FLC日記 2020年11月24日(火) 晴れ
熊本の旬の食材を販売する、ネットショップ「FLCパートナーズストア」では、令和2年度の「小春農園」さんの『ザ・みかん』を、ネット独占販売いたします。
明日(11月25日(水))12:30より、先行予約の受付をスタートします。
まずは、中世みかんの『ひのみらい』より出荷開始で、初回の出荷は、12月8日(火)です。
以降、毎週金曜日と火曜日に出荷いたします。
12月下旬までの出荷予定ですが、出荷予定の定数になり次第、予告なしで締め切らせていただきますので、ご注文はお急ぎください!
『ひのみらい(肥のみらい)』は、熊本県で開発され登録しているみかんの品種です。
「白川」という温州みかんに「はるみ」を掛け合わせて育成し、2007年に品種登録されました。
糖度が12~14度と甘く、酸味はややしっかりめで、酸味と糖度のバランスに優れています。
濃厚な味わいにもかかわらず、じょうのう膜が薄くて食べやすく、果汁も豊富なため、大変人気の高い品種です。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』は、全く飾らずみかんそのものの本当の美味さを楽しんでいただきたく命名された名前です。
2kg入り(袋)、5kg入り(箱)、10kg入り(箱)での販売で、大変リピート率の高い「FLCパートナーズストア」の人気商品です。
後ほどその理由はお話ししますが、昨年度は『ザ・みかん』の出荷を見送りました。
ですから、2年ぶりの悲願の出荷決定なのです。
ぜひ、「小春農園」さんの『ザ・みかん』をご賞味ください!
もちろん、ご贈答、ギフト、お歳暮の対応も致します!
※11月25日(水) 12:30より予約受付スタート!
購入したい方、詳細を知りたい方はコチラ
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「FLCパートナーズストア」
『ザ・みかん』生産地と生産者の紹介をします。
ここは熊本県山鹿市鹿北町にある、匠の農家さん「小春農園」さんの『ひのみらい』の栽培地(みかん畑)です。
この写真はほんの一部です。
「小春農園」さんでは、自然豊かなこの地の、陽のあたる山の斜面を利用して、『ザ・みかん』を栽培しています。
それにしても広い!
1人で歩いては、迷子になりそうなくらいです。
本日、令和2年度の収穫の様子を現地取材に伺いました。
「おはようございます!」と声をかけると、「小春農園」代表の小原正宏さんが「笠さんおはよう!」といつもの笑顔で答えました。
「いやぁ~、見るからに美味しそうなみかんですね!しっかりおへそが引っ込んで、甘さと美味さを閉じ込めてますね!」と言うと、
「さすがに、笠さんもみかんのことが詳しくなったねぇ~」
「昨年度は台風の影響でキズだらけになったけん、笠さんとこには出荷ばせんだったけど、今年は自信をもってお勧めできるみかんのできたばい!」と小原さんの収穫もとても楽しそうです。
こちらは、昨年のみかんの選果及び出荷場の様子です。
小原さんの話にもあったように、昨年度は台風の影響がひどく、果皮にキズがあるものばかりとなったので、市場へは出荷しましたが、弊社への出荷を見送りました。
しかしそれこそが「小春農園」さんのこだわりであり、人気の秘密でもあるのです。
正直言えば、この人気商品の出荷を見送ると言うことは弊社にとって大変痛いことでした。
しかし私は「小春農園」さんに100%の信頼をよせています。
ですから、その判断を尊重しキズがあるのを弊社のお客様には出荷しませんでした。
ですから今年は2年ぶりの出荷となります。
こちらは5月上旬のみかんの花の様子です。
「FLCパートナーズストア」を運営する株式会社旬援隊の代表取締役の私(笠泰紀)は、弊社で販売するすべての作物の、その栽培の様子農家さんの惜しまぬ手間ひまや匠の技を、年間を通して現地取材しこのブログで紹介しています。
「小春農園」さんの『ザ・みかん』の栽培の様子も、移植作業や花の様子、着果後の成長、摘果や枝吊り作業などなど、こうして年間を通してもう何年も現地で取材してきました。
写真は、6月上旬の着果の頃の様子です。
8月初旬の摘果作業前の様子です。
乾燥に強いみかんの果樹は、水を与えないと甘い果実を作ります。
しかし「小春農園」さんでは、十分に水を与えながらみかんが本来持つ力を利用して甘いみかんを育てています。
「小春農園」代表の小原正宏さんの8月上旬に行う摘果作業の様子です。
「水分も肥料も十分に与えた元気なみかんの果樹だけん、良い花がたくさん咲いて、こうして数多くの果実が実りよるとたい。」
「みかんは乾燥に強かけん水ば与えんと甘かミカンの育つけん、果樹園全体をマルチシート(ビニール)で覆い、極力水分ば与えずに育てる生産者も多かとたいね。ばってんうちでは、水は与え放題たい!」
「水ば与えないストレスで、みかんば甘く育てるのではなく、「水が足りない」という頑張りで、みかんば甘く育てる方法をとっとるとたいね。そして、この時期に一気に摘果して、大きく甘く仕上げていくとたい。」
小原さんは、そう言いながら匠の判断で1つ1つ丁寧に摘果作業を行っていました。
小原さんのお話を端的に説明するとこういうことです。
みかんは水を与えなければそのストレスで甘く育つ。
しかし「小春農園」さんでは、「水が無い!」というストレスで甘くするのではなく、元気な果樹にたくさんの実をならせ「水が足りない!」という頑張りで甘く育てるのです。
しかしそのままでは、甘くとも小さなミカンがたくさんできることになるので、時期を見て一気に3分の2にまで摘果して、きれいなみかんを、大きく甘く作り上げていくということなんです。
さて、本日取材した収穫の様子に話を戻しましょう!
小原さんの息子さんで「小春農園」専務の小原将輝さんが収穫作業を行っています。
将輝さんは、大学で果樹栽培を専門に学んだ言わばスペシャリストです。
「こうして、みかんのお尻がへこんでいるのは、成長時にみかんが、甘さと美味さをギュッと閉じ込めた証拠なんです。間違いなくおいしいみかんですよ!」と将輝さん。
このことを、取材の最初に小原さんに話したので、「笠さんもみかんのことが詳しくなったねぇ~」と小原さんが言ったのです。
「収穫してから少しの間は貯蔵して追熟させます。その為にも“2度切り”」は欠かせません。と将輝さんが2度切りを見せてくれました。
柑橘類の収穫にはせん用のハサミを使って、果実の枝を短く切りそろえ、他の果実を傷つけないようにしています。
「そうそう!笠さん!カルシウム剤の散布のことも購入いただいた方安心するようにちゃんと伝えておいてくださいね!」と将輝さんが話しました。
「小春農園」さんでは、みかんの収穫前に、カルシウム剤を散布して最後の仕上げを行います。
リンゴやミカンと言った果実を生産する農家さんの多くは、収穫後の果実の鮮度を保つため、樹上でカルシウム剤を散布します。
みかんの場合は、カルシウム剤を散布することで、浮き皮(果実と果皮の間に空洞ができること)を避け、美味しいみかんに育てることができます。
もちろん、食品としても認められている「カルシウム」なので、食しても全く問題ありません。
こちらは本日収穫したばかりのみかんたちです。
出荷の際の選果機のブラッシングをするだけで、カルシウムはほとんど取れてしまいます。
安全、安心もちろん美味しいにこだわる「小春農園」さんだから、きちんと伝えて欲しいと将輝さんは私に話したのです。
「美味しいですか?」と将輝さん。
将輝さんと採れたてのみかんを味わいました。
「私もこの商売をしてるのですから、味の感想はきちんと伝えますけど、今年のみかんも最高です!」と言うと、将輝さんは嬉しそうに笑っていました。
みかんの美味しさのポイントは、
1.みずみずしくあること
2.酸味と甘味のバランスがいいこと
3.みかんの味が濃いこと
4.後味がすっきりとすること
5.袋ごと食べてもとろけるような食感であること
と言ったところでしょうか?
このどれか一つでもかけていると、美味しいみかんとはいえないと思います。
みなさんも「小春農園」さんの『ザ・みかん』を食べてみると、必ずそれらの全てを実感できると思いますよ!
「小春農園」さんでは、現在、「小春農園」さんのスタッフ総出で『ひのみらい』の収穫を行っています。
収穫を終え、それらの中から選び抜いたみかんだけを弊社のお客様に『ザ・みかん』として提供いただいています。
間違いなく“本物”と呼べる美味さです!
「小春農園」さんでは、惜しまぬ手間ひまと匠の技で、『ザ・みかん』を美味しく甘く仕上げました。
「FLCパートナーズストア」では、「小春農園」さんの『ザ・みかん』をネット独占販売いたします。
大変リピート率の高い大人気商品です。
2年越しの、変わらぬ“本物”と呼べる味わいをぜひご賞味ください。
「みかんの味にそんな違いがあるはず無い!」とお思いの方も多いはず!
でも、食べればきっとわかりますよ!
ご注文は、下記「FLCパートナーズストア」のホームページより!
ご来店お待ちしてます!!
FLCパートナーズストア 笠 泰紀
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