FLC日記 2022年2月13日(日) 雨のち晴れ
幻の白い『長生たけのこ』は、熊本県山鹿市鹿北町にある限られた地の独特な赤土の土壌と、「小春農園」さんの惜しみない手間ひまによって、育てられた至高のたけのこです!!
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和4年度も、「小春農園」さんの、幻の白い『長生たけのこ』をネット独占販売いたします。
これが、幻の白い『長生たけのこ』です。
熊本県山鹿市鹿北町の「長生(ながそ)地区」にある、粘土質の赤土の特別な土壌で育つたけのこです。
人気の秘密は、その白さと共に、やわらかい食感です!!
一般的なたけのこと比較してみました。
右がもちろん、幻の白い『長生たけのこ』です。
左は、「小春農園」さんが、同じように徹底管理で育てた、他の“たけのこ畑”のたけのこです。
その違いは歴然!
本日は、昨日のブログに続き徹底管理の1つ“間伐作業”と、その白いたけのこを生み出す特別な土壌についてご紹介いたします。
熊本県山鹿市鹿北町にある「小春農園」さんの“たけのこ畑”の一昨日の様子です。
詳しい場所はお教えできません。
「小春農園」さんの5つある“たけのこ畑”の中の、唯一、幻の白い『長生たけのこ』が育つ場所で、ほんの一部の関係者しか知らない秘密の場所なのです。
この時期、たけのこ畑を活性化するための“間伐作業”が行われていますが、今年はその作業の取材に間に合わず、すでに間伐作業を終えていました。
以前間伐作業を取材した際の写真で、生産農家の「小春農園」代表の小原正宏さんです。
「毎年コンスタントにたけのこができるように、年間を通して管理していかんといかんたいね。その為の大事な作業の1つが、間伐作業たいね。たくさんの親竹を立てて、冬の時期にたくさんの古い親竹を間伐して、常にこの“たけのこ畑”を活性化していくとたい。」
小原さんがそう話してくれたことを思い出しました。
「小春農園」さんでは、自らが管理する竹林を“たけのこ畑”と称しています。
年間を通して徹底管理し、美味しいたけのこを生み出す“畑”なのです。
「小春農園」さんでは5ヵ所のたけのこ畑を持っていますが、ここだけは特別な場所なんです。
この“たけのこ畑”の土壌は、粘土質の赤土です。
この独特な粘土質の赤土だけで育つ、幻のたけのこがあるんです。
それが「FLCパートナーズストア」でネット独占販売している、幻の白い『長生たけのこ』なんです。
幻の白い『長生たけのこ』の育つには、この赤土が必須条件です。
何度も申しますが、この地のたけのこ畑でなければ、幻の白い『長生たけのこ』を生み出すことはできません。
本当に真っ白でしょ?
でも、その白さより、「太っている!」と表現するこのずんぐりむっくりとした形が、いかに手をかけたたけのこ畑で採れたものかがわかります。
「私たちは『たけのこが太っている!』と言う表現をしますが、ずんぐりむっくりした形状のものがやはり美味しいですよね!そのためにはたけのこ畑を活性化させるための、冬の間伐作業は毎年絶対に行わねばなりません。さらには土壌分析をして不足しているミネラルや栄養素を与えます。農薬や除草剤は一切使用しませんよ!」
小原さんの息子さんで「小春農園」専務の小原将輝さんがその取材の際にそう話してくれました。
毎年毎年繰り返される匠たちの徹底管理によって、“たけのこ畑”は常に活性化されています。
だからこそ、あんなにも丸々と太ったたけのこが育つのです。
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、「小春農園」さんの幻の白い『長生たけのこ』の栽培の様子を、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
その中で、私が現地で聞いた話をもとに間伐の手順をお話いたします。
基本的には、このように竹の節が黒くなっているもの、つまり古い親竹を伐採していきます。
ちなみに、こちらは昨年親竹として立てた竹です。
節の色がまるで違っていますよね!
新しいものはこの様に白いのです。
その根元を見ると、そこにはまだたけのことして出てきた際の皮が残っています。
両サイドに竹の枝がさしてあるのがわかりますか?
これはたけのこ掘りの際に、親だけにするために掘り上げない様に目印にしたものです。
間伐作業の手順を以前のブログを元に紹介します。
まずは古い竹を探し、次はそれが本当に間伐すべき竹なのかを親子の匠が作戦会議をしています。
空間をプロデュースするのも大事です。
地面に微妙に光が差し込むほどの竹が育つ密度を作り上げなければいけません。
匠たちが見上げる先はこの様になっています。
古い竹で、込み合っているものを間伐していくのです。
「古い中でも、竹の葉っぱが黄色くなっているのはさらに古かとたい!」と小原さん。
確かに間伐し倒された竹の葉っぱは黄色くなっているものがほとんどでした。
「小春農園」さんでは代表の小原正宏さんの長年の経験による卓越した技術と豊富な知識に加え、奥様の美子さんの惜しまぬ手間ひま、さらに、大学で農業を学んだ、息子の将輝さんの専門的な知識と管理能力と言った、3人の“匠”が中心となり、様々な“本物”と呼べる食材を育てています。
「将輝!あれば切ろうか!」と小原さん。
「俺もそう思った!」と将輝さんが答えます。
2人の匠のその判断の早いこと!
常に的確な判断をしながら、間伐作業を進めています。
「小原さん!それにした決め手はなんななのですか?」と尋ねると、
「この子は5年目の親竹たいね。横に6年目のもあるとばってん、たけのこは偶数の親竹からしか出てこんとたい。」
「だけん、昨年立てた親竹からは出らんし、2年目、4年目、6年目と偶数の親竹から出てくるけん、あえて6年目は残して5年目を切ることにしたとたい。」とのこと。
これぞ匠の技ですね!
こちらは昨年の初収穫(初たけのこ掘り)の現地取材の際に撮影した写真です。
「小春農園」さんは、この時期のみならず、年間を通して「たけのこ畑」を管理し惜しまぬ手間ひまをかけています。
この絶妙な木漏れ日を作り上げることによって、雑草が少なく一切除草剤や農薬を使わずに、安全なたけのこを育てています。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「小春農園」さんの「幻の白い『長生たけのこ』」をネット独占販売いたします。
毎年、けっして怠ることなく積み上げてきた手間ひまと徹底管理により育て上げられた至高の逸品です。
完全に地中から掘り上げられた、穂先の黄色いたけのこの中から、さらに選びぬかれた“極選”のたけのこをお届けします。
それゆえの、数量限定、完全予約制での販売です!!
3月下旬または4月上旬からの販売予定です。
3月中旬からは、「FLCパートナーズストア」のホームページにて、先行予約の受付をスタートします。
この伐採の様子の現地取材では、まだまだ話したいことがたくさんあります。
そのお話は、また後日このブログで紹介いたします。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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