FLC日記 2021年6月27日(日) 雨のちくもりのち晴れ
本日のブログでは、NPO法人「きらり水源村」の数ある取り組みの中の2つを紹介します。
熊本県菊池市原(はる)に所在地がある「きらり水源村」は、『地域活性化(=まちづくり)』、『都市山村交流(=グリーンツーリズム)』、『子どもの生活圏づくり(=スローライフ)』の3つのキーワードを軸に、校区民を中心に構成されたNPO法人です。


NPO法人「きらり水源村」は、廃校となった菊池東中学校跡地を、当時の面影そのままで、「きくちふるさと水源交流館」と名称を変え、指定管理者として事業企画し、管理運営しています。

「きくちふるさと水源交流館」には、レストランや宿泊施設もあり、菊池地域のみならず、全国より多くの方が利用している施設です。様々な取り組みを行っていますが、本日はその中で、水源ばぁばの『陽だまり弁当』の紹介と『井手ベンチャー』の2021年度の中止の報告です。
まずは『陽だまり弁当』の紹介です。
写真は4月15日(木)の『陽だまり弁当』です。

主に、地元の菊池産の食材を使った、手作り弁当です。6種類のおかずと、ご飯、お漬物にデザート、フルーツまで入って、価格はなんと600円!(税込み)

こちらは、5月20日(木)の『陽だまり弁当』です。お弁当の宅配、容器の回収までしてくれるんです。
「宅配はありがたいし、確かに価格も安いけど、普通の弁当じゃん!」なんて思われた方も多いはず!

こちらは、6月17日(木)の『陽だまり弁当』です。
この『陽だまり弁当』は、宅配と容器の回収も行うところにポイントがある、過疎化の進む菊池水源ならではの温かい取り組みなのです。
お気づきですか?
ほぼ1ヶ月ごとの開催なのです。

こちらは、熊本県菊池市原(はる)にある、株式会社旬援隊の本社所在地です。
株式会社旬援隊は、きらり水源村と同じ、菊池市の菊池水源地区にあります。

弊社のネットショップ「FLCパートナーズストア」で、熊本の旬の食材を販売しています。
弊社の契約の、匠の農家さんたちが、まさに“本物”と呼べる食材で、ここでしか手に入れることができないものばかりです。

熊本県菊池市にある菊池水源地区は、まさに水の源(みなもと)の地区です。
1級河川の「菊池川」の源流が流れ出す地域で、ここよりほど近い所には観光名所の『菊池渓谷』があります。

『菊池渓谷』は、日本森林浴の森百選や日本名水百選に選ばれるなど、 阿蘇外輪山の豊かな自然に恵まれた観光名所です。
夏の避暑地として、また、秋の紅葉狩りに、全国からたくさんの方が訪れます。

菊池水源地区の主産業は、豊かな自然と、水の源(みなもと)の清らかで新鮮な水を使った農業です。
こちらは、9年前の田植え後の棚田の様子です。

こちらは今年の棚田の様子。
高齢化の進むこの地区では、耕作放棄やお米以外の作物を作る棚田も増えてきました。
残念ながら、この豊かな森と、清らかな水のある菊池水源は、過疎化、高齢化の進む地区です。

そんな、過疎化、高齢化の進む菊池水源で「きらり水源村」が宅配弁当を行っています。
5月20日に配達されたお弁当のお品書きにはこう記されています。
「弁当箱は電子レンジ対応です。明日(6月21日)は午前中から弁当箱を回収します」

電子レンジ対応!回収!そんなの当たり前じゃん!!なのですが、ポイントは、お弁当の配達と回収にあるのです。
『陽だまり弁当』は、過疎化が進む菊池水源地区の、1人暮らしの高齢者のみなさんを、お弁当と言うツールを使って、定期的に訪問しながら、その様子をうかがうために始めた企画です。
配達と回収が何よりのポイントなんです。

1人暮らしの高齢者のみなさんと、仮に、配達の際にお会いできなくても、回収の際にお会いできるようにと、配慮されています。だからこそ、使い捨てでない弁当箱を使用しているのです。
(写真はうちの近所の赤星武利さんで、1人暮らしではありません)

現在は、年齢を問わず注文可能となっているので、私も毎回お願いしています。
『陽だまり弁当』は、過疎化が進む菊池水源地区の、1人暮らしの高齢者のみなさんを、お弁当と言うツールを使って、定期的に訪問しながら、その様子をうかがうために始めた企画で、とても心温まる取り組みです。
“陽だまり”と言う名前に、その温かさが秘められている気がします。
そして、こちらは紹介と言うよりも報告です!
水源地区を流れる、通称「原井手(はるいで)」を、カヤックで下る井手川下り『井手ベンチャー』は2021年度も中止となりました。


「きらり水源村」の主催で、夏の期間の土日を中心に開催されています。
子供から大人まで楽しめ、テレビや雑誌など、多くのメディアでも取り上げられました。

基本2人乗りのカヤックで進みだしたら、もう水の流れに任せるだけです。。
最初は、ゆっくりと森林浴を楽しみながら穏やかな流れを進みます。。

その途中には、マブと呼ばれる長いトンネルがあります。
コウモリが住むその暗闇を、ヘルメットのヘッドライト1つで進むのです。
※写真はフラッシュをたいています。

橋をくぐり、トンネルを抜け、時には急流にカヤックを任せて進みます。
子供だけでなく、大人も楽しめ、私でさえこの急流を通る際は毎回大声をあげるほどスリリングです!

『井手ベンチャー』は、有料ののアトラクションです。
国内はもとより外国からも参加される方があるほどの人気となっていました。
しかし、昨年に続き今年も中止となりました。

「コロナの影響で仕方ないよね!」と思われた方もあるかもしれませんが、それが違うんです!
この原井手はもともと田んぼに水を送るための用水路です。
写真は『井手ベンチャー』の終着地点です。

原井手管理委員会の一部の方の一方的な反対によりやむなく中止となっています。
『井手ベンチャー』は日本にいや世界に誇れるアトラクションだと思います。

もちろん反対されている方の言い分もあることだと思います。
ただ、一方的な反対をするのではなく、せめてきちんと話す場をもって中止なら中止を決めて欲しいと切に願います。

本日はきらり水源村の2つの取り組みを紹介しましたが、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本県北部の農作物を中心に、旬の食材を販売しています。

最旬フルーツは、熊本限定栽培品種の高級マスクメロン『肥後グリーン』や、熊本産のスイカ、そして熊本産高級種なしぶどう『山鹿のぶどう』などを販売しています。
朝採りの新鮮野菜や、熊本産の安全で美味しいお米も大好評です。

ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、たくさんの農家さんの“本物”と呼べる作物を販売しています。
それらのほとんどが、ここでしか、買うことのできないものばかりです!
ぜひ、「FLCパートナーズストア」のホームページもご覧ください!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
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