FLC日記 2022年3月19日(土) くもりのち雨
『紅はるか』は、滑らかな食感と極上の甘さで大変人気の高いサツマイモです。
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、サツマイモ栽培50年の匠が育て上げた、熊本産大津甘藷『からいも(サツマイモ)』を大好評販売中です!


現在は、昨年秋に収穫した『からいも(サツマイモ)』を、専用の貯蔵庫の中でしっかりと追熟させた“熟成サツマイモ”を販売中!
ただし、大人気商品ゆえご注文多数に付、出荷まで少々お待たせしていますが、出荷準備ができ次第発送と言うことで、現在もご予約(ご注文)を承っています。

用途に応じ、S、M、Lサイズ(写真)をそろえて、それぞれ5kg入りで販売です。
数に限りがございます。
ご注文は下記よりお早めにお願いいたします。
詳細を知りたい方、今すぐ購入したい方はこちら!
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「FLCパートナーズストア」
『熊本産大津甘藷『からいも(サツマイモ)』』
本日のブログでは、昨日に続き匠の農家さん「中野農園」さんの“バイオ苗”の苗床への植付作業の様子を紹介いたします。
無菌状態で育てられた通称“バイオ苗”です。

ここは熊本県菊池郡大津町平川にある「中野農園」の中野実さんのご自宅の裏手にある大津甘藷『からいも(サツマイモ)』の苗床です。
3月10日に今年もバイオ苗の植付作業が行われました。

こちらは2月20日に行われた、からいもの種まき(いも伏せ)作業の様子です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「中野農園」さんの大津甘藷『からいも(サツマイモ)』の栽培の様子も、もう何年もこうしてきちんと現地取材を行って、ブログで紹介しています。
写真は収穫の様子を取材した際の生産者の「中野農園」の中野実さん、中野タツ子さんご夫婦です。

さて“バイオ苗”の植付作業に話を戻しましょう。
実さんが箱から取り出しているのがその“バイオ苗”です。
毎年一定量の無菌状態で育てられた“バイオ苗”を植えながら、常に健康状態のからいもたちを育てています。

契約している種苗業者さんから毎年苗を購入しています。
先ほどの種まきした種イモは、販売しているものと同じもので「中野農園」さんが育てました。
その種イモばかりを使うと病気になる恐れがあるので、“バイオ苗”で活性化しています。

「うちの植付に合わせて育ててもらいよっとばってん、どぎゃんしたっちゃはよ育つとのあるとたいね。だけん、ポットから出して根ば見てみらんといかんとたいね。」と実さん。

「根っこを見たらどうするのですか?」と尋ねると、
「こぎゃんしてもうからいものでき始めよるとがあるとたいね。色のついとるとがそれたい。そこはむしって(取って)から植え付けるとたい。」

「この苗は、植え付けるための苗ば育てるための苗たいね。だけん、からいもの育つとそこに栄養ば取られて良か苗ができんとたい。だけん、色のついとるとこは全部取らにゃんたい。」と実さん。

そう言って見せてくれたものは確かにもうからいもになりかけていました。
熊本県ではサツマイモのことをからいも(=唐芋)と称することが多く「中野農園」さんでもそう呼ばれているので、弊社でもその名称で販売しています。

作業をしている横を見ると、取り除いたたくさんの色のついた根っこがありました。
この様な惜しまぬ手間ひまを経て、良い苗が育つのですね!

こちらは以前取材した、畑に植え付けるための苗を採取している様子です。
からいも(サツマイモ)は、ジャガイモやサツマイモなどと異なり、種イモを畑に植えるのではなく、苗を植えます。

摘み取った苗を畑に刺して植え付けると、そこから根が伸びます。
そして葉や茎の成長と共にその根がからいも(サツマイモ)へと育つのです。

しかし、種イモからはたくさんの芽が出ますが、このそれぞれ1本のポット苗ではどうするのでしょう?
タツ子さんが教えてくれました。

「この子たちば植えてから、一定期間育てるたいね。それから芯ば止めるとたい(成長点を摘む)。そぎゃんすると、脇芽がビャンビャン伸びるたいね。それば植え付ける苗にするとたい。」とのこと。

指し示していただいている中央の芯がある程度成長したら止める(摘む)のです。
そうすることで、脇芽がより成長し、その脇芽を育てて苗にするのだそうです。

「この子たちは暑すぎてもダメ、寒すぎてもダメたいね。だけん、これからしばらくはハウスの開け閉めも含めて、とーし(しょっちゅう)ここに来て管理ばしてやらんといかんとたい。お父さんと二人でするとどっちがしたってなるけん、それは私が責任もってするとよ!」とタツ子さんは話しを続けました。

今年も仲良しご夫婦の二人三脚で植付作業が終わりました。
植付が終わるとたっぷりと水を与えました。
その後に、保温、保湿用のシートをかけこの日の作業は終了です。

「笠さん!かなり注文の来とって、お客様ばだいぶ待たせとるとだろ?」と実さん。
「そうなんですよ!待ってでも「中野農園」さんの『からいも(サツマイモ)』が良いとおっしゃるので、正直言うと今はかなりのお客様に待っていただいています。」と言うと、

「ありがたかねぇ~。バイオ苗の植付の終わったけん、これからは貯蔵しとるからいもば洗って出荷の準備のビャンビャンできるけん、もうちょっと待ってもらって!待ってもらった分、しっかり良か芋ば出すけんってお客様たちに伝えてね!」
実さんはそう笑顔で話しました。

こちらは以前取材した洗浄作業の様子です。
出荷までにはまず貯蔵庫から出し、洗浄し、選別し、箱詰めしなければなりませんが、今年の『からいも(サツマイモ)』栽培も進めなければならず、この時期はてんてこ舞い状態なんです。

「FLCパートナーズストア」では「中野農園」さんの熊本産大津甘藷『からいも(サツマイモ)』を今年もネット独産販売しています。
現在は、今年の作付の準備のため出荷作業ができず、少々お待たせしていますが、実さんの言葉にもあったように、その分しっかりと良いものをお届けしたいと思っています。

私がこうして現地取材を重ねながら、絶対の自信をもってお勧めする『からいも(サツマイモ)』です。
ご注文は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして『からいも』のページへお進みください。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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