FLC日記 2021年10月20日(水) くもり
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和3年度)も安全・安心、美味しいにこだわりぬく、「牛島農園」さんの熊本産高級イチゴ『完熟紅ほっぺ』を、ネット独占販売いたします。
本日は、12月上旬からの出荷に向け、元気に育つ『完熟紅ほっぺ』の、栽培ハウスに定植された後の現在の様子を紹介いたします。
ここは、熊本県菊池市にある、「牛島農園」さんの熊本産高級イチゴ『完熟紅ほっぺ』の栽培ハウスです。
私が伺った時には、ちょうど潅水(農作物に水を与えること)が行われていました。
畝にひかれている潅水チューブから水が出ているのがわかりますか?
「笠くんだろ?」と牛島さんの声がしました。
すぐ横の苗床に伺うと、生産者の牛島武文さんがいつもの笑顔で迎えてくれました。
「牛島農園」さんでは、すでに、40年も前から、有機栽培に取り組み、キャベツ、白菜、水田ゴボウなどを、完全無農薬・無化学肥料のこだわりの有機栽培で育てています。
それらの有機栽培の野菜たちは、ネット独占販売する「FLCパートナーズストア」の大人気商品です。
しかし、イチゴだけは、“減農薬栽培”で育てています。
イチゴは、苗を育てる夏の時期、どうしても病気になりがちなので、やむおえず農薬を使用します。
様々な研究をし、慣行栽培の農薬の量の半分で元気なイチゴを育てています。
こちらは、現在のイチゴの苗床の様子です。
来年度用の苗たちを作る親苗たちです。
イチゴは多年生の植物で、ランナーと呼ばれるツル伸ばし、そこに新しい株ができて増えていくのです。
そうして増やした苗たちを、夏の間、苗床で集中管理し育てます。
定植後は一切農薬を使用しません。
夏の間だけの農薬使用ですが、使用することには変わりがないので、あくまで無農薬栽培のイチゴではなく、減農薬栽培のイチゴとして出荷しています。
そうこうしていると、牛島さんがジョウロに水を入れ苗に与え始めました。
「あれ?潅水チューブからきちんと水が出てるんじゃないんですか?」と尋ねると、
「マルチビニールば張ってからなら良かとばってん、今の段階では水のかからんとこもあるとたい。だけん、そこば見つけてこうして水ばやりよっとたいね。」と牛島さん。
こちらが牛島さんが話していたマルチビニールを張った後の様子です。
昨年、10月下旬に撮影しました。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「牛島農園」さんのこだわりイチゴ『完熟紅ほっぺ』の栽培の様子も、苗床から定植、マルチ張りや花咲く様子、成長と収穫など、その全てを年間を通して取材して、このブログで紹介しています。
牛島さんの先ほどの話は、マルチビニールを張れば、畝全体に水が広がるけど、その前はムラが出ることがあるので、手作業で潅水を行ているとのことです。
「向こう側から水が来よるけん、この手前の方はどぎゃんしてもムラになることが多かとたい。」
牛島さんはそう言いながら、惜しまぬ手間ひまをかけ手作業で潅水を行っていました。
次に牛島さんは、また何かの作業を始めました。
「今度は何をしてるのですか?」と尋ねると、
「不要な古い葉っぱをかぎよるとたい。」
「この両サイドの葉っぱは茎が倒れとるでしょ?古くて役目を終え始めている葉っぱたいね。これらば取ってあげて、新しい葉っぱを作るために力を注がせにゃんとたい。」
「それぞれの株を見ながらの判断ばってん、活性化させながら常に元気な株を育てにゃんたいね。農薬ば使わん分、しっかり手ばかけてやらんといかんとたい。」と牛島さんが話してくれました。
牛島さんはこうして惜しまぬ手間ひまをかけ、今年も『紅ほっぺ』を育て上げます。
これからの栽培の様子や成長の過程もまた、現地取材して紹介していきたいと思います。
「FLCパートナーズストア」では、今年も「牛島農園」さんの『完熟紅ほっぺ』をネット独占販売いたします。
減農薬のこだわり!完熟のこだわり!で育てられた、安心・安全な『完熟紅ほっぺ』にご期待ください!!
12月上旬よりの出荷予定です。
お楽しみに!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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