FLC日記 2021年1月26日(火) 雨
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、熊本県菊池市の、栗の名人、坂本誠行さんの『美玖里(みくり)』を、今年(令和3年)もネット独占販売いたします。


昨年より弊社で新規販売をはじめた坂本誠行さんの『美玖里(みくり)』は、昨年の販売期間中に2回のリピート購入を頂くほどの大人気商品となりました。

大粒サイズ(写真)と、中粒サイズでの販売を行い、出荷予定数はもちろん完売!
さらには、次の年(令和3年)のご予約をすでに頂戴しているほど大好評の商品です。

こちらは熊本県菊池市にある坂本誠行さんの『美玖里(みくり)』を栽培する栗園です。
こちらは、昨日の様子です。
すでに令和3年の栽培は始まっていて、匠の剪定作業が施してありました。

栗の栽培において最も重要とされるのが冬の剪定作業です。
それぞれの果樹が、杯状形(開心形)に仕立てられています。

しっかりとそれぞれの枝に日の光を当てながら風通しを良くしておくのが良い栗を育てる必須要綱です。
ですから時には、匠の判断でこのような大きな幹も切っています。

坂本さんは栗園を10ヵ所も所有していて、年間を通して栗だけを栽培する栗専門の農家さんです。
栗栽培はもう50年にもなるまさに匠の栗名人と言っても過言ではないと思います。
それぞれの栗園はフェンスで囲ってあります。
野生動物(とりわけイノシシ)対策です。

「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

昨年より販売を始めた坂本誠行さんの『美玖里(みくり)』の栽培の様子も、こうしてきちんと現地取材を行って、ブログで紹介しています。
写真は上の写真とほぼ同アングルの栗の花の頃の様子です。

このような元気な花を咲かせるために行うのが現在行っている冬の剪定です。
わかる方にはわかる、見事な花が咲いています。
さて現在の様子に話を戻しましょう!

生産者の栗名人、坂本誠行さんです。
この日、私が現地取材に伺うことを伝えると、その栗園にお越しいただきました。

「冬の剪定はもしかしたらもう終わってしまったんですか?」と尋ねると、
「大まかの剪定は終わっとるばい。まだ、これじゃ結果枝の多すぎるけん細々した剪定はこれからばってんな!」

「細々した剪定ばし始めとるとこもあるばってん、まだまだしっかり手ばかけんと良か栗はでけんけんな。」と坂本さん。
するとそこに、この日一緒に現地取材にっていた弊社スタッフの原賀さんが坂本さんに尋ねました。

原賀さんは、現在、弊社で販売する栗の剪定作業を頑張っています。
「どんな結果枝が良いんですか?いつもどっちを残そうかって悩むんですよ!」と言う原賀さんに、

「もちろん、芽の太かつが良かたい。そこも大事ばってん、残した枝にしっかり陽の当たるようにしてやらんと、どぎゃん良か芽ば残しても、良か栗はならんばい。」と坂本さん。

「ここから、3本は芽の伸びることも頭に入れとかにゃんばい。その伸びた枝も想定して剪定してやらんと、日陰ばかりの栗園になるけんな・・・。」
坂本さんと原賀さんの栗談義はそこからしばらく続きました。

「昨年の栗は俺の中ではまだまだだったとたい。昨年は長雨とその後のカンカン日照りが響いたもんな。だけん、今年はもっと良か栗がもっとたくさん実るごつ、これからしっかり手ばかけていくばい。笠さんば通してたくさんのお客様から美味しいの声ば聞けたけん、さらにやる気の出たばい(笑)」取材の最後に坂本さんはそう話しました。

私も栗生産者の一人です。
この日、私もたくさんの質問をし、名人の話を聞き逃すことなくうかがいました。
それを、弊社の栗園でもしっかりと実践していこうと思っています。

「FLCパートナーズストア」では、今年も坂本誠行さんの栗の女王『美玖里(みくり)』をネット独占販売いたします。
これからも、惜しまぬ手間ひまや匠の技、芽吹き、花咲き、着果し、栗が成長の様子などこのブログで紹介していきます。
お楽しみに!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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