FLC日記 2022年1月15日(土) くもり時々晴れ
1週間前の1月8日(土)に、「社方園」さんから冬の剪定作業を始めたとの連絡をいただき、さっそく現地取材に行ってきました。
ここは熊本県山鹿市にある「社方園」さんのブドウ畑の一ヶ所です。
「社方園」園主の社方武路さんが、心地よい音を立てながら剪定作業を行っていました。
「社方園」さんは、熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』を作る、匠の農家さんです!
社方武路さんが、剪定作業を行っています。
ハサミを入れるたびに、“パチン”ととても良い音が響いています。
私が取材に伺った時にはすでに、社方さんの足元には剪定を終えた枝がたくさんありました。
熊本の旬の食材を販売するネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年も「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』をネット独占販売いたします。
まるで宝石をちりばめたかのような美しさと、何よりその美味しさで、弊社の大人気の看板商品です。
写真は、6月上旬のブドウの房に袋をかける直前の写真です。
「社方園」さんでは、色づきをこのようにしっかりと確認してから、ブドウの房に袋(一昨年より笠(かさ)タイプを採用)をします。
それから約1か月で収穫です。
そして、なんと夏が始まる7月7日に毎年決まって初出荷を迎えるのです。
数ヵ所の連棟建ての栽培ハウスやトンネル式のハウスなどで、収穫のタイミングをずらしながら育て、7月7日から9月下旬までの長期にわたり、最高給のぶどうを出荷します。
しかも、夏が始まったばかりの7月7日には、こうして黒ぶどう、赤ぶどう、白ブドウの3色のぶどうをきちんとそろえて出荷するのです。
日本中にはたくさんのぶどう農家さんがあると思いますが、7月7日に毎年3色のぶどうを出荷できる農家さんは、あまりないと思います。
さて、剪定作業の様子に話を戻しましょう!
こちらは剪定作業を施す前のぶどうの果樹です。
主枝から結果枝を毎年芽吹かせてそこにぶどうを実らせていました。
それらの役目を終えた結果枝を剪定作業で切り落とし、新しい結果枝を芽吹かせ今年もぶどうを育て上げるのです。
切り口はこの時期、乾いています。
いわゆる冬眠状態です。
3月には水分を吸い上げ、この切り口から水滴があふれてきます。
その後、新しい芽が芽吹くのです。
「良いぶどうが出来るかは、この剪定作業の時にすでにわかるんです。ぶどうの果樹の樹勢が良く、かなり力を入れないと枝が切れません。この剪定する時の“パチン”と言う音が、元気な果樹の証拠ですね!」と社方さん。
こちらは4月中旬のジベレリン処理をする社方さんのお父さんの社方義武さんと、脇芽剪定をする社方さんです。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
もちろん、「社方園」さんの熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
写真は6月上旬の摘粒作業をする社方さんです。
収穫の様子はもちろんのこと、収穫後のお礼肥え、今回取材に伺った選定作業、新芽の芽吹きから成長、蕾、花、着果や摘粒作業、などその全てです。
「ところで、新スタッフの横田さんは今日は何をしてるんですか?」と尋ねると、
「ワイヤーに巻き付いたツルを切ってくれてます。」と社方さん。
その様子も取材してきました。
「おはようございます!」と声をかけると、
いつもの明るい声で「おはようございます。」と返事が返ってきました。
「えらく真剣モードやね!」と言うと、
「えぇ!ワイヤーに1本もツルを残さないように全て切り落とさないといけないからですね!」と横田さん。
横田龍弥さんは、昨年12月から「社方園」さんの新スタッフとして働き始めました。
「とにかく、ツルが残っていると病気になる恐れがあるとのことで、頑張って全部取っていますよ!」そう言いながらかなり真剣に作業に取り組んでいました。
こちらが横田さんが切り落としているツルです。
社方さんが行う剪定作業だけではこうして巻き付いたツルは取りきれません。
そこで横田さんが先回りしてツルを切り落としているのです。
再び社方さんの元へ戻り、
「横田さん頑張ってましたよ。」と言うと、
「先行してあの作業を徹底して行ってくれてるので、剪定作業の効率が上がって助かってます。」と社方さん。
「このあたりは、『シャインマスカット』の果樹ですね!」と言うと、
「そうですね!枝が他のに比べ白いでしょ?でも、毎年見てきたとはいえそれがわかるようになった笠さんもすごいですよ!」と社方さん。
『シャインマスカット』は、数ある果物をおさえて、なんと12年連続で売れ筋ランキングで1位の大人気フルーツなんです!!
(日本農業新聞トレンド調査より)
「FLCパートナーズストア」でも、「社方園」さんの『シャインマスカット』を販売しています。
20度を超える糖度のあふれる果汁。
種がなく、さらには皮ごと食べられることで、お子様からご年配の方にまで超~人気なのです。
「今年は、昨年以上の『シャインマスカット』ができると思いますよ!期待していただいていいですよ!」と社方さんがお話しいただきました。
「FLCパートナーズストア」では、「社方園」さんの『高級種なしぶどう』を、今年もネット独占販売いたします。
輝きを放つこの美しさ!
至高の旨さ!
まさに“本物”と呼べる逸品です。
本日のブログでは、冬の剪定作業の様子を紹介しましたが、これからの今年の育つ様子や惜しまぬ手間ひま、匠の技などなど今年も現地取材にてご紹介していきます。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」の
ランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、
ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!
にほんブログ村