの鶏舎があります。
上の段の畑では自家用の野菜を作り、その他にも15種類の果樹を栽培しています。
この地の環境については、昨日のブログで紹介していますのでそちらをご覧ください!

自給自足の生活を目指し、5年前から米作りにも挑戦しています。
やはり、自給自足と言うからには主食のお米を育てないといけないと思ったからです。
こちらは1年目の稲刈り時の様子です。

1年目は、なんと田植えは“手植”、稲刈りは“手刈り”さらに、掛け干しをして乾燥するなど、米作りの基本をやってみました。

しかし、1年目の米作りは大失敗に終わりました。
お米に実が入らず、収量がほんのわずかだったのです。
その原因は明らかでした。

私が作っている田んぼ(棚田)は、林の中にあり日照時間も少ない上に、高冷地で気温も低いので、7月上旬の田植えでは遅すぎたのです。

その年は苗を頂くことができたので、急きょ行った米作りのため、その時期の田植えとなったのです。
翌年からは1年目より、1ヶ月前倒し自ら種まきし苗床も作ることにしました。

今年の種まきと苗床作りは4月30日に行いました。
2年目以降のほぼ平年と下りです。
苗箱は全部で14枚ですが、私の田んぼには十分です。

この時期、この山奥は朝晩は冷え込むので、しっかりと防寒対策を施しました。
天候にも恵まれ、その5日後には発芽しました。

その様子がこちら!
まだまだ上のシートをとることはできません。
しばらくはシートをかけたまま栽培しました。

5月22日の苗の様子です。
とても良い感じにそろって成長しました。
私の田んぼでは、日照時間が短いため、株がなかなか分けつしてくれないので、今年は最初から大目に植えるためにかなりの蜜苗にしています。

田植え当日(6月9日)の朝の苗たちの様子です。
できればもう少し成長してほしかったのですが、田植えができるのがこの日しかなく、植えるのにも十分と考え、田植えを行うことにしました。

今年の田植えも弊社スタッフの原賀さんと共に行いました。
原賀さんは、米作りの経験があるので、頼もしいかぎりです!
ブルーシートでの苗作りはちょっと問題点が!

こんなにも良い根っこが出ていますが、切り落とさなければなりません。
その作業をお願いして私は田植え機で田植えを行いました。

田植え機は2年目の田植え前に知り合いから譲り受けた、超レトロな田植え機です。
1年に1回しか使いませんがきちんとメンテナンスをしていたので、かなり順調に頑張ってくれました。

それでもやはりかなりの欠株が出たので、昨日と今日は補植作業に追われています。
それでも、このすべてを手植えしたことから考えると、随分効率良い田植えができました。

昨年までは原賀さんにも田植え機に乗って田植えをしてもらっていましたが、今年は全て私がやりました。
「かなり良い感じにできたんじゃない!」と原賀さんも笑顔でお墨付きを頂きました。

今年はイノシシ対策の策も張り巡らせましたので、イノシシの侵入の心配はありません。
しっかりと水管理をしながら、秋の稲刈りまで育てていきます。

本日のブログでは、私の米作り5年目の現在の様子を中心に紹介しましたが、株式会社旬援隊の本業は、匠の農家さんたちが育てる、“本物”と呼べる食材のネット販売です。
各種フルーツ、新鮮野菜、お米、加工品などなどを「FLCパートナーズストア」と言うショップ名で販売しています。

特に、熊本の最旬フルーツは弊社の大人気商品です。
弊社で販売する、商品は全て、私がその栽培地に伺い、年間を通してその成長の様子や、農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、毎日更新するこのブログを中心に紹介しています。

現在の、イチオシ商品は、熊本限定栽培品種の高級マスクメロン『肥後グリーン』です。
今年はかなりのハイペースでご注文を頂いています。
数量限定商品のため、ご注文はお急ぎください。

また、熊本県が日本一の生産量を誇る最旬食材の、匠が育てた熊本産の各種スイカも見逃せませんよ!
現在は、黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』を大好評販売中です。
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ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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