FLC日記 2022年4月9日(土) 晴れ
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和4年11月からの無農薬栽培の『新生姜』の販売に向け、現地取材をスタートしました!
本日のブログでは、その植付作業の様子を紹介いたします。
まずは、生産地と生産者の紹介をしましょう!
ここは熊本県菊池市若木にある『若木生姜』の栽培場です。
とてものどかな里山で『若木生姜』は栽培されています。
生産者はこのお2人!
岩崎寛二郎さんと岩崎由美子さんのご夫婦です。
笑顔の絶えない仲良しご夫婦で、様々な作物を育てています。
この日もお2人お揃いで、生姜の植付作業を行っていました。
こちらは種とする『生姜』です。
昨年秋に収穫した(掘り起こした)ものを、地中深くに埋めて管理保存していました。
これを土に伏せこみ、新しい芽を芽吹かせ根に新しい『生姜』が育つのです。
私が伺った時には、すでに植え付けるばかりに準備万端でした。
きれいに畝(うね)を立ててあります。
「生姜栽培は土つくりが大事なんよ。だから、しっかりと有機肥料(たい肥)と石灰を与えて耕運して時機を見て畝をたてて準備しといたんよね!」と寛二郎さん。
「潅水(作物に水を与えること)はどうするのですか?雨の水だけで良いんですか?」と尋ねると、
「潅水は必要だね!特に夏場に乾燥させるとすぐダメになるんで、しっかりと水は与えるよ!」とのこと。
「その水はどうするんですか?」とさらに尋ねると、
「山際に水路が通ってるとたい。そこからポンプアップで与えるようにしてる。」
そう言って指し示していただいたのがこの水路です。
この水は、熊本名水百選にも選ばれている「若木水源」から来ている水です。
こちらが「若木水源」です。
一級河川の菊池川の支流「合志川」の水源地で、日々、滾々と水が湧き出ています。
その水はとても清らかで、その温度は16℃ほどで年間を通してほとんど変わりません。
湧き出る水の清らかさは、こちらで証明されます。
「若木水源」より、ほんの数メートルのところには、ある作物の栽培施設がありました。
それは「ワサビ」です。
みなさんご存知の通り「ワサビ」はとても清らかな水でなければ育ちません。
ここでは「ワサビ」がこうして元気に成長していました。
「ワサビ」が育つほどのすごく清らかな水なんです。
「「若木水源」の水は、俺が育てる田んぼにも使ってるんよ!この一番上の圃場は、畑として『若木生姜』や野菜を栽培してるけど、この下の2枚は田んぼなんよね!」
「もうすぐ、苗床の準備に入るけど、その苗床も、その後の田んぼの水ももちろん『若木水源』の水なんよ。自分で言うのもあれだけど、良い水もあってホント美味しいお米がとれるから『若木水源』はホントありがたいよね!」
寛二郎さんは嬉しそうにそう話しました。
さて、『若木生姜』の植付に話を戻しましょう!
「うちでは40cm間隔で、覆土を10cmほどになるように植えてるかな!ちょっと深めに掘って、肥料を入れて土を乗せそこに生姜の種を伏せるんよね!」
「2人で作業しても同じ間隔になるように、竹を40cmに切りそろえといたとたい。俺も由美子さんもそれぞれ作業をしても一緒になるようにね!」と寛二郎さん。
その竹を倒しながら同間隔できれいに種生姜を植えていました。
お2人はとても手際よく作業を進めています。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
これから販売する岩崎寛二郎さんの『若木生姜』も、こうしてきちんと現地取材を行っています。
「「植付作業」が終われば、次はどんな作業がありますか?芽が出るのはいつくらいなんですか?」と尋ねると、
「この後は、草が生えないようにススキなんかをこの上にかけてあげるんよ。芽が出てくるのは1ヶ月後くらいかな?」とのこと。
「これから作業の様子も成長の過程もしっかり取材させていただきます。」
そう言って、この日の取材を終えました。
まだまだたくさんの種生姜がありました。
取材を重ねながら、11月の販売に向け、弊社でもホームページの作成にも取り掛からねばなりません。
有機肥料をふんだんに与えた元気な土と、清らかな水、そして仲良しご夫婦の惜しまぬ手間ひまで無農薬栽培する『若木生姜』に大いにご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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