FLC日記 2022年3月21日(月) くもりのち雨
熊本県山鹿市久原にあるぶどうの匠「社方園(しゃかたえん)」さんの、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』の栽培ハウスに、今年もぶどうの果樹の芽吹きの様子を現地取材に行ってきました。


この日取材に伺うと、「社方園」初代園主の社方義武さんと、スタッフの横田龍弥さんが一緒にハウスに来てくれました。
このハウスは、加温をして栽培し最初に収穫を迎えるハウスです。

実は芽吹きの様子を、今期、現地取材するのはこの日で2回目なんです。
こちらは3月8日の様子です。
この日はとても寒く、外気との差が激しくカメラのレンズが曇りまくって取材になりませんでした。
そこで、3月18日にあらためて取材に伺ったのです。

そんな中、カメラのレンズを何度も何度も拭いて、なんとかわかる写真がこちらです。
まだ綿毛をかぶった新芽が芽吹いていました。

もちろん今回もカメラのレンズは曇りましたが、前回ほどではありあません。
拭いては撮り、拭いては撮りで撮影しました。
その様子を見た義武さんが!

「笠さん!その子にはも花芽も来とるばい!」と言って指さしてくれました。
お分かり頂けますか?
義武さんが指し示してくれているのが芽吹いたばかりのぶどうの花の蕾です。

もっと成長が早く、花芽がしっかりとわかる芽もありました。こうして新しく芽吹いた枝が、結果枝となり、今年あの美味しいぶどうを実らせるのです。

こちらは昨年取材した、6月中旬の同じハウスの様子です。
このあたりは大人気の『シャインマスカット』を栽培しています。
1本の結果枝に、1房ずつ徹底的に管理し育て上げられたぶどうたちです。

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和4年度もぶどうの匠「社方園」さんが育て上げた、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたします。

「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
1月上旬に取材した冬の剪定作業の様子です。

「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
収穫時期のみならず、肥料散布やハウス張り、剪定やぶどうができるまでの成長の過程なども含めたその全てです。
写真は義武さんの息子さんで「社方園」園主の社方武路さんです。

さて、今回取材した様子に話を戻しましょう!
「花芽のしっかり来とるけんって、これば写真撮りよったろ?ばってんね、残念ながらその芽は残さんばい。」と義武さん。

「え?どうしてですか?こんなに早く成長しているので、しっかり良いぶどうになりますよね?」と尋ねると、
「確かにこのまま育てるなら、おそらく美味しかぶどうのでくっどね!」

「ばってん、それじゃいかんとたい。その1房だけ良かったっちゃ、何にもならん!大事なことはそれぞれの果樹で、しっかり芽ばそろえて育てることたいね。そぎゃんせんなら、その果樹でできるぶどうに味のばらつきの出るとたい。」

義武さんはそう話しながら、私が写真を撮った最も成長が早いと思われる芽を惜しげもなく摘んでしまいました。
いやはや驚きが隠せません!
しかし、そこにはぶどう栽培を知り尽くした、匠の判断があったのです。

義武さんの匠の判断の訳も、もちろんしっかりと取材してきました。
スタッフの横田さんもその話を真剣な眼差しで聞いています。
その様子を紹介したいのですが、本日のブログは少々長くなりましたので、この続きはまた後日、このブログで詳しく紹介いたします。

熊本の旬を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和4年)も「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』を、ネット独占販売いたします。

「社方園」さんでは、毎年7月7日より3色のぶどうを取り揃え出荷します。
もうすでに今年も初回発送分で、たくさんのご予約を頂戴しているリピーター続出の、大人気商品がこの『山鹿のぶどう』です。
7月7日がホント待ち遠しいです!
今年も、しっかりと現地取材を重ねて紹介しますので「社方園」さんの『山鹿のぶどう』に、大いにご期待ください!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」の
ランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、
ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!

にほんブログ村