FLC日記 2021年5月19日(水) 雨のち晴れ
熊本県菊池市、菊池水源は、その名の通り水の源(みなもと)にある地区です。
1級河川の「菊池川」の支流に位置し、標高が高く霧深い場所にあり、朝夕や年間を通した寒暖の差で、美味しいお茶が育つ日本有数の茶どころです。
茶畑のほんの一部です!手前がこれから茶摘みを行うところ、左奥は茶摘みを終えたところ、右奥の黒い布がかかったところは、その後に茶摘みをするところです。
ブランド茶の『菊池水源茶』が、今年も青々と新芽が芽吹き、茶摘みの季節となりました。
今年は思いがけぬ梅雨入りの速さで、雨の合間を縫っての茶摘みですが、こうして青々として良いお茶ができています。
ここは、熊本県菊池市、菊池水源の伊牟田地区にある、川口荘一さんの茶畑です。
茶摘み用の専用機材で茶摘みが行われています。
私が現地取材に伺った時は、午前中の茶摘みを終え次の工程へ進んでいる時間でした。
こちらは以前取材した茶摘みの様子です。
茶摘み専用の機械で、新芽を摘み取るとすぐに袋に入れます。
予定している量を摘むと次の工程へと進むのです。
その様子がこちらです。
お茶は鮮度が命です。
川口さんは摘み取ったお茶をすぐに自分の加工所で荒茶へと加工します。
簡単に説明すると、生茶を蒸してもんで乾燥させるのです。
その様子は、以前のブログで詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください!
さて、この地の紹介をしましょう!熊本県菊池市原(はる)にある、菊池水源の伊牟田地区は、『菊池水源茶』の発祥の地です。
伊弁田地区の公民館のすぐ横には、こうして記念碑も建てられています。
この地域独特の製茶法で作られた『玉緑茶』をはじめ、有機栽培(無農薬・無化学肥料)の抹茶(雲上の白)など、いずれも大変人気の高い商品を生産しています。
緑茶や抹茶のみならず、安心・安全の無農薬・無化学肥料で育てた、“有機栽培”茶葉使用の『菊池水源紅茶』も作っていて、「FLCパートナーズストア」では、『菊池水源茶』、『菊池水源紅茶』をネット販売しています。
伊牟田地区には、このような茶畑がいたるところにあります。
これは、4月中旬の写真です。
芽吹いたばかりの新芽は、まだ淡い緑色をしていますね!
そこで、茶摘みの時期を逆算して、最後の仕上げをしていくのです。
その様子がこちら!
芽吹いたお茶の新芽を、鮮やかなグリーンに仕上げるため、この黒いシート(寒冷紗)をかけて、あえて日光をさえぎるようにして、茶摘みまではその状態を保ちます。
茶摘みをする日に寒冷紗を取ると、そこには鮮やかなグリーンのお茶が現れるのです。
毎年このような方法で、最後の仕上げを行い茶摘みをします。
茶摘の機材を使って茶摘は行われます。
この機材は、3月中旬お茶の選定作業でも使用します。
その時は、高さを72cmに固定して剪定し、茶摘はそれより約1.5cm高くして行われます。
この春に芽吹いた新芽の部分だけを、次々に茶摘(収穫)して、機材の後部の収納部分に納められていきます。
茶摘みがスタートすると、それはそれはいい香りです。
大好きなこのさわやかな新茶の香りを思いっきり吸い込みながら、とっても気持ちのいい取材です。
一定量まで収穫すると、左右3袋づつ、計6袋に分けて収穫されたお茶は、急いで別の袋に移しかえられます。
茶摘みは、スピードが大事なんです。
収穫したお茶はすぐに次の工程へと進めていかねばなりません。
収穫された生茶は、緑茶の原料となる、「荒茶」へと、伊牟田地区の中にある茶工場で、加工します。これは、8月中旬に撮影した写真で、この工場内で先ほど紹介した加工が行われるのです。
「この時期は茶摘みと荒茶への加工で、ホント忙しかばってん、こうして良かお茶のでくっと、しっかり頑張ってきてよかったなぁ!って思うたいね!」
川口さんはそう笑顔で話し、また茶摘み機へと乗り込んでいきました。
水の源(みなもと)菊池水源で、澄んだ空気と肥沃な土壌によって育て上げられた、『菊池水源茶』。
「FLCパートナーズストア」では、幻の一品、菊池水源有機抹茶『雲上の白』、ティーパック緑茶『オフィスティー』などの『菊池水源茶』を取り扱っています。
そして、令和3年度の新茶は、6月からの販売予定です。
お楽しみに‼
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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