FLC日記 2021年6月19日(土) 雨のち晴れ
栗の王様と呼ばれる、「利平栗」をご存知ですか?
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」を運営する、株式会社旬援隊の敷地内では、今年も無農薬・無化学肥料で、栗の王様『利平栗』を栽培しています。
現在は、花から着果の時期です!
これらの2枚の写真は今年の6月6日に弊社の敷地内で撮影した栗の花です。
今年はサクラの花の開花も早かった様に、栗の花の開花もやはり早かったです。
熊本県菊池市、原(はる)の菊池水源の山奥にある弊社の敷地内の栗林です。
このあたりは伊牟田と呼ばれる地区で、ブランド茶の『菊池水源茶』の大産地です。
まずは弊社の紹介をしましょう!
株式会社旬援隊では、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、たくさんの熊本の旬の食材を販売しています。
熊本の美味しいお米をはじめ、最旬のフルーツ、採れたての野菜、無農薬栽培の『発芽玄米』『雑穀米』『米粉』なども大好評販売中です。
わが家の専用農家さんと称する、弊社の契約農家さんたちが育て上げる“本物”と呼べる旬の食材に加え、株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)が、この地で育てる、オリジナルブランド商品も販売しています。
その中の1つが、こちらの『利平栗』です。
無農薬、無化学肥料で栽培していて、“栗の王様”と呼ばれるだけあり、あのホクホク感の甘さが毎年完売する大人気商品となっています。
『利平栗』はやはり甘さが違います!
栗ごはんで食べるとホクホクした食感の甘さがとても美味しく食欲が止まりませんよ。
気の早い方は、もうすでに今年の『利平栗』のご予約を頂いています。
リピート購入のお客様が大変多く、毎年、売り切れ必至の大人気です。
ホームページ上では現在、「完売」とし受付を行っておりませんが、お電話もしくはメールでは、今年のご予約も承っております。
今年も初出荷は、9月下旬の予定です。
ここでは、一切の農薬や化学肥料を使用せずに、様々な作物を育てています。
その証拠に、『利平栗』の葉っぱは、ご覧の通り虫食いだらけです!(笑)
農薬や化学肥料を使用しないのには、きちんとした裏付けがあります。
栗林や私の畑は、有機栽培の茶畑と隣接しています。
有機栽培は農薬や化学肥料などの厳しい基準があり、仮に私がここで使用しお茶に影響が出ると、向こう3年有機栽培のお茶として出荷ができません。
ですから、畑や栗林で仮に私が農薬や化学肥料を使うと、有機栽培のお茶に影響を与えるかもしれません。
そこで、私は、有機栽培のお茶農家さんに協力して、ここでは一切の農薬や化学肥料を使用せずに、全ての作物を育てているのです。
『利平栗』に話を戻しましょう!
これは満開の状態です。
栗の花は、独特な香りがするので、苦手な方も多いかもしれませんね!
でも、その香りに誘われて、多くの虫たちがやってきて、受粉ができ栗が実るのです。
ここにはたくさんの虫がいます。
とりわけ、良く集まってくるのがミツバチやマルハナバチでそれらは様々な作物の受粉を行うのには最適です。
なにせ、行動範囲が広いので、たくさん花粉をつけて飛び回ってくれるのです。
栗の花は、目につくほとんどの部分が雄花です。
花の根元から先端までほとんどが雄花で、雌花は根元にちょっとだけあります。
その雌花に雄花の花粉が付き、着果するのです。
着果したてのめちゃくちゃ小さな栗が中央付近に写っています。
7月上旬になると、雄花が落ちて着果した栗だけが残ります。
そのころには、随分と栗らしくなります。
8月上旬には、果実の生理落下がおきてきます。
生理落果とは、風や病害虫など果実の外側からの原因により落果するのではなく、果実側の原因によって落果してしまうというものです。
栗の果実は、果実ができない不受精のイガでも、ある程度までは成長します。
ここでは、毎年8月上旬に、栗の果樹が自ら判断して、不受精の果実を落とすのです。
その様子はまた後日ご紹介することとしましょう!
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、弊社オリジナルブランド商品『自然栽培で育てた利平栗』を、今年もネット独産販売いたします。
今年も、しっかりと手をかけ収穫まで育て上げなければなりません。
なにせ、すでにご予約を頂戴しているのですから、お客様のご期待を裏切るわけにはいかないのです。
安全・安心で、もちろん美味しい『利平栗』を育てあげます。
ぜひ楽しみにしていてください!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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