FLC日記 2021年5月30日(日) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、今年(令和3年度)も「小春農園」さんの『山あいの甘熟いちじく』をネット独占販売いたします。
今期も初出荷は8月中旬からの予定です。
こちらは以前取材した、収穫前の8月上旬の様子です。
「小春農園」さんは、毎年コンスタントにまさに“本物”と呼べるいちじくを育て上げる、まさに匠の農家さんです。
本日のブログでは、現在の栽培ハウスの成長の様子と、過去に取材した惜しまぬ手間ひまや匠の技を紹介いたします。
ここは熊本県山鹿市鹿北町にある、「小春農園」さんの『山あいの甘熟いちじく』の栽培ハウスに一昨日現地取材に伺いました。
ハウスと言えども、加温をするわけではありません。
ハウスはあくまで雨風からいちじくたちを守るためのいわば屋根と言った感じです。
道路からハウスを写しました。
ご覧の通り、入り口やサイドは開いています。
このとてものどかな山あいで、こだわりの『甘熟いちじく』を栽培しています。
早いものはもういちじくの果実が実り始めていました。毎年繰り返される、匠の冬の剪定で、この様に主枝の下から結果枝を伸ばすように仕立てられています。その匠の技は、前回の『甘熟いちじく』のブログで詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください!
「小春農園」さんでは、結果枝をハウス内に張り巡らしたワイヤーから下したひもに巻き付け育てています。
強風で結果枝が折れたり、果実が落ちたりするのを防ぐためです。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「小春農園」さんの『山あいの甘熟いちじく』の栽培の様も、もう何年も収穫後の剪定の様子や、成長の過程などそのすべてを現地取材してきました。
写真は、結果枝を巻き付ける作業をする様子です。
結果枝にひもを巻き付ける作業は、主に「小春農園」代表の小原正宏さんの奥様の小原美子さんが行います。
結果枝の成長に合わせ何度も何度も巻き付け作業を施します。
さて、現在の果実が実り始めるまでを時間をさかのぼって紹介しましょう!
こちらは5月上旬の様子で、毎年この時期のこうして新芽が芽吹きます。
そのころに行うのが“芽カギ作業”です。
「小春農園」代表の小原正宏さんが、その匠の目で判断し、1つ1つ丁寧に芽かぎ作業を施しています。主枝から仕立てる結果枝は1本だけです。
ですから、それ以外に芽吹いた新芽は、“芽カギ”と呼ばれる作業を施し、全て摘んで(かいで)行きます。
結果枝以外に不要な養分を使わせないために、結果枝として育てるもの以外は、すべて取り除くのです。
また、結果枝が成長すると、さらに施す大事な作業があります。
その様子がこちらです。
小原さんの息子さんで「小春農園」専務の小原将輝さんが作業を施しています。
5月下旬に行う作業で、結果枝に芽吹く副梢(脇芽)を摘み取る作業です。
できるだけ早い段階でかいで上げる必要があります。
この1本の結果枝で、最低でも14~15個のいちじくを収穫するので、この結果枝が、その果実1つ1つを全力で“甘熟”になるよう育て上げるためにしっかりと手をかけています。
このようなたくさんの惜しまぬ手間ひまと、匠の技で今年も「小春農園」さんの『山あいの甘熟いちじく』は育てられています。
今年もこうしてきちんと1節目から実っています。
大変ありがたいことに、ホームページで今期の予約受付をスタートする前に、もうすでにたくさんのご予約頂戴している大人気商品です。
毎年、初収穫から3回ほどはこれくらい大きなイチジクも実ります。
ですからそれをご存知のお客様は、すでにご予約をいただいているほどの、大人気の商品です。
「FLCパートナーズストア」では、令和3年度も「小春農園」さんの山あいの『甘熟いちじく』をネット独占販売いたします。
8月中旬からの発送予定です。
これからも、匠の惜しまぬ手間ひまや、成長の様子など現地取材にてご紹介いたします。
今年の『山あいの甘熟いちじく』にもご期待下さい!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
ホームページはこちら
『FLC日記』は「にほんブログ村」の
ランキングサイトに参加してます。
下のバナーをクリックして、
ランキングアップにぜひご協力下さい。
よろしくお願いします。
スーパー・青果店情報をチェック!
にほんブログ村