FLC日記 2022年2月9日(水) くもり
「今年(2022年)~、今まで栽培していたスイカに加え、大玉スイカの黄色果肉『金色羅皇(こんじきらおう)』を本格的に栽培します。ぜひ楽しみにしていてください!」
匠の農家さん「岡山農園」の岡山佑大さんがそう話しました。


こちらは、昨年「岡山農園」さんが栽培した『金色羅皇』です。
そのラベルにはこう書いてあります!
「甘さを追求すると果実色は黄金だった」
なんともワクワクするようなスイカですよね!

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和4年)から、匠の農家さん「岡山農園」さんの大玉スイカの黄色果肉『金色羅皇(こんじきらおう)』の販売に向け全力準備中です!

昨日のブログで「岡山農園」さんが生産し、弊社でネット独占販売している大玉スイカの『祭りばやし777』について紹介いたしました。
それ以外にも「岡山農園」さんのスイカを弊社で販売しています。

まずは黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』です。
黒小玉スイカとは、スイカの果皮がこのように黒い小玉スイカのことです。
小玉スイカならではの高い糖度と、大玉スイカのようなシャキッとした食感で、今年もすでにたくさんのご予約を頂戴している大人気商品です。

今期も黒小玉スイカの黄色果肉の販売も行います。
スイカらしからぬ黒い果皮で、切ってみると黄色い果肉と言うダブルインパクトで、プレゼントやご贈答にも大好評の商品です。

黒小玉スイカ『ひとりじめbonbon』は、赤果肉のみの2玉入り、黄色果肉のみの2玉入り、そして赤果肉と黄色果肉を各1玉ずつ(計2玉入り)の3商品を販売いたします。

そして、昨年より新規販売をスタートし、またたく間に大人気商品となったのが、マイクロシード小玉スイカ『ピノガール』です。
マイクロシードとは、タネを小さく品種改良したものです。
スイカを食べる際のタネの存在は、永遠のテーマのように言われてきました。
しかし、このマイクロシード小玉スイカ『ピノガール』は、タネのストレスを解消するために作られたスイカです。

ご覧の通りタネはあります。
一般的な小玉すいかの種が8~9mmくらいに対し、『ピノガール』の種は5mmほどで、実際、食した方の90%以上が「ほとんどタネが気にならなかった!」と話してます。

さて、上記4商品を生産頂く「岡山農園」さんのスイカたちですが、現在はまだそのほとんどが苗床で成長中です。
その様子を現地取材してきましたので紹介いたします。

まずは生産地と生産者の紹介です。
ここは熊本県山鹿市鹿央町にある「岡山農園」さんのスイカの栽培ハウスの1つです。
「岡山農園」さんでは栽培時期に合わせて、まずは写真の温度管理のしやすい単棟のハウス、そして連棟建ての大きなハウスで様々なスイカを栽培しています。

昨日も紹介しましたが「岡山農園」の皆さんです。
「岡山農園」さんは、お父様の岡山忠和さん、お母様の岡山文代さんと、岡山和功さん岡山佑大さんのご兄弟で、最高級のスイカやメロン、様々な野菜を育てる、まさに“匠”の農家さんです。
お父様、お母様の豊富な経験と、若いお二人の研究心、新しい技術を取り入れる向上心とが大きな力となり、“本物”と呼べる農作物を育てています。

こちらは現在の苗床の様子です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「岡山農園」さんの、様々な農作物の栽培の様子も、もう何年も年間を通してこうして現地取材してきました。

そんな私ですが、今回の苗床の取材で、初めて見る光景を目にしました。
「それは何をしてるんですか?」私は和功さんに尋ねました。

「台木から出た脇芽をかいで(摘んで)るんですよ!うちでは全てのスイカを台木に接木して育てるでしょ?どうしても台木から脇芽が出るんでこの時期にかいであげないといけないんです!」と和功さん。

こちらは以前取材した「岡山農園」さんのスイカの苗です。
実はこの苗、土から1組目の双葉と、その上の部分(指で示してあるとこ)は別の植物で、上の方がスイカなんです。

その時の佑大さんのお話をそのまま引用します。
「「うちでは、スイカを育てるのに自根では育てません。大玉スイカはかんぴょう、小玉スイカは冬瓜に接木をして育てるんです。かんぴょうや冬瓜は根をはる力が強いので、その方が元気なスイカの苗が育つんです。」

その台木としているかんぴょうや冬瓜から出た脇芽は不要です。
むしろそれを残すことで、スイカの苗に栄養が行かないので全て摘んでしまいます。

上の写真のようにすでにある程度大きくなっている脇芽は手でそのまま摘みますが、この写真のような小さなものは竹串を使って掘り上げる様に丁寧に摘んでいきます。

「毎年こうして取材してきましたが、まだ知らない匠の惜しまぬ手間ひまがあったんですね!」と言うと、
「惜しまぬ手間ひまですか?(笑)私たちは毎年やっていることなので当たり前ですが、こうして今年も美味しいスイカを作り上げますよ!」佑大さんはそう話しました。

「FLCパートナーズストア」では、「岡山農園」さんの昨年まで販売した3種類のスイカに加え、大玉黄色果肉スイカ『金色羅皇』(写真)の販売に向け、全力準備中です。
これからも“本物”と呼べる美味しさに仕上げる「岡山農園」さんの惜しまぬ手間ひまや徹底管理、そして匠の技を現地取材し紹介いたします。
お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」の
ランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、
ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!

にほんブログ村