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菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子

FLC日記 2021年6月24日(木) 晴れ
ここは、熊本県菊池市、菊池水源の原(はる)地区にある、棚田を見下ろす高台です。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17182277.jpg


菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17193235.jpg熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、水にこだわる匠が、手のかかる棚田で、惜しまぬ手間ひまと愛情たっぷりに育てられた、水にこだわる匠が育てた『菊池水源棚田米』をネット独占販売しています。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17491031.jpg水にこだわる匠の農家さん後藤武臣さんが育てた『菊池水源棚田米』は、一般流通のないこのお米で、弊社でしか買うことができない大変貴重なお米です。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17225615.jpgおかげさまで、今年も大好評!
令和2年度の『菊池水源棚田米』も、白米、玄米をそれぞれ、10kg、20kg、30kgで販売しましたが、定期購入のお客様分を除くと、完売となりました。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17275642.jpg本日のブログでは、昨日に続き、弊社の大人気商品『菊池水源棚田米』の田植えの様子を紹介いたします。
ここは、熊本県菊池市、菊池水源の原(はる)地区にあるにある、後藤武臣さんの棚田(田んぼ)です。
写真は6月22日に撮影したもので、令和3年度の後藤さんの田植えが無事に終わりました。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17301716.jpgご覧の通り、ここには四角くてまっすぐな田んぼは1枚もありません。
毎年田植えの様子を取材していますが、今年は私の田植えや他の取材と重なり、田植えの取材をすることができませんでした。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17335514.jpg以前取材した田植えの様子です。
ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17370782.jpgもちろん、後藤さんの『菊池水源棚田米』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
こちらはまた別の年の田植えの様子です。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17213632.jpg熊本県菊池市、菊池水源は、その名の通り“水の源(みなもと)”に位置する地区です。
1級河川の「菊池川」の、源流から最初に流れ出す清らかな水が、この地でのお米作りの水となっています。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17430119.jpgその水は昨日のブログで紹介した「原井出」を通り、この棚田一帯へと供給されています。
生産農家の後藤武臣さんは、この清らかな水に惚れ込み、平地の四角い田んぼより5倍とも10倍ともいわれるほど手のかかる、菊池水源の棚田で、水に負けない元気な土を作り『菊池水源棚田米』を生産しています。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_1875098.jpgこれは、棚田の中央の高台にある「堆肥センター」です。
後藤さんの田んぼのすぐ横に位置しています。
後藤さんがその発起人お1人となり建てられました。
有機肥料の堆肥をここで作り、水源地区の田んぼや畑作りに活かすのです。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_1812573.jpgこれは、4月中旬の後藤さんの棚田と堆肥センターの様子です。
堆肥センターで作られた堆肥を田んぼに与え、元気な土作りをすると同時に、後藤さんは昨年より、冬から春にかけ田んぼでれんげを育てています。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_18161110.jpgれんげは、収穫を目的として育てているのではありません。
あくまで美味しいお米を作るための“緑肥”です。
花が咲き終わる頃、花も葉も茎も根も全て田んぼに鋤き込み、そのまま有機肥料とするのです。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_18235516.jpg後藤さんは、堆肥とれんげのダブルの有機肥料を与え、日本一の水に負けない理想の土作りをしていきました。
天気が良い時は、後藤さんの田んぼからは、阿蘇北外輪山の一角を占める“鞍岳”のその雄大な姿を望むことができます。
「鞍岳」は、こうして、女性の横顔のように見えます。
時には、大仏様と言われたり、弁天様と言われたりもしています。
私は、後藤さんの田んぼ越しに見る「鞍岳」の姿が大好きです。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_1831433.jpgこちらの写真は、以前取材した田植えの様子です。
最も南にある一番下の棚田で、すごく曲がりくねっていて田植えがとても難しい田んぼです。
後藤さんは今年、1つの決断をしました。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17471792.jpg写真は田植えを終えた今年の様子ですが、その1番下の棚田には稲が植えてありません。
実は毎年イノシシの被害にあうので、今年は米作りをあきらめたのです。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17492464.jpg田植え前の代かきの頃に、堆肥センターにトラクターで移動していた後藤さんにお話をうかがいました。
「一番下の田んぼは今年は米は作らんばい!」と後藤さん。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17512054.jpg「あそこだけは毎年イノシシの悪さしてどぎゃんしようもなかとたい。今までもずっといろんな対策ばしてきたばってん、どぎゃんもならんし、俺も今年は足ば骨折したりしてしっかり手ばかけられんけん、一番下はあきらめてその分、残り4枚に集中して手ばかけようと思ってな!」とのこと。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17562095.jpg後藤さんはいつもこう話します。
「ここには日本一ともいえる水があるとたい。だけん、あとは俺がどれだけ手ばかけて育てるかで、米の良し悪しの決まるわけたい。棚田での米作りはそらぁ~おおごつ(大変)ばってん、ここにしかこの水はなかとだけんな!」

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_17594200.jpg後藤さんはしっかりと手をかけて育てるがゆえに、今年、大きな決断をしました。
5枚の棚田で、4枚にだけたうえをし、枚数を減らした分、残りにしっかり手をかけ育てると言うのです。
今年の10月にはしっかりと手をかけた田んぼが黄金色に輝き、稲刈りを迎えます。

菊池水源棚田米 田植え(2021) 後編:田植え後の様子_a0254656_18045234.jpg田植えを終えたばかりの田んぼでは、カエルが気持ちよさそうにくつろいでいました。
この幼い稲が、黄金色に輝くまで、今年もしっかり現地取材してその成長の様子を伝えたいと思っています。
秋の実りが楽しみでなりません!
今年も安全で美味しい『菊池水源棚田米』にご期待下さい!

FLCパートナーズストア 笠 泰紀

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by flcps | 2021-06-24 18:14 | 菊池水源棚田米 | Trackback | Comments(0)
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