FLC日記 2020年12月29日(火) 晴れのちくもり
「今、ハウスの取材をしてきました。もう、花芽がきてるのもありましたよ!来年はいつもより早いみたいですね!」と言うと、
「そうたい!ちっと、早すぎるけん、花芽ばできるだけそろえようと思って、今調整しよるとこたい。」
マンゴーの匠「上野マンゴー園」の上野幸伸さんがそう話しました。

これがマンゴーの花芽です。
ここから気温の上昇と共に大きく成長し、たくさんの花を咲かせます。
その様子は後程詳しく紹介いたします。

1週間ほど前に、「上野マンゴー園」さんの樹上完熟『アップルマンゴー』の栽培ハウスに現地取材に伺いました。
ここは熊本県合志市にある栽培ハウスです。

ハウスの中はこんな感じです。
これらがマンゴーの果樹たちです。
まるで熱帯雨林の林の中に入ったようですよね!

熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、匠の農家さん「上野マンゴー園」さんの、『樹上完熟アップルマンゴー』を、来年(令和3年)もネット独占販売いたします。
6月中旬から8月にかけての販売予定です!

「上野マンゴー園」さんは、熊本県で最初にマンゴー栽培を始めた、まさに匠の農家さんです。
そして来年でなんと26年目のシーズンです!
写真は収穫前の様子です。
マンゴー自体が樹上で完熟し、自ら最も美味しい時に、ネットの中に落ちてきたら収穫です。

その様子がこちら!
こうして、ネットに落ちたものだけを収穫し出荷します。
「上野マンゴー園」さんのマンゴーは、こだわりの『樹上完熟アップルマンゴー』なのです。

マンゴーの果実の収穫時期は、6月~8月です。
収穫を終えたハウスは、ビニールを全てはずして風通しを良くし、しっかり太陽の光を浴びさせます。

そして、寒さが厳しくなる11月下旬~12月上旬に、あらためて新しいビニールをハウス全体にかけるのです。
この連棟建ての広い広いハウスで、樹上完熟アップルマンゴー『煌(きらめき)』は育てられます。

そしてさらに、ハウスの中に内張をはり、地面にはマルチビニールを張り巡らし温度管理を行っています。
もちろん、ボイラーを焚き、加温もしています。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。

「上野マンゴー園」さんの『樹上完熟マンゴー』の栽培の様子も、もう何年も年間を通して現地取材してきました。
本来なら12月中旬の取材では、剪定作業を終え元気に育つ新芽を取材するつもりでした。

冒頭で紹介した花芽ほどではありませんが、こちらでもしっかりと形がわかるまでに花芽が成長していました。
ちなみに、みなさんはマンゴーの花を見たことがありますか?
ご覧ください!
これがマンゴーの花です!


マンゴーは、3月上旬からこのような小さくてとてもキラキラと輝くようなたくさんの花を咲かせます。
この小さな花がマンゴーの果実になる可能性がありますが、大きな花全体で、収穫できるマンゴーが1つあれば良い方です。
中央にミツバチがいるのがわかりますか?

この時期「上野マンゴー園」さんでは、契約している養蜂農家さんからミツバチを借り、ハウスの中を時流に飛び回らせ交配(受粉)を行っています。
この小さな花を人の手で1つ1つ受粉させるのは不可能です。
ミツバチはある意味その作業を一手に引き受けてくれる「上野マンゴー園」さんのスタッフの一人です。

ハウス内の取材のお礼と取材を終えた報告をするため上野さんに連絡を取ると、すぐ近くの苗床にいるとのことで会いに行きました。
上野幸行さんと上野秀子さんの仲良しご夫婦が出迎えてくれました。

その際に交わしたやり取りが本日のブログの冒頭で紹介したものです。
「剪定で残した新芽たちは、良く育って本当に良い感じばってん、花にばらつきば作るといかんけん、温度もおさえ気味にして、出来る限り花がそろうようにしよるとたい。」と上野さん。
「スイカの苗作りで忙しいのに、1日に3回も4回もハウスの温度を見に行くんですよ!」秀子さんがそう言いながら笑っていました。

「スイカの準備もあってお忙しいでしょうが、そのこだわりの徹底管理があの美味しいマンゴーになるのですから、来年も大いに期待してますよ!」と言うと、
「期待に応えられるごつ頑張るばい!」
マンゴーの匠はあくまで謙虚なんです。

「FLCパートナーズストア」では、今年も「上野マンゴー園」さんの樹上完熟アップルマンゴー『煌(きらめき)』と『ファミリータイプ』をネット独占販売いたします。
「上野マンゴー園」さんの『樹上完熟アップルマンゴー』のあの最高の美味しさを求め、すでに来年のご予約も頂戴しているほどの人気商品です。

販売は、6月中旬から8月中旬の予定です。
収穫までにはまだまだたくさんの手間ひまと、匠の技を要します。
枝吊り作業、花の時期の強い芽の剪定、摘果作業、ネットかけ作業などなど、数え出したらきりがなく、そのすべてを自分たちが納得いくまで惜しまぬ手間ひまで行っていくのです。
それらの様子は、また現地取材を行って、このブログでご紹介していきます。
令和3年度の「上野マンゴー園」さんの『樹上完熟マンゴー』にも、ぜひご期待ください!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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