FLC日記 2021年6月17日(木) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』を令和3年度もネット独占販売いたします!


本日のブログでは、昨日に続き、現在の栽培の様子を紹介いたします。
ここは熊本県山鹿市鹿央町にある、匠の農家さん「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』の栽培ハウスです。

こちらは7月下旬に収穫を迎えるマスクメロンです。
ただ、まだマスクメロンらしいネットは入っていません。
この時期に行う大切な作業があります。

それが、マスクメロンのアンテナ(つる)にフックをかけて吊る作業です。
それは、玉吊りと呼ばれています。
私が現地取材に伺った一昨日に、その作業が行われていました。

「そろそろ取材に来る頃かと思ってたよ!」
そう話してくれたのは、「きもと農園」代表の木本洋利さんの奥様、木本晴子さんです。

「きもと農園」さんでは、1本のマスクメロンの株から、たった1玉のマスクメロンを育てます。
その1株が全力をその1玉に注ぎ、大きくて甘いマスクメロンに育て上げるためです。

こちらは着果間もない頃の様子です。
こうして3玉着果させ、その中から最も良いものを残し摘果します。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「きもと農園」さんの高級マスクメロン『アールスメロン』の栽培の様子も、もう何年も現地取材を重ねてきました。
写真は匠が選んだ1玉です。
これをしっかりと収穫まで育て上げるのです。

玉吊り作業の様子に話を戻しましょう!
晴子さんはまず、玉吊りに使用するフックをそれぞれの苗のとこに配置していました。
「先にフックを置いといて、そこから逆に玉吊り作業をしていくと効率が良いでしょ!」と晴子さん。

ハウス内にはあらかじめ玉吊り様に使用するワイヤーが畝に沿って張り巡らされています。
まずはマスクメロンにフックをかけて、ひもをそのワイヤーに結んでいきます。

「1つ1つ、大変な手作業ですよね!」と言うと、
「まぁね!でも、こうして愛情込めながら丁寧に作業していくと、やっぱりこの子たちはそれに答えて美味しいマスクメロンになってくれるとよ!」

「それにね!玉吊り作業だけじゃなくて、不要な脇芽が出ていないか?不要な花は咲いていないかを見ながら、もしあれば摘んでいくことも大事よ!」と晴子さん。

この株はもう育てるマスクメロンが決まっています。
ですから、こうして花が咲いていても不要なんです。
この株が不要なことに力を使わず、マスクメロンの果実に全力を注げるよう芽カギや花カギを行います。

「今日は洋利さんは別の作業ですか?」と尋ねると、
「スイカを出しに行ってとたい。もうすぐ来ると思うけど時間ある?」と晴子さん。
「今から別の取材に行かないといけないので、また来ますので、よろしくお伝えください。」と言って、その場を後にしました。

それにしても「きもと農園」さんの栽培ハウスは、いつ伺ってもこうしてとてもきれいに栽培されています。
仲良しご夫婦の惜しまぬ手間ひまと、匠の技でしっかりと管理を徹底されています。

この日はお会いできませんでしたが、こちらが「きもと農園」の木本洋利さんです。
とてもさわやかな笑顔の木本さんですが、ことメロンやスイカの栽培となると、一切の妥協を許さぬ徹底管理と惜しまぬ手間ひまで、至高のメロンやスイカを育て上げるまさに匠の農家さんです。

私は育てる環境の美しさ、そして育て上げたマスクメロンの美味しさに惚れ込み、どうしても弊社でネット独占販売したいと、約2年の歳月をかけなんとか口説き落とし、昨年より販売をスタートしました。
今期の初出荷は7月下旬の予定です。
令和3年の「きもと農園」さんの熊本産高級マスクメロン『アールスメロン』にも大いにご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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