FLC日記 2022年4月11日(月) くもりのち雨
「もう、少し膨らみだしてますね!ここから芽吹き、結果枝となりいちじくが実るんですよ!」「小春農園」専務の小原将輝さんが、そう言いました。

写真中央付近にあるのが、これから芽吹く新芽の現在の様子です。
8月中旬からの収穫に向け、今年も惜しまぬ手間ひまと匠の技で『山あいの甘熟いちじく』を栽培していきます。

熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの『甘熟いちじく』の栽培ハウスに伺いました。
この時期は、「いちじく」栽培における大切な作業の1つ、冬の剪定作業が行われています。

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(2022年)も「小春農園」さんの『山あいの甘熟いちじく』をネット独占販売いたします。

「小春農園」さんのこだわりの樹上完熟での収穫で、最も甘さが乗り、最高に美味しいいちじくを、完熟ならぬ『甘熟いちじく』と命名しています。
「小春農園」さんの『山あいの甘熟いちじく』は、「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。

昨年実をつけた結果枝は今年は使用しません。
それらの全てを選定し切り落とします。
新しく芽吹かせる枝は、できるだけ、下の方から芽吹くものにします。

剪定は匠の技で、この様に全てあえて弱い枝を芽吹くように施してあります。
そうすることで、いちじくが確実に1節目から実るように仕立てていくのです。

こちらは昨年8月上旬の収穫前の様子です。
わかりますかね?
イチジクが実る結果枝が、亜主枝の下の方から伸びています。
そうすることで、確実にいちじくが実る枝になるのです。

私の知識をお話ししたようにお伝えしましたが、上記の情報(知識)は、匠の農家さん「小春農園」代表の小原正宏さん、専務の小原将輝さんから教えていただいたものです。
写真は、剪定前の様子で、上にビュンと伸びているのがいちじくの結果枝です。
いずれの枝からも13~14個のいちじくを収穫しました。

こちらは以前取材した、小原正宏さんによる冬の剪定作業の様子です。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

収穫の様子はもちろんのこと、落葉や冬の剪定、春の芽吹きや芽カギ作業、だ吊り作業などなど、その全てを現地で取材してきました。
そんな私だからこそ、施された剪定の様子も手に取るようにわかるのです。

今年も剪定作業の様子を取材に伺いましたが、一足遅く剪定作業はほぼ施されていました。こちらがその際に撮影した「小春農園」さんの『甘熟いちじく』の栽培ハウスです。
ハウスは、あくまで雨風からイチジクの果樹や果実を守るためのもので、屋根を目的としたハウスです。

「小春農園」さんでは、「一文字整枝法」と言う栽培方法で『甘熟いちじく』を育てています。
1本の果樹から両サイドに主幹を伸ばし、それを1列になるよう仕立てて管理する栽培方法です。

こちらは、以前取材した冬の剪定作業の様子です。
「小春農園」代表の小原正宏さんと、息子さんで専務の小原将輝さんが匠の剪定作業を施しています。
「小春農園」さんでは、代表の小原さんの豊富な経験と卓越した技術に加え、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに大学で果樹栽培を専門的に学んだ知識が重なり、親子の匠が中心となって、様々な“本物”と呼べる農作物を育てています。

現在大好評販売中の、柑橘王こと『デコポン(肥後ポン)』の今期の初収穫の際に撮った写真です。
「小春農園」さんが育て上げた、『デコポン(肥後ポン)』は、弊社のリピート率ナンバー1の大人気商品です。

糖度と酸味のベストバランスの美味しさに加え、その見た目の美しさも品機の秘密です。
現在は、蔵出し完熟デコポン(肥後ポン)『不知火』を大好評販売中です。

その他にも、はなまる人気急上昇の究極の柑橘『せとか』(写真)も販売中です。
さらには、幻の白い『長生たけのこ』も数量限定で販売しています。

『ザ・みかん』、『原木しいたけ』なども栽培していて、どれも“本物”と呼べるものばかりです。
それらは全て、「FLCパートナーズストア」でネット独占販売しています。

私がいちじくのハウスで取材をしてると声がしました。
小原将輝さんです。
「今日は別の作業をしてたんですが道具を取りに来たら笠さんが取材してるのが見えたので!」

「今年は雨のタイミングでいちじくの剪定をしてたのでタイミングが合わず取材に来てもらえなくてすみません。」と将輝さん。
「いえいえとんでもないです。剪定作業は来年もまたありますし!剪定後の様子はきちんと取材できてますから!」と答えました。
でも、こんなさわやかな笑顔で言われたら、何でも許しちゃいますよね(笑)。

「もう随分と新芽がふくらんできましたよ!芽吹きはまもなくだと思います。」
将輝さんはそう言ってその新芽を指さしてくれました。
私がそれを懸命に写真に収めていると、

「このあたりは確か父が剪定をしたと思いますが、その芽ではなくてきちんと下の芽を残しているはずですよ!今指さしたのはおそらく芽吹いても芽かぎ作業で摘み取ってしまいます。」と将輝さん。
そこには匠の剪定作業で残した下から芽吹く芽が残してありました。

「さすがですね!親子の匠で、徹底した作業を施されているのですね!今年もあの至高のいちじくを期待して良いですか?」と言うと、
「えぇ!もちろん!ご期待にそえる様、頑張ります!」
将輝さんは自信の笑顔でそうこたえました。

『山あいの甘熟いちじく』は、すでに初出荷分でたくさんのご予約を頂戴しているほどの大人気商品です。
この写真は、昨年の初回収穫の際に撮ったもので、初回から3回ほどはこれくらい大きなイチジクも含めパック詰めし出荷するので、今年もすでにたくさんのご予約を頂戴しています。

「FLCパートナーズストア」では、令和2年も「小春農園」さんの山あいの『甘熟いちじく』をネット独占販売いたします。
8月中旬からの発送予定です。
これからも、匠の惜しまぬ手間ひまや、成長の様子など現地取材にてご紹介いたします。
今年の『山あいの甘熟いちじく』にもご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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