FLC日記 2022年5月23日(月) 晴れ
令和2年も「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』は完売となりました。
今年もたくさんのご注文、誠にありがとうございました。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和4年も「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』をネット独占販売しています。


今期、最後まで出荷したのは「ファミリータイプ」という商品でした。
こちらはかなりお買い得な商品ですが、むしろ化粧箱入りの商品の売れ行きがものすごくよく、少しキズがあったり大きさがバラバラのものが最後まで販売することができました。

次年度(令和4年度)の究極の柑橘『せとか』の栽培はスタートしています。
5月20日(金)、熊本県山鹿市鹿北町にある、匠の農家さん「小春農園」さんの、究極の柑橘『せとか』の栽培ハウスに、現在の様子を現地取材に伺いました。
雄大な自然の中、日の当たる山の斜面に連棟建てのハウスで、究極の柑橘『せとか』は育てられています。

ハウスと言えども、ボイラーを焚き、加温をして育てるのではありません。
ハウスはあくまで雨風や病気、害虫から大切な果樹や果実を守るためのものです。
私が伺ったこの日は、潅水が行われていました。

潅水(かんすい)とは作物に水を与えることです。
「小春農園」さんでは、ハウス内に整備されているスプリンクラーを使って計画的に『せとか』に潅水を行っています。

この時期、『せとか』は花が終わり、着果を始めている頃です。
まだビー玉ほどにも満たない大きさですが、来年の2月にはあの大きな果実になるんです。
着果の前の花咲く頃、大切な作業があります。

それが“花芽剪定”です。
以前取材した様子を元に紹介します。
「小春農園」専務の小原将輝さんが、“花芽剪定”の作業を行っています。

「花芽に花が来ていることを確認しながら行いま。花が咲いているのを確認してからでも良いんです。いつも父が言うように、この“花芽剪定”で、来年の良し悪しの7割は決まると思いますよ!」と将輝さん。

こちらは、すぐ隣のハウスにある、柑橘王こと『デコポン』の栽培ハウスに、4月中旬、花芽剪定を取材に伺った際の将輝さんのお父さんで「小春農園」代表の小原正宏さんです。

匠の目で判断しながら、必要な枝を残し不要な枝を剪定してきます。
小原さんはこの作業を「命を吹き込む花芽剪定」と称しています。
それくらい、この作業がせとかやデコポンの栽培において大切だと言うことです。

せとかの花芽剪定に話を戻しましょう!
「せとかもデコポンと基本は同じですね!まずは樹形全体のバランスを見ます。それから細かい剪定に入るんです。」

「花芽がきていない枝は、バランスを見ながら落としていきます。また、花芽がきている枝も、その角度や場所で判断します。あまり上向きに伸びている枝は、良い果実が実りませんので落とします。斜めに伸びている枝で、先端に花がきちんと来ている枝に果実を実らせるんです。」

「それから、不要な細かい枝をきちんと落としていくことも、せとかの栽培にとっては大事なんです。」
指さしている枝がそれにあたります。
「この枝にはもちろん花は来ないし、そのまま残していても枯れ枝になるんです。だから、こうしてこの時期にきちんと摘み取る必要があるんです。」と将輝さんが話してくれたことを思い出しました。

今年も、匠の花芽剪定で、良い花を残し、こうして確実に着果しています。このような惜しまぬ手間ひまと匠の技が、あの美味しい『せとか』を作り上げるんです。

惜しまぬ手間ひまはこれからまだまだ続きます。写真は匠の摘果作業を終えた、9月中旬の様子です。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売する全ての商品の、生産地に年間を通して伺って、その育つ様子や惜しまぬ手間ひまなどを現地取材しています。
もちろん、「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』の栽培の様子も、もう何年もこうして現地取材を重ねてきました。

「小春農園」さんでは、着果後、摘果作業を終えると、こうして実らせる『せとか』1玉1玉全てをひもで吊るし栽培します。
その様子はもちろん今年もしっかりと現地取材しこのブログで紹介したいと思っています。

収穫の際に撮影した親子の匠の3ショットです。
「小春農園」さんでは、代表の小原正宏さんの長年の経験と卓越した技術、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらには大学で柑橘類の栽培を専門に学んだ息子さんで専務の将輝さんの専門知識が加わり、その3人が中心となり、本日ご紹介した究極の柑橘『せとか』など、まさに“本物”と呼べる様々な作物を育てています。

「FLCパートナーズストア」では、令和4年度も「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』をネット独占販売いたします。
今期に勝る『せとか』を育て上げるべく、惜しまぬ手間ひまと匠の技で2月中旬の出荷へ向け育て上げます。
これからもしっかり現地取材も重ねていきますので、令和3年度も「小春農園」さんの究極の柑橘『せとか』にも大いにご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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