FLC日記 2021年12月21日(火) くもり
熊本の旬の食材を販売する「FLCパートナーズストア」では、令和3年度も、弊社が誇る3人のこだわりの匠が育て上た『熊本の美味しいお米』を大好評販売中です!!
いずれもここでしか買うことのできない「FLCパートナーズストア」の、大人気商品です!
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FLCパートナーズストア
『熊本の美味しい米』
本日のブログでは第2弾として、“土にこだわる匠”が育てた『菊池市七城町 砂田のこだわりれんげ米』を紹介いたします。


ここは、熊本県菊池市七城町砂田にある、野中兄弟の『砂田のこだわりれんげ米』の田んぼです。
今年の10月上旬、稲刈りの取材の際に撮影しました。

熊本県七城町砂田のお米、『砂田米』は、江戸時代から、美味いお米の代名詞と言われたてきました。
“天下第一の米”と称されて将軍家や皇室への献上米としての歴史がある、日本で有数の美味い米の産地です。

この砂田地区は、その名の通り、砂混じりの田んぼの地区です。
菊池川と迫間(はざま)川の間の地区で、砂の混ざった独特な土壌は、日本一の米を育てます。
しかし、同じ砂田地区でも、各農家さんによってお米の育て方は様々です。

そんな中、野中兄弟は“れんげ”を緑肥として土に鋤き込んだ、こだわりの土でお米を育てています。
4月下旬から5月上旬にかけての田んぼは、現在の黄金色に輝く稲穂とはまるで別世界です。
野中兄弟は、稲刈りを終えた後、その田んぼにれんげの種を蒔き育てます。
この景色を見た方は、ここでお米が育つなんて思わないほどの、一面のれんげ畑です。

多くの農家さんは、稲刈りを終え田植えをするまでこの時期に、裏作としていろんな作物を育てています。
その代表的なものは、こちらの“麦”ですね。
その他にも、ゴボウ、タバコ、各種野菜などが栽培されています。

しかし「れんげ」は、収穫するために栽培するのではなく、全て有機肥料とするために種を蒔き育てました。
花が終わる5月中旬ごろ、その花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み有機肥料とします。
それを、「緑肥」と言います。

また、野中兄弟は稲刈りの際には、「稲ワラ」をこうして細かく裁断して、田んぼにまいていきます。
稲刈り後、時機を見て田んぼに鋤き込みそのまま有機肥料にするのです。
野中兄弟は、この“稲ワラ”と“れんげ”以外には何も足さず、何も引かずにお米を育てています。

こちらは、「れんげ」を田んぼに鋤き込んでいる様子です。
こうして、咲き終わる花も、葉も、茎も、根も全て鋤き込んで、そのまま有機肥料とするのです。

生産者の野中兄弟(左が兄の野中賢吾さん、右が弟の野中剛さん)です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

もちろん、野中兄弟の米作りも、稲刈りのみならず、冬の土つくり、種まき、苗床、田植えや稲の成長の様子など、年間を通して取材してきました。
ただ、この2人だけでの米作りは今年で3年目です。

平成30年度までは、生産者を野中逸雄さん(野中兄弟の父)としていましたが、野中さんは、2018年7月に病で倒れ、闘病生活を送っていましたが、翌年1月30日に永遠の眠りについたのです。
享年72歳でした。
写真は以前取材した稲刈りの際に撮影した野中逸雄さんです。

野中さんはいつもこう話していました。
「俺の田んぼでは、米以外にはなんも作らんばい。冬の時期はお米のための土つくりの時間たい。自分が食べるとに、安全で美味か米ば食べたかたい!だけん、田んぼでは“稲ワラ”と“れんげ”にこだわって、お米だけば育てよるとたい。」
その頑固なまでのこだわりは、野中さんの米作りを一番そばで見て共に行ってきた2人の息子さんたちに継承されました。

6月下旬、稲ワラとれんげ以外に、何も足さず、何も引かないで作った土に手植が行われました。
田植えのための稲(苗)を育てる苗床にも、野中兄弟は野中さん同様に「れんげ」をまき、れんげを有機肥料とした苗床を作りました。

8月上旬の様子です。
稲ワラと、れんげだけで作った元気な土と、1級河川菊池川から流れ込む清流が、稲たちを元気に育てます。
それから、8月下旬からは、お米の花が咲きます。

毎年こうして、8月下旬から9月上旬にかけ、出穂(しゅっすい)した稲穂に、花が咲きます。
この白い糸のようなものがお米の花です。
正確に言えば、雄しべです。
お米の花の開花時間は非常に短く、午前中に開花し、お昼頃には閉じてしまします。

受精したお米は、大きく成長していきます。
そして、稲刈りまであと1ヶ月ほどとなった9月上旬には、まだ青々としている葉っぱに育てられながら、稲穂はどんどんと成長してこうして頭を垂れていくのです。

そして、10月上旬には、黄金色の輝きを放つ『れんげ米』たちの収穫を迎えるのです。
野中さんのお米は、以前は熊本市内の有名百貨店に『砂田のれんげ米』として卸していました。

しかし、最近は、自分や家族、親せきや知人のためにお米を育ててきました。
それは、野中兄弟だけでの米作りとなっても変わりません。
一般流通のないお米を、「FLCパートナーズストア」に特別にご提供いただいているのです。

「稲ワラ」と「れんげ」のみを有機肥料として作り上げた元気な土で、野中さんの惜しまぬ手間ひまをかけ育った、『砂田のれんげ米(野中兄弟のこだわりのお米)』は、“ご飯がごちそうになるお米”です。

白米も玄米でも販売していますが、自信をもっておススメしているため、お試しなどは一切なく、10kgからの販売となっています。
お得な定期購入は、メールまたはお電話でご注文下さい。

「FLCパートナーズストア」では、今年(令和3年度)も、野中兄弟の『砂田のれんげ米』をネット独占販売しています。
一般流通のない、ここでしか買うことのできないお米です。
ご注文は、下記「FLCパートナーズストア」のロゴをクリックして、『熊本のお米』のページへとお進みください。
ご来店お待ちしてます。
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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